2023年秋、橘湾岸スーパーマラニックW部門276km。金龍ランナーの称号へワラーチ挑戦記。その2、中盤戦

還暦あとの初戦。金龍ランナーを狙ってW部門276kmへ挑戦。
序盤83kmで思いのほか疲労感が強い。不安を感じながら、睡眠での復活を期待しながら。

そして、超ウルトラ。この疲労感が出てからの走りが、まさに超ウルトラ。ここからが本格的なスタート、と言う感じ。さあ中盤戦へ。

 

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淡々と夜間走

諸町の三叉路に戻り、ここからが1日目の夜の難関、山上り区間へ。

上りをひたすら歩く。そして、歩くと睡魔との戦いになる。

ちょうど男性と女性のランナーといっしょになり3人でおしゃべりしながら。これがかなり助かった。延々と登る、、、。

下りへ。しかし、疲労からなのか眠気からなのか、判断できないような感じで、ペースが上がらない。先は長いので、まだ無理はしちゃいけない、など頭の中で、走れない理由を探しているようにも思える感じ。

 

川原老人の家エイド。98km。4時40分着。

この15kmを2時間45分。この急坂歩きの多い区間で1時間に5km以上進んでいるので、許容範囲か。

このエイド、水餃子が美味しい!そしてボラの方達の優しさが染み入るう。

眠気もあるので、また10分ほど横になって眠る。これでもかなり回復する感じ。

5時5分、スタート。

 

茂木への17km、アップダウンの繰り返しは、、やっぱりここは長い。精神的にも辛い。ペースは上がらない。

が、この途中で、日が明けてきた。少し元気も出てきた。

 

茂木の長崎ハウスぶらぶらエイド。115km。8時10分着。

茂木では、たっぷり食事がとれた。今回、胃が調子良いのが助かる。

預けていた荷物から、栄養ジェルなどを補給。10分ほどの短い休憩でスタート。

 

日も明けて元気回復。少しペースを戻して進む、、、が、ここで、、、

中盤戦最大の大失敗

ロスト。

一つ目の峠を越えて街に降るところで、旧道と新道、どちらを走っても良い区間。旧道を走るつもりが、新道に進んでいた。地図と違うので、20分ぐらいウロウロ。しかも、とんでもない激坂をまさによじ登る、と言う状態。さすがにこれはおかしい、と、結局、引き返して、間違いに気づく。

なんでこんなところ間違えたのだろう。タイムロスと共に、相当な体力のロス、そして精神的なロスをしてしまった。

 

日見公園エイド。130km地点。10時55分着。

15kmを2時間45分。そこそこ走れていただけに、タイムロスが痛い。

ここでもしっかり食事。そしてベンチで10分ほど横に。これでも、かなり元気回復。

11時30分出発

 

中継地点、小浜を目指して

次の目標。と言うか、小浜に辿り着かなければ、後半103kmへ進めない。まずは、ここをしっかりクリアを。そしてできれば、小浜で少し眠る時間が欲しい、、。

 

そこそこ走りながら日見の街を抜け、右折して住宅街、漁港を抜けて、いよいよ「とんの山」への激坂登り(こんな激坂ばっかり)。地図を見ながらもコースが分かりにくい。若干迷いながらも信じて進むと、なんとかエイドに到着。

 

飯盛とんの山エイド。138km。13時5分。

前回のE部門の時、元気のもとになった「おはぎ!」。旨い!

そしてまた、ゴロリ、と5分ほど、わずかな仮眠。の後、スタート。

計算すると、ある程度しっかり進めば次の千々石海水浴場のチェックポイント、なんとか間に合う。ただ、小浜では20時のリスタートまでに休憩、睡眠時間が取れない、、どうしようう、などと考え始めた。

山を降りて、ここでなぜかまたロスト。まあ5分程度のロスだったが、地図が読めなくなってきているみたい。

街の人、親娘に道を教えてもらい、復帰。娘さんの女子中学生からは、「がんばってください」、、の応援があり、元気を頂きながら。

 

じゃがいも畑は、春のE部門の時は制限時間に向けてひたすら走ったが、今回は登りは無理せず歩き、平坦を走る、、で。体力も温存しながら。

 

飯盛経塚エイド。146km。14時30分着。

坂を降った向こうにエイドが見えたら、ボラの人が、手を振って!!と言っている。から元気を出して、手を振りながら辛い急坂を下って、エイド到着。ボラの人たちが本当に陽気で、元気をいただける。

 

国道の裏道の街並みをなんとか走りを多めに入れながら進み、国道に2回出ながら、110mほどの上り、降って、唐比温泉センターエイド、、、のところが、「春」のE部門のエイドだが、秋は無い。このまま通過して、海岸線へ。

千々石海岸を制限時間に向けてひたすら進む。

夕日が綺麗!

