調子はボチボチ、で中間地点のエイドに到着。
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カレー食べて、応援の嫁さんと少しおしゃべりして、。
さあ後半戦へ。
50kmのスタート
さあ再スタート、と時計を見ると10時59分
あらら、、
ここからスタートする50km部門が、11時のスタート。
走り出しながらアナウンスを聞くと、ちょうどカウントダウンが始まったところ。30秒前、20秒前、、とか言っている。
どうしよう、、スタートを待とうか、、でも全員スタートをやり過ごすと、1−2分はかかるだろうし、、、
まあいいや、スタートしちゃえ。
スタート直後の登り、細い歩道で、まだまだ元気な皆さんが、、どどど、、と一気に抜いていく。
後半も、最初の方は、若干のアップダウンはすぐに始まるが、清石浜や左京鼻など、海岸線のいい景色のところが繰り返し出てきて、気持ちよく走れる。
ここでも、たくさんの出会い。
50kmのランナーと並走するので、周囲の人が一気に増える。知り合いに会ったり(ワラーチで、すぐに気が付かれる)、ゼッケンに書いてある住んでいる場所を見て、同郷の人から声をかけられたり。
応援も、以前しわいウルトラで走っているときに一緒になった人が、今回奥さんの応援に来ていて、先回りで何度も会って応援してくれる。ありがたい。
原の辻遺跡へ
65kmを過ぎて、広い平野へ。原の辻遺跡があるところ。
まずは遺跡をぐるっと。この辺のコースはS字状に回るように設定してあるので、すぐ目の前に先のコースが見えるのに、そこには行かずグルッと遠回り、が何回か繰り返される。そのすぐそこに見える目の前のコースに到達するのは、ぐるっと回って何キロも先、と言う感じで、若干辛い感じ。
きれいな景色に、気を紛らわせながら。
ワラーチランナーともおしゃべりしながら、淡々と進む。キツさも出て来たが、登りで時々少し歩きは入るが、まだ走り続けられる。
74kmぐらいに、すぐ右に筒城小学校のエイドが見える。がそこは82.5kmのエイド。エイドで休みたいが、その左の道を通過する、、
半島をぐるっとめぐった後でないと、このエイドで休めない。またまた、苦悩のS字状コース。
元気な応援団との出会い
この頃から、、繰り返し先回りして応援してくれる、カープのユニフォーム着たおじさんと白いTシャツの元気なお姉さんのペア、の応援が始まる!
自分の周辺のランナーはみんな何度も会うので、次第にお互いに顔を覚えてきて、会うたびに、みんなに声をかけて応援してくれる。
先回りに抜いて行く時も、乗っているジープの窓から手を振って、一人一人声をかけて応援してくれる。壱岐ウルトラのテーマソングなど歌を流しながら走ってくるので、後ろから歌が近づいて来ると、あ、来た来た、、と分かる。で、こちらも手を振り返す。
その先で、また待って応援、を5-6回、、もっとかな、、を繰り返す。本当にたくさん、元気をもらった。
筒城浜の広い公園。81kmエイド。ここは広くて気持ちがいい。
鬼滅の刃の煉獄の仮装のランナー(エイドの中学生に大人気)、、の人と並走したら、同郷だった。ゼッケンに出身地を書く欄があるのは、ほんと、良いアイデアだなあ。楽しい。
壱岐ウルトラ名物の急坂へ
そして、ここからがいよいよ激坂の第1弾、登場。ここは登山道か!と言うような急な坂!壁。走れるわけない、、と言う感じ。
なんとか歩きで登って、その先、ようやく1時間以上前に横目に見えた筒城小学校エイドに到着。長かった、、。
ここから上り下りを繰り返す。ゆるい登りでも歩きが入る時間が少しづつ増えてくる。ただ、下りの走り方が少しは上達したので、なんとかそこは走りながら。それにしても下りも激坂がところどころあるので、これは本当に足にこたえる。この辺が一番辛かったかなあ。
88km過ぎエイド、マリンパル壱岐
マリンパルで、嫁さんの応援。さあ、あと10kmとちょっと。少し先が見えて来た。
しわいウルトラの人も居て、また応援をもらう。不思議な「飴玉」をくれた。これ、絶対元気が出るから、と。甘い渋い味。ビタミン剤入り?で、結構効いた気がする。ありがたい!。
一緒に応援してくれる娘さん二人とグータッチしてスタート。
スタートしてすぐに、激坂第2弾へ。もう笑うしかない。
どんどん山の中へ。13時間は切れそうか、、。ただ、ここで気を抜くと一気にペースが落ちそう。12時間45分を目標に、がんばって、できるだけ走り続ける。
この壱岐ウルトラは1km毎にノボリが立ててある。あと何キロの表示と、小学生や中学生からの応援の言葉やイラストが書いてある。
最初の頃は、あと75kmとか書いてあって、見ても笑うしかなかったが、それが一桁になってきた。そして1km毎にその数字が減るのが、カウントダウンのような感じ。
ここまで来るとキツさも強いが先が見えて来て、少し元気が戻る感じ。他の100kmのランナーとも、13時間切れそうですね、、と声をかけながらなんとかできるだけ走りながら進む。。
あと2-3kmから一気に下り。結構急な坂!こんなに急だったっけ。疲れた足に堪える、、が、なんとか頑張ってペースを上げる。
橋を越えて、トンネルに入るとその先はもうゴール!