 

千々石エイド、チェックポイント。162km。17時30分着。

関門が18時なので、30分余裕があった。取り敢えずここをクリアできたので、後半戦、小浜温泉から先の区間に進める。ひとまず安堵。

嫁さんが、ここで待っていてくれていた。パスタなどを食べて少し小休止。

ここまでH部門のランナーさんたちは、時々抜いていく、ぐらいだったのだが、ここで、関門時間に間に合うようにと、続々とH部門のランナーさん達が到着して来る。みなさんすごい。まだまだ全然元気そう。

 

ここで日が沈んで、、ヘッドライトを装着。二晩目のランに突入。

 

中継点の小浜173kmまでは11kmほど。

小浜では、早く着いたランナーも、ここで小休止となる。後半103kmの島原から雲仙に向けては、20時に一斉にリスタートすることになっているので、それまでは、食事したり少し睡眠をとるなど休憩する。

ただし、自分のW部門の男子は、1.3km手前の別の公民館が休憩所なので、7時50分の一斉スタート、と少しズレるのだが。

なので、あと10kmほどなので、それまでには着けるかな、が、それでは休憩せずにリスタートになってしまう。1時間は休んで8時50分にスタートにしようか、などと考えながら走る。

 

まず激坂よじ登って(こんなんばっかり、、)、走ろうと思ったら、体調がおかしい。歩き主体に。少しすると落ち着いてきたが、慎重に。

あと5kmぐらいのところで、Hくんが追いついてきて、、。がんばって!と声をかけてくれて、元気に抜いて行った。(後で聞いたら、なんとH部門320km、優勝していた)

が、その後もペースも上がらず、ちょうど休憩所から7時50分にリスタートとするランナー達に声をかけてすれ違いながら、、、

 

小浜のW部門、休憩所に、7時55分、到着。

ここのボラの方々。知り合いのランナーさん達で、ご挨拶しながら。少し食事を。そして、さあ少し横になって30分ほど眠ろうか、、としていたら、、

ここで、「今回のたぶん最悪のアクシデント」、発生

なんとその休憩所。何かの手違いでダブルブッキング状態だったことが判明。20時半から地元の卓球教室で使用するので、開けてください、と。

 

短時間でも眠れれば、と横になったが、周りが準備で騒がしくなり、結局全く眠れず。

仕方なく一睡もできないまま20時35分リスタートとなった。

 

さあ、終盤戦へ。

二晩目。もう成るようにしか成らない。気を強く持ちながら。

2023年秋、橘湾岸スーパーマラニックのW部門276km。金龍ランナーの称号へワラーチ挑戦記。その1、序盤戦。

 

11月3日(文化の日)から5日の3日間。橘湾岸ウルトラマラニックを走ってきた。

これが還暦となって最初の大会。(2週間前の壱岐ウルトラは50歳代最後の大会)

今回、金龍ランナーを狙ってW部門276kmへ挑戦。

これまでの最長距離は今年の春のE部門217kmで、これよりさらに長いが、関門時間は、そのE部門よりかなり余裕をもって設定してあるので、大丈夫なはず、と信じながら。

 

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正規スタートなハズなのに、、

スタート時間は正規スタートの13時でエントリー。ただ、参加者リストを見ると、10時までのアーリースタートの人がほとんど。春にE部門を完走しているのでアーリーを頼んでもむりだろうな、、と正規スタートを選んでしまったけど、、大丈夫だろうか、不安に。

 

13時スタートなので、今回は前泊はなし。朝、8時に自宅を出発。

10時に長崎着。ちょうど10時スタートの人たちが出島をスタートしていた。

 

スタート地点、江戸町公園。公園前のコインパーキングにコルドリーブスを停めて受付。

嫁さん、何度かボランティアを手伝っているので、受付ボラの2人とも顔馴染み。

この橘湾岸を取り仕切っている阿部さんにもご挨拶。よろしくお願いします、、と。

 

10時半にいつも公園前の食堂、中華料理。ここが最高。ちゃんぽんセットで、小チャーハンと。

カウンターの横に1人ランナーさんが。同じ13時スタート。ご挨拶。いろいろ話をさせてもらった。

コルドリーブスに戻り、ひと眠り。

 

そして、ぼちぼち最終準備して、途中の茂木ぶらぶらと、小浜の休憩所用の2つの袋を預けて、、。

12時半ごろ江戸町公園へ。

阿部さんからのお話し。スタートは6人。皆さん、いかにも速そう。

 

春の217kmのとき元気をくれたHくんが応援に来てくれた。彼はハイパーダブル(H部門)の14時スタート。今回も、諦めずに頑張りましょう、と。



序盤戦スタート。

13時。いざ、スタート。不安と期待を胸に。

最初はキロ6分半ぐらい。やや速いかなあ。まずは、稲佐山への登り。330mを一気に登る。

春の時のように、近道の坂と階段へ。歩き。しかし、皆さん早い早い。どんどん行ってしまう。歩きがどうしてこんなに差があるのだろう。でも、ここは無理せずマイペース。

稲佐山展望台、7km地点は14時。

まあいつも通りのペースか。

下って、国道に出る手前のヤマダ電気のところのパンチ。春は見落として戻ったところだが、今回はしっかり済ませて。

そして270m、再度登って、あぐりの丘へ。

あぐりの丘エイド。25km地点。16時25分。

山道続きでも1時間7kmペース。いい感じ。

あぐりの丘からぼちぼち降って。ここで日が暮れてきて、ヘッドライト装着。

これまでは早朝の出発でこの辺はまだ明るい時間帯で、暑い中を走る感じだった。今回は、すでに日暮れ。さっそく夜間走となり気分的にはやや沈むが、暑い日中を回避できて、体力的にはありがたかったのかも。

 

この辺で、問題発生。この季節、乾燥のためかワラーチでのウルトラ走ると、足裏にひび割れができる。その防止のために、大きく割れる足指の付け根あたりに少しクッションのある傷用の絆創膏をつけて、その上にテーピングでぐるぐる巻いていた。が、そのクッションがずれて、足裏が変に引っ張られる感じに。

なので、しばらく座り込んで修正することにした。テーピングを一旦外して、クッションの絆創膏を外して、直にテーピングを巻いた。あとは全然大丈夫だったので、早めに修正して良かった。この辺はこれまでの教訓が生きていた。ワラーチの紐の閉まり方やバランスなど、足の状態などで変わってくるので、悪い感覚の時には、その都度、早めの修正が大切。

 

女神大橋、45km。18時55分。

ボラを手伝っている嫁さんの応援を受ける。そこそこ疲れも出始めているが、まだ大丈夫。1時間7kmのペースが続けられている。

うどんを食べて、10分ほどの休憩でスタート。

 

恐竜館までは、今回のW部門では、春の時のように伊王島に曲がらないので気が楽。

途中、7時スタートで伊王島を回ってきたH部門で7時スタートの人がちょうど100km過ぎたところで合流してきた。すごいなあ。自分より44km多く走っているのに、まだまだ元気そう。

 

恐竜館。65km。21時50分。

なんとか1時間7kmのペースが維持できている。でもまあそこそこ疲れてきたので、15分ほど、しっかり休憩。

この後、権現山へは、急な上り坂。とにかく歩け歩け。

 

権現山灯台、70km、22時50分。

登りは歩き通したが、なかなか良いペース。

一気に降って、海岸線を樺島へ向かう。

右折する諸町の三叉路の少し手前で、前回同様に私設エイドで今回も甘酒!これが本当にありがたい。

 

諸町の三叉路から右折して、樺島の公民館エイド78kmへ。

0時10分到着。

この辺で1時間6kmぐらいのペースに落ちてきた。

 

ここは樺島灯台から戻ってからしか休ませてもらえないエイド。ボラをしている嫁さんに声をかけて、水分だけ補給して、スタート。

灯台への急坂の登りは歩きだが、緩いところなど走れるところはそこそこ走りながら

 

樺島の灯台。80km。0時47分。

もどりは急坂の下りが続く。そろそろ足の負担になってきた。

 

樺島の公民館エイド、83km。1時16分。

スタートして12時間が経過。まあまあのペースか。

が、、公民館に上がって座ると、、、あれ、、なんだか身体が、やたらきついぞ、、、。まだ83kmなのに、どうしたんだろう。へたり込む感じ。

嫁さんにカレーを普通盛りで頼んで。胃は調子良かったので、まあこれはなんとか食べれて。が、この妙なキツさはなんとかしなければ、、と考え、15分ほど睡眠をとることにした。

 

起きると、ある程度回復。だが、先がきついなあ、と思い始める。

1時55分、公民館を出発。トータル40分ほどの休憩となった。

 

ここまで序盤戦。ある程度良いペースで進んできたが、突然、一気に疲労感が。大丈夫だろうか。

不安を持ちながら、中盤戦へ。

ワラーチで壱岐ウルトラマラソン。キャンピングカーで旅ラン満喫

毎年恒例となった壱岐ウルトラマラソン。5回目の参加。

 

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今回は色んな面で、ますます充実の旅ラン、満喫となりました。

ワラーチで壱岐ウルトラマラソン。コルドリーブスで旅ラン満喫

 

前日の夜、壱岐入り

いつものごとく、前日の10月21日金曜日に、最終便フェリー20時35分発で壱岐へ。

1時間前に博多の築港に到着。車を停める場所も、もう慣れたもの。予約のチケットを購入して、自分は車で、カミさんは普通の乗船口から乗船。

2時間ほど、ほぼ睡眠に使って、11時前に壱岐に到着。

今回はあらかじめTシャツもゼッケンも事前送付。フェリー乗り場での受付は不要。これはこれでありがたい。

いつもどおり、スタート地点の壱岐の島ホールの駐車場へ。ここで車中泊。ビール飲んで就寝。

 

新コースの壱岐ウルトラマラソン

3時半に起床して、おにぎり食べて準備して、4時30分ごろスタートの会場へ。

ラン友たちとご挨拶。

まだ真っ暗な中、5時に、MC石原早百合さんのあの元気な声と共にスタート。

 

今回、前半の50kmはあちこち新コースになっている。

端的に言うと、、、、よりやばいコースに。ことごとく、山の上り下りが加算されている。

スタートの直後から、あれれ、と言うほど山登に入っていく。30km付近のイルカパークでは、折り返し地点がより遠くに。そこは上り下りの先で、折り返して、すぐにまたその上り下り。

50kmの中継点の前には、嫌がらせのように左折して山間区間へ。峠が3つと聞いていたが、なんのなんの、峠の他にも細かいアップダウンが延々と。まあ、笑うしかないコースを満喫させられました。

絶好のマラソン日和

今回、予報では最低は12度。日中も19度。その予報通りの絶好のコンディションでのランニング。

コースは厳しくなっているが、気持ちよくランニング。

壱岐ウルトラマラソン。海岸線の絶景

思いのほか調子良い。

毎年、何度も先回りしながら「予測ゴールタイム」を教えてくれる審判員の方がおられて、ランナーの皆さんに声をかけてくれる。

「12時間切れるペース!」、、の言葉を力に、がんばって、、

65kmで内服したロキソニンの助けも受け、

 

そして、あちこちの絶景の海岸線を満喫しながら、、、(気温が低くて晴天で、、こんなに絶景の壱岐の海岸、贅沢すぎる!!!)