元気な甲高い女子アナの「おかえりなさーい!」がトンネルに響いて聞こえて来る。
トンネルを抜けて、ゴール!!!
終わった、、、、。
まあ前回の12時間切りにはおよばず、歩きも多々入ったが、ある程度しっかり走り通せた。満足のウルトラでした。
ゴール後の課題
最近、長い距離の後は、しばしば虚脱状態になる。ゴール後は元気なのだが、その後しばらくして一気に気分不良になる。
これをなんとか防ぎたい。
ゴール後の水分補給をしっかり、と考えて、ポカリ何杯か飲んで。一休みして、名物のお汁、を食べて。
いつもの湯の川温泉へ、。
まだ元気。コルドリーブスも自分が運転。
お風呂では、いっしょだったランナーの方々何人かと再開し、健闘をたたえながら。
が、、、お風呂を出ると、うーん虚脱気味。きつい。やっぱりまたダメだ、、。
芦辺の町まで15分ほど。とてもそこまで運転はできそうにない。嫁さんにお願いして自分は後ろで横になって、芦辺へ。
焼肉は、芦辺の「うめしま」。
とりあえずビール飲んで誤魔化そうと思ったが、、でもキツい。
味は、分かる。美味しい!!が、、胃が受け付けない。残念。二人の友人ががっつり食べて。1時間ほどすると、少し落ち着いて来て、最後少し食べれたが、、こんなに美味しいのに、もったいなかった、、。残念。
この、虚脱、、したキツさ。ウルトラのあと成らないように、なんとか対策法ないかなあああ。
食事後は郷ノ浦まで戻って、フェリー乗り場で車中泊。爆睡。
翌日は壱岐観光
キャンピングカーでの旅ランの醍醐味。ラン後の観光!
7時には起床。
全然元気!
コルドリーブスで壱岐を一気に縦断。島の北の端、勝本へ。
勝本では、朝市!(6時半から開いている)
とっても良い雰囲気。地元のおばちゃん!!と言う感じの人からお魚とかウニとか買って。何人か100kmランナーに会って話ができるのも楽しい。おいしいジャムがある、と教えてくれて、その果物屋さんに行ってゲット!
そしてそして、地ビール!
街並みの一角に醸造所がある。
お店の中には、やっぱりランナー。すでに一杯飲んでいる。自分は運転があるので残念ながら飲めないが、しっかり購入!
ドライブであちこち寄りながら、昼には郷ノ浦の街に戻る。
お昼は、「のもと寿司」!
ここが最高!。以前から壱岐に来た時になんどか寄らせてもらっていて、壱岐に生きたらここは外せません。(お客さん多くて、予約してないと入れない)
昼飯あとは、コーヒー屋さん。
壱岐の友人に案内してもらって行ってみた。(案内してもらわないと、まぁ、ほとんど分からない、、。全然、珈琲屋さんに見えない。え?ここ?)
好みの味を伝えて、お勧めしていただいた豆、パプアニューギニアを購入。帰宅後にこの豆でコーヒー楽しんだが、、、これは美味しい。すご、、。
これは、機会があればここで購入しないと!
フェリー乗り場での楽しい再会
お土産買ったり時間を潰して、、
フェリー乗り場へ。
そこで、あ、居た!!
自分達の便の前の高速船がちょうど出航しているところで、そのお見送りに来ている人の中に、昨日、後半のきついところで何度も応援してくれて元気を頂いた、カープファンのおじさんと元気な姉さんを発見!
近づいて行ったら、あちらも覚えていてくれて、こっちが声を掛ける前に、あ、昨日の!と。
で、しばらくお話し。思いがけず、出航前に楽しい時間を過ごすことができた。ぜひ来年も!と誘われて、、、もちろん!
17時45分の便で福岡へ。
以上、ウルトラマラソン、そしてとっても大好きな壱岐の島の旅ラン。満喫できました!
また絶対来ようっと。