11時間49分台。

100kmウルトラの自己ベストでゴール。

大満足のウルトラとなりました。

 

数々の出会いと再会、も壱岐ウルトラの楽しみ

あちこちで出場するウルトラの大会では、色んな出会いや再会を楽しめる。

それが、今回の壱岐ウルトラでは、さらにさらに!

スタート前に、後輩との再会。フルマラソン2時間20分の強者。今回初ウルトラに挑戦とのこと。結果的に後半に撃沈したらしい。それでも5位。すご、、

 

猿岩では、以前しわいウルトラで一緒になった方と再会。この方、昨年の壱岐では応援に回っていて、沢山パワーを頂いた。

 

今回のTシャツは、出身高校の同級生で作った赤い「還暦Tシャツ」。その背中にプリントされた高校名を見て、同じ高校卒業の後輩から声をかけてもらった。その他、高校名を知っている福岡出身の方々からも。

北九州の方は、ラグビ〜ワールドカップに自分の高校出身の下川くんが代表で出場していたことを知っていて、その話題で盛り上がった!

 

久留米のラン友と並走したり、、。

 

以前ブログで見ていた「ひまりんさん」ワラーチランナーとご挨拶できたり。

 

嬉しいのが、エイドで、ゼッケンの「まえのマン」を見て、「あっ前も出てましたよね!」と、何度もあちこちで声をかけてもらえた。

ある漁港では、応援で道端に座っていたおじさんが、ゼッケンではなく、走っている自分を見て、「あんた去年も走っとったろ?」と。覚えてくれていた!

 

那覇ラソンTシャツの方から、「ブログ書いている人ですよね」と声かけられたり、、(初めての経験だった)

 

去年、さんざん応援しくれたカープのユニフォームのおじさんと姉さん!。今年も会えるかな、、と楽しみにしていたが、あちらも覚えてくれていて、昨年以上に精一杯応援してくれた!

 

そして、、MCの石原早百合さん。今年の隠岐島ウルトラの翌日、お話しできたのだが、ゴールの時に気がついてくれて、ハイタッチ。さらに、ゴールゲートて写真撮っていたら、なんと突撃インタビュー!。

壱岐ウルトラでMC石原早百合さんからインタビュー

 

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おまけは、帰りのフェリー乗り場で、YouTuberでウルトラランナーのみゃこさんとお話しできて。

壱岐ウルトラマラソン みゃこさん

 

なんだか盛りだくさん。

 

壱岐の味も満喫

壱岐って、色んな美味しいものが溢れている。

今回も満喫。

ランニングのゴール後は、湯川温泉で汗を流した後は、

恒例の「乃もと寿司」

ちょうど別用で壱岐に来ていた後輩を誘って、絶品のお寿司!もう最高!

壱岐ウルトラマラソンのゴールの後は、乃もと寿司

22日日曜のお昼は、芦辺の「うめしま」で焼肉

昨年はゴール後に友人と行ったが、ラン後の虚脱で思うように食べれず、今回リベンジ!やっぱりそうとう美味しかった!

郷ノ浦に戻って、「イチノコーヒー焙煎所」。

ここは外せない。

知らないとなかなか辿りつけないかも、、の、路地に入って、看板もないし。でも、最高のコーヒー。ドリップコーヒーは、深煎りのケニアを入れてもらって。豆は、浅煎りのボルネオ。

https://ikishimagurashi.jp/5062

何度来ても、何度走っても、毎回さらに新しい経験。楽しさは毎年、指数関数的に増している。

また、来年も来よっと。

 

 

 

スウェーデンのMALMÖ(マルメ)で、思い出たっぷり旅ラン。

海外出張の帰り、留学中の息子に会いにスウェーデンのMALMÖ(マルメ)に寄り道。

デンマークコペンハーゲン空港から、列車で海の橋を渡ってすぐ。

 

何はともあれ、朝ラン

観光名所の旧市街を少しウロウロして


海岸線に出る。対岸はデンマークコペンハーゲン


名物の捻れた高層マンションを見ながら、、

 

公園には、なんと野ウサギ!!息子に聞いたら、街の公園、どこにでも居るよ、と。

 

想定外の旅ラン!

旧市街に戻ったら、中心部の広場でイベントの準備をしている。聞いてみたら、夜にランニング大会があるらしい。で、当日受付も可能!と。なんというグッドタイミング!

5kmと10kmがあったので、10kmにエントリー!

走ってきました!

最初、自分のランニングTシャツを着てスタート地点に行ってみたら、ランナーの9割以上は大会の参加賞Tシャツ。で、慌てて自分もTシャツに着替え。

なんだか感覚が日本と違うなあ!みんなでお祭りを盛り上げよう!みたいな雰囲気。

 

ワラーチは、、、たぶん自分だけかも。ほとんど地元のスウェーデン人の中に、ぽつんとアジア人がワラーチ履いているものだから、、ジロジロ見られて、かなり浮いてた。

 

で、楽しく10kmラン。

 

想定外の、濃厚な旅の思い出ができた!

こんなのも趣味がランニングという特権かな。旅ラン最高!

コルドリーブスで第2回周防大島マラニックへ、旅ラン日記

もう3ヶ月も前になるが4月23日、昨年に引き続き、周防大島マラニック100kmを走ってきた。

 

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その後、仕事が慌ただしくなりブログにアップできなかったが、やっぱりすごく良い大会だったので、しっかり紹介しておこう。

 

第2回となる周防大島マラニック

昨年から始まった、この周防大島マラニックだが、今年は、開催が1ヶ月ぐらい早くなっている。暑さがかなりきびしかったからかな。やはり季節的には、この時期の方がありがたい。

さらに自分の個人的なところでは、今年の最大目標は、ゴールデンウィークにある、橘湾岸217kmの完走。なので、1ヶ月前に大村湾一周の130kmを走って、10日前に、この周防大島という感じで、ちょうどいい距離練習にもなる。(結果的に、橘湾岸、完走につながった!)

そして、昨年の第1回は、昨年のブログにも書いた通り、第1回ならではの、もう少しこうだったら良いのにな、、と言うところがいくつかあったので、それがどうなっているか見るのも楽しみ。

 

前日の土曜、コルドリーブスで周防大島

昨年は、色々と行き当たりばったりで、自分としても反省点が多かった大会。

なので、今年はしっかり計画。

17時には到着して前日受付をしたいので、昼前には出発。

昼飯はコンビニで買って、食べながら。

やっぱり5時間ぐらいかかったが、余裕をもって前日受付終了。

すぐ横の温泉、遊湯ランド、に入って、リラックス。

夕ご飯はお寿司。

かわい寿し。

www.tripadvisor.jp

周防大島の道の駅サザンセトとうわ、の前。

昨年はいっぱいで入れなかったので、今回はしっかり予約して。

やっぱり海のある街で食べる寿司は最高。地元の海の幸がたっぷり。

周防大島、かわい寿し

特に気に入ったのが、姫貝。初めて食べたと思う。すごく美味しかった。

周防大島、姫貝



夜は、スタート地点の横、片添が浜オートキャンプ場を今回はしっかり予約。

雰囲気も良いし、すごくよかった。トイレも近いし。翌日のスタート地点もすぐそこ。

しっかりゆっくりできたし、ベストチョイス。

 

周防大島マラニック、島をグルリと一周の旅

3時半に起床して、おにぎりなどを食べて、のんびりと準備。

4時半ごろ、スタート地点へ。

周防大島マラニック100,

 

ワラーチもそこそこいる。10人ぐらいは居たのでは。300人参加なので、結構な比率かも。

朝日で空が開け始めて、朝焼けで綺麗!

5時、昨年と同じ元気なMC兄ちゃんの声でスタート!

周防大島マラニック100、朝焼けの中スタート

綺麗な朝焼けを見ながら気分良くスタートしたが、、

今回、とにかく風が強かった。特に最初、島の北側に出て東に向かうところが、モロに向かい風。強いところは進むのに苦労するぐらいだった。

晴れて、気温はそれほど高すぎずで、それは絶好のラン日和で良かったのだが、とにかくこの風が、。まあこれも島のウルトラの醍醐味でもあるのだろう。

 

さあ、エイド。前回、全体的に炭水化物が少なくて困ったけど、今回、しっかり炭水化物が増えていた!助かった!

強いて言えば、、おにぎりがちょっと大きすぎたかも。。。ウルトラの途中ではちょっと食べにくいサイズかも、、。贅沢言ってごめんなさい、、。



前回、最初飛ばしすぎてバテたので、今回はしっかりキロ6分半を超えないペースで。何より、橘湾岸のスローペースの練習でもあるので。

それにしても、海岸線のラン。本当にいいなあ。海を見ながら。特に、この周防大島は、場所場所によって、色んな海の風景を見ることができる。

その先のエイドも、穴子寿司、や、ほどよいおうどんや。なかなか良い感じ。

周防大島マラニック100。あなご寿し




今回1番の驚きのエピソード

途中、自転車で周りながら友人の応援をしている女性が居るなあ、と思っていたら、その人が突然話しかけてきた。

「勉強会してませんでしたか?」、、、、え?

なんと同業者で、自分のオンラインの講習を試聴したことがあったらしい。

走っているときは、仕事中の表情とかなり違うはずだが、よく気がついたなあ。そして、話してみると、共通の友人も。世間は狭いなあ、、。



あとは、ウルトラあるあるで、抜きつ抜かれつ、のランナーたちと話をしながら。これが楽しい。



今回、嫁さんはスタート地点の島の東側から電動自転車で島の山道の尾根を一気に東西に抜けてきて、ほぼ島の西端のエイド、66kmのピザ屋さんまで来て、そこで昼飯食べて応援、と言うプラン。と言うことでここで合流。しばしおしゃべり。かなり疲れも溜まってきていたが、リフレッシュして、嫁さんに見送られてスタート。



今回、ワラーチは、橘湾岸で使用する予定の底が少し厚い10mmのものを履いてみた。が、、紐の具体がイマイチで、鼻緒のところが擦れて、皮が少し剥けたり、血マメができたり。なので、この辺で、予備で持ってきていた6mm底のいつものワラーチに戻した。真田紐の結び具合、橘湾岸までに、うまく調整しとかないと、、。

 

その先での奇遇。

しばらく走ったあと飲み物を買おう、とコンビニに入ったら、

あれ?嫁さんがいる?。

先ほどのエイドから、また尾根を通ってスタート地点に戻る予定だったのに。

なんと途中道を間違えて、この海岸線に出てきてしまって、ちょうどコンビニがあったので入った、、と。あれれ。なんというタイミングの良さ。

と言うことで、この先しばらく海岸線を戻るということで、伴走することに予定変更。



後半、島の北岸も、ぼちぼち元気に

75kmの大橋のところ。前回は、ここからが、全く走れなくなった。今回は、まだまだ元気。



80kmのエイドは、嫌がらせのような激坂の上。ただ、これも今回は問題なく、そこそこ走りながら上まで登れた。

 

85kmは、前回のミカン鍋があったところ。が、、暑さでとても食べれなかった。のが、今回は、鍋はなし。やっぱり食べにくい、と言う意見が多かったのかな。

エイドの場所も少し変更されていて、そこで、今回は、いちご大福と桜餅。こんな甘いものが本当に助かる!

 

その後も、今回はゆっくりペースだが、しっかり走り続けられた。

最後、ゴール前の島を南に横切る坂道もしっかり走って、、ゴール!

周防大島マラニック100、ゴール!

13時間5分。前半50kmは6時間弱。後半50kmは7時間とちょっと。

橘湾岸に向けて、良い練習になった。ちょっと良い感じの走り方の感覚も発見できたし。

 

ゴール後は、ミカン鍋。ここに変更になっていた。

少し気温も下がって、ここなら暖かいみかん鍋、最高!おいしい!ゴール後の水分と栄養分をしっかり補充できて、満喫できた。

そして、、まあ書いてきた通り、昨年の第1回で、もう少しこうなったら良いのにな、と思っていたところ、ほぼほぼ全部、良くなっていた!。すご。

最高の景色と、暖かいおもてなしと、で、最高のウルトラ大会の一つになってきた!!今後も、益々良い感じになっていく感じがして、さらに期待、大!!!

さあ、帰路へ

ゴール後の課題が、ゴール後20-30分して、あるいは風呂に入った後に始まる虚脱のようなきつさ。起き上がると気分が悪くなるのでとにかく横になっておくしかない。吐き気もあるし。

そのため、昨年は、完全にダウンしていて、嫁さんの運転のお世話になった。

 

2週間前の大村湾一周のとき、梅干しで塩分を十分摂ってみた。そしたら、この虚脱感が無かったの。なので、今回も、しっかり梅干しを摂取。そのおかげか、ゴール後、大丈夫。お風呂も入ったが、虚脱もせず。

なので結構元気。

今回は逆に嫁さんの方が、丸一日、自転車でけっこう疲れていたので、自分がリベンジ運転手。

 

1時間ぐらいで、高速へ。その後もそこそこ走って、下関の前の王司まで行けて、そこで車中泊。冷蔵庫でキンキンに冷えたビールが旨い!キャンピングカーならでは!

 

月曜、朝。

5時まで熟睡して、さあ出発。

7時ごろに帰宅し。ちょっと休憩して、出勤。

肉体的な疲労なんかは少々あっても、精神的なリフレッシュが大切!最高の充実週末旅となりました!

 

コルドリーブスで隠岐島ウルトラマラソン、旅ラン日記。その3、ラン後観光。

隠岐島ウルトラマラソン。なんとか完走!

それにしても、キツかったが楽しいウルトラだったなあ。島の自然を一周分まるまる満喫。

応援も熱い!集落にでると、熱い中なのに、皆さんで精一杯応援してくれている!熱い島の皆さんの気持ちも満喫!

やっぱり来て良かった!!!

 

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充実感に浸りながら、ラン後の観光を楽しもう。これこそが、キャンピングカーでのラン旅の醍醐味

 

ウルトラ明け、爽やかな朝

6月19日月曜。朝は4時ぐらいから目が覚めて。比較的元気。(と言うか、年のせいで、足の凝りは二日後に来るので翌日は大丈夫)

海洋スポーツセンター前の海岸線を嫁さんと、のんびりお散歩。

8時に事務所へ行って、コーヒー頂いて、感謝のご挨拶。

さあ観光へ出発。

まずは乳房杉へ。東の海岸側からはある程度整備された道があるが、西側の海洋スポーツセンターからそちらに回ると時間がかなりかかる。なので西側から山道を抜けて行くことにした。道は思ったほど悪くなかったが、周囲の木の枝が整備されていないので、車高が高いキャンピングカーでは、天井に枝に引っかかる道が延々と続く。スピードをかなり落としながら進み、ようやく到着。まあそれでも海側に回るよりは早く着くことができた。

そして乳房杉。確かにすごかった。神秘的。これは確かに地元の信仰の対象になるだろうなあ。一見の価値はある。

隠岐島ウルトラマラソン。ラン後観光で乳房杉

次は、とかげ岩。一旦東側の海沿いに出て、また山道を登る。確かにトカゲ!。遠くから見るだけだが、確かに面白い。

そして、ウルトラ後の、あるある。ウルトラに出た人のグループに会って、お話し。前日の話で盛り上がる。こんなのも楽しい思い出。

そして、かぶら杉。初日に見落としたところなので、今回は慎重に。まあ道沿いのさりげないところにそれとなくあった。でも、ちゃんと駐車場がある。なんで気づかなかったのだろう。で、まあ確かにすごい。よく道沿いにこんなのがドーンと立っているなあ。

隠岐島ウルトラマラソン、ラン後観光で、かぶら杉

と言うことで、ある程度、島の名所は一通り巡って、観光は終了。

 

隠岐島で頂いた、ご縁!

昼飯は、西郷の街ぐらいしかないので、戻ってきた。またフェリー乗り場前の駐車場にコルドリーブスを停めて、街を歩く。

そしたら、なんとなんと、初日に夕食を食べた「青柳」の大将が、自分達を見つけて、喫茶店からわざわざ出てきてくれて、「どうだった?」と声をかけてきてくれた。

感激!

完走しました、、とご報告。

そしたら、その喫茶店の中にはウルトラマラソンのMCさん!あの甲高い元気な声の、石原早百合さん。隠岐島ウルトラには毎年来ていて、その「青柳」の大将と女将さんと、とても親しくしているそうで、隠岐島のお父さんお母さんです、と言っていた。次は、今年の壱岐の方のウルトラで、またお会いしましょう、、とご挨拶させてもらった。

そしてそして、、そんな話しをしていたら、ちょうど別のおじさんが喫茶店に入って来て、仲間に加わって来た。と思ったら、私に向かって親しげに、「完走できた?」と聞いてきた。見覚えあるけど、どなただったっけ、、と思ったら、なんと初日にGOKA温泉に行った時に、お風呂の中で、ゆっくりサシで話をしたおじさん!だった。なんと言う偶然!。と言うか、ご縁。こんな事ってあるんだ。

 

隠岐島ウルトラマラソン。隠岐島での出会い。

 

隠岐島が、一気に身近な所、という感覚になった瞬間だった。

 

しばらくおしゃべりして、昼ごはんは、青柳の大将から話を聞いて、ランチがあるマスヤという喫茶店。「白ばい」のフライの定食。これは他ではまず食べられない、、、なかなか美味しかった。



昼飯後は、すぐにフェリーへの乗り込み時間に。乗り込んだらデッキに出て、島の皆さんのお見送りを受けながら、帰路へ。

本当にたくさんたくさん、思い出ありがとう!

 

おまけ、、

七類に着いてフェリーを降りる準備で1階の車のフロアへ降りて行ったら、すぐ後ろの車に向かう親子連れがいて、「どうでしたか?」と、声をかけられた。見ると、初日、GOKA温泉の入り口で話をした親子だった。これまた、なんと言う偶然、と言うか、ご縁。

 

さあ、ここからは陸路で帰路へ。

七類を17時過ぎに出発。疲労感を見ながら、今晩中に行けるところまで。

宍道湖横を通り、出雲自動車道を南下。三次から中国自動車道

パーキングエリアで、晩御飯。尾道ラーメンの大盛り。ウルトラの後は、やっぱりラーメンが最高のカロリー補給、塩分補給。

しばらくまた走って、22時を過ぎて来た。疲れて来たので、下関の少し手前、美東PAで一泊することに。

こんな、フレキシブルなプランで旅ができるのが、キャンピングカーの醍醐味。

冷蔵庫からキンキンに冷えたビールを出して、プハー!!

 

20日火曜

ゆっくり熟睡して、朝は5時に起き、出発。2時間ほどで家に到着。

ウルトラ2日後と言う事で、足の凝りが始まって来てる。

家で一休みして、8時から、さあ出勤。

 

と言う事で、キャンピングカーでの、隠岐島ウルトラマラソン。精一杯満喫できた旅ランでした。
島にご縁もできたし、是非また行かねば!

 

コルドリーブスで隠岐島ウルトラマラソン、旅ラン日記。その2、出走記。

 

以前から走ってみたかった、隠岐島ウルトラマラソン

コルドリーブスでの旅。金曜、土曜と島をのんびり満喫して、

 

kimamanitabishitetanoshikurun.hatenablog.com

 

いよいよ18日日曜、マラソン当日!

 

スタート地点、西郷港へ。

3時半に起床。

朝ご飯を電子レンジでチンして、ふりかけで頂く。

前日にゴール地点、「総合体育館レインボーアリーナ」の近くの公園駐車場横にウォシュレット付きの綺麗なトイレを見つけていた。ので、まずはそこまで行って、で、トイレ良い感じで済ませ、、

 

スタート地点、港のあたりで降ろしてもらって、スタートの準備。4時過ぎでも、十分明るい。荷物を預けて、

嫁さんは1kmちょっと離れたゴール地点近くの文化会館の駐車場にコルドリーブスを置いて、歩いてきて(ありがとう、、)。5時スタート少し前に合流。

ワラーチで隠岐島ウルトラマラソン。スタート前



ワラーチ軍団の写真に参加させてもらったり、

隠岐島ウルトラマラソン。ワラーチ軍団

悪代官様にご挨拶したり、、(屋久島、奄美大島、、なぜか島でお会いする)



いよいよ隠岐島ウルトラマラソン

5時、マラソンではお馴染みMCさん石原早百合さん(壱岐ウルトラでも聴き慣れた)の元気な声で、スタート!

ぼちぼちキロ6分半程度で進むが、、晴れとの予報が外れて曇り空。ラッキー、と6分そこそこのペースに少し上げたりしながら、進む、、が、、1時間ほどして気づく。

蒸し暑い!!

湿気が強くて、汗がどんどん出る。思いのほか、きつい。

20kmころ、やばい、と思い始める。汗がとまらない。



30km最初の関門。中村。

応援ツアーバスで来ている、嫁さんの応援を受ける。

が、ここで嫁さんにも、やばい、暑い、きつい、、と思わず弱音をはく。とにかく完走を目指すから、と伝えて、スタート。この頃は、まだ、水分と食べ物もしっかり入っていた。

隠岐島ウルトラマラソン。楽しい地元応援

 

48km中間地点まで難関、山道へ

ここから標高200mを上る山道へ。

そしてこの頃から空の雲がだんだん減ってきて日差しも強くなり、それまでの湿気に直接の暑さも加わってきた。つらい、、。

カープのSLYLYのユニフォームのランナーさん(50kmからはワラーチで走る、と)

やら、けん玉しながら走る方(後で嫁さんに聞いたら、こちらの奥さんとツアーバスで一緒だったと)などと上り坂を歩き、走り、暑い、、やばい、、と声を掛け合いながら。

 

Hentai Runnerと書いてるTシャツのランナーさんとときどき話をしてたら、やがて、このトンネル抜けて降ると、焼肉エイドですよ、と。で、へえ、そんなエイドがあるのか、と思って降って行ったら、元気な私設エイド。で見ると、なんと泡つきドリンクが!!。ちょっと怖かったが、少し頂いてみた。で、走ると確かに少し元気になっている、、が、、まあ10分ほどで効果はすぐに切れた。

 

48km、レストステーション。ここも嫁さんの応援ツアーポイント。で、色々と面倒見てくれて、食べ物やら飲み物やら取ってきてくれる。ありがたい、。が、、素麺食べて、。で、カレー食べる?と聞いてきたけど、無理。もうこの頃にはすでに胃がヤラれている。受け付けそうにない。胃薬飲んで、回復を願う。

ここで15分ほど、しっかり休んで回復を図る。

 

後半戦スタート。脱水との戦い。

11時20分。出発。あと1.6kmを10分ほどで行けば、50kmを11時30分にスタートする川内選手に抜かれるという、この隠岐島ウルトラ名物、川内選手との追いかけっこを経験できる。

頑張って進んだが、、、休みで固まった体でなかなか走れず、1分前ぐらいにスタート!!の声。残念、追いかけっこ参加できず。

 

ここからは、とにかく脱水との勝負。雲もかなり減って、日差しと相変わらずの湿度攻撃で、一段と暑い。元気の波の調子をみながらある程度走れはするが、飲めども飲めども、全然尿意がない。試しにエイドでトイレに入るが、ほとんど尿が出ない。やばい。

さらに、飲んでばかりいるので、胃がさらに痛くなってくる。

60km過ぎから100m以上の峠越えが3つ続く。登りをなんとか体力温存。走りは入れるが、無理せず。

ちなみに、この隠岐島ウルトラのゼッケン。胸のゼッケンには高低差の表を付けてくれている。しかも上下さかさま。つまり走りながら、自分のゼッケンを見ながら、どれほどの峠があるのかを確認できるようになっている。これが本当に有難い。

なんとか乗り越えて、76kmエイド。3ヶ所目の嫁さんの応援。

この時も食べ物は、なんとか素麺を少しぐらいで固形物はとても入らない。

 

後半、1/4へ。

関門の時間を計算しながら、の勝負が始まる。1時間あった関門の余裕が、関門に着くたびに少しずつ余裕を吐き出している。

ゴールの制限時間まで、1時間6kmのペースでは間に合わないが、それより少しでも早ければ間に合う、、。のだが、まだまだある程度のアップダウンもあり1時間7kmが保てない、、。

ただし、この頃から雲がまた増えてきて、日差しは落ち着いてきたのが少し助かった。

泊まっていた海洋スポーツセンターのある湾に出ると、知った場所なので、少し元気がでる。海洋スポーツセンターでは、バンドが演奏してくれている。センターの係の女性の人が気がついてくれて、応援してくれた。さらに元気が。

隠岐島ウルトラマラソン。海洋スポーツセンター

そこを過ぎて、空港の方向へ向かって登る。この辺で、制限時間に間に合いそう、と、ようやく確信が持てるように。

最後、あとはほぼ下りのみ。それまではもう足も残っていなくて下りでも苦しんでいたのに、気が楽になったからか、下りに乗ってキロ6分半ほどで楽に走り続けられる。こんなことがあるから不思議だなあ。

隠岐島、ゴール前のおかえりなさい横断幕

いよいよゴール地点。トンネル抜けて、最後のちょっとだけ激坂を登って。

嫁さんと合流して、いっしょにゴール!!。

14時間11分。

きつかった!!

隠岐島ウルトラマラソン、ワラーチで完走



ゴールの後は、やっぱり、、

隠岐島ウルトラ。例年は完走率は80%以上あるのに、今年は62%だったらしい。やっぱり今年の暑さ、と言うか湿気は異常だったんだ。

ゴールして水分補給を、と思うが吐気が強くて少しづつしか取れない。

しばらく横になって回復を図る。

制限時間に向けて次々にランナーさん達がゴールしてきて、途中声を掛け合った人たちと健闘を讃えあいたかったが、とても起き上がれない。

 

30分ほどして、なんとか起き上がり、吐き気と戦いながら、駐車場まで歩いて行って、コルドリーブスに乗り込む。嫁さんの運転で海洋スポーツセンターへ。

最近はいつもゴール後、こんな状態、情けないなあ。でも今回、暑すぎ、、仕方ないか。

あとは、すぐに就寝。本当は余韻に浸りながらゆっくり食事を楽しみたいのだが、、、。

まあ、なんにしても、完走できて良かった、、の精神的な余韻にはどっぷり浸りながら。