橘湾岸スーパーマラニックE部門217km。ワラーチで挑戦。その1、前半戦。

橘湾岸スーパーマラニックのE部門。217km。

今回は3度目の挑戦。

5年前は110kmほどで、動けなくなり、昨年は、途中で関門にかかり、DNF。

なんとか、リベンジを、、。

ただ、かなり関門はきびしく、持久力だけでなく、ある程度のスピードも必要。

 

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今回は、この1ヶ月で、130kmの大村湾一周と100kmの周防大島を走り、ウルトラの準備をしっかりできた。

 

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ワラーチは昨年6mm底でかなり苦労したので、今回は10mm底。

と、まあ準備は色々して来たので、頑張ってみよう。

橘湾岸217km。10mm底ワラーチで挑戦。



5月2日、前日に長崎入り

仕事を終わらせ、夕方コルドリーブスで出発。

長崎には8時過ぎに到着。
いつもの駐車場、受付やスタート地点になる江戸町公園の前、に駐車。
夕食は、近くの夕飯は、近くの中華料理へ。ちゃんぽん食べてしっかり栄養補給。
10時就寝、、、。
 

3日、いよいよスタート

3時45分起床。おにぎり食べて、順調にトイレも済ませ。受付。

リーブスに戻って準備して、、

4時半に、いよいよ、スタート地点へ。

出島公園の前のスタート地点。何人か知り合いに会って、がんばりましょうね、、と、健闘を誓いながら。

主催者、阿部さんの説明があり、、、、

橘湾岸E部門。217km。スタート

そして、5時、スタート!

さあ、どうなるか。まだ暗い中、ライトを付けてまずは出島をぐるっと回る。
スタート地点近くに戻ってきたところで嫁さんの応援を再度受けて、さあ、出発だ!!!
 

まずは稲佐山

稲佐山への登り道。過去の出走時は地図通りに普通の車道を走った。
しかし、ここはショートカットが許されているところ。今回は周りのランナーに着いて行って、登り始めてすぐに右折。ショートカットのコースへ。
ところが、半端ない急坂!急過ぎて、とにかく歩き、で、ふくらはぎも張ってくる。息もあがる。これはこれで結構きつい。これ、メリットあるのかな?と考えながら、疲れないように慎重に進む。

ただ、やっぱり時間的にはかなり短縮できて、6時前には頂上、最初のチェックポイントに到着。

橘湾岸、第1チェックポイント、稲佐山

ちょうど朝日が登ったところで、綺麗な市内を一望に眺めて、心も清々しく。

そして、ここから苦手な長ーい急な下り坂。ただ、今回かなり克服してきていて、そこそこ良いペースで進む。

その先で長崎の街に戻って来て大きな通りに出る。

あれ?大通りに出る前に、今年から新設のチェックポイント、パンチを開けるところがあったはず、、、。少し前を走って信号にかかっている他のランナーに聞いたら、少し手前に有ったよ、と。

やば、、見落とした。

でもまあ100-200mぐらい引き返すだけですんだ。良かった。結構見つけにくいところにあった。

(気づかずに通り過ぎて、あとで数キロ引き返しているランナーも居た、、かわいそう、、)

 

最初の難関、あぐりの丘へ

長崎を北上し、時津で大村湾にでて、ジョグトリップで走ったルートをしばらく逆行。エイドで元気を補充しながら進み、やがて左折して山へ!!最初の難関、山を登ったり港町へ降りたりを繰り返す。前回はここで体力温存し過ぎた感があったので、今回はできるだけ走りを入れる。

山の中のエイドの手前、、チェーンでコースが遮られているが、、昨年も通って知っているので自信を持ってチェーンを跨いで進み、エイドへ。最初の大きなエイドで、ちょっとひと安心。スープとパンで栄養補給。

 

橘湾岸スーパーマラニック。鳴見ダムエイド。

3つ目の峠を登ったところで、名物、うさぎの橋(高所恐怖症の自分は、いつも怖い、、)を渡って、、

橘湾岸スーパーマラニック。あぐりの丘

あぐりの丘。前回より1時間以上早い。元気もある。やっぱり自分は登りもある程度走った方が、リズムがとれて良い感じ。あぐりの丘では、豚汁!腹に染み渡る!

橘湾岸スーパーマラニック。あぐりの丘エイド。

ワラーチの紐の調整しながら、女神大橋へ、、

昨年はこの先、下りで道に迷ったので、今度は間違えないように。

下りの走りが今回、調子が良い。速い人にはやはり着いていけないが、まあ平均的な人には着いて行ける。いい感じ。

が、、この下の途中、ワラーチの先が突っかかった!なんとかコケはしなかったけど、親指の前をケガ。やはり10mm底のワラーチは、先が道路に当たって突っかかる。

ここで、今回の学び。真田紐の調整!!。その時の状況などで、紐を縛り直す。に気付いた。ここがその第1回目。1-2分時間は要したが、踵の後ろの紐を少し短くして、ワラーチの少し前の方に足が着地するように調整してみた。ワラーチの先がつま先からあまり出ないように。いい感じになって、あとはつっかからなかった。この先、雨などで閉まり具合が変わった時に、その都度紐を微調整して、、それが、思いのほか重要なことが、今回すごく実感できた。

その先もそこそこの上り下りを繰り返して、いつもの港町。氷を配ってくれる家族の応援!毎年、これが本当にありがたい!。

橘湾岸スーパーマラニック。大浜で氷を頂く!

昼になって、かなり暑さがで始める。ただ、、、これまでの2回に比べると、全然。風もほどほどあり、氷も頂いて、完全に許容範囲内。

65kmの女神大橋のエイド。13時30分ほど。良いペース。しかも元気!

橘湾岸スーパーマラニック。女神大橋。

少し座って、おうどんを頂きながら、初めてのちょっとした休憩。5分ほど。さあ、再出発。

橘湾岸スーパーマラニック。女神大橋エイド。

伊王島へ!

伊王島へ右に曲がる江川交差点。70km。

14時20分。かなり早い。

5年前は15時通過だったが、かなり疲労感が強かった。昨年は余裕持って走ったら、16時通過。遅過ぎた。今回は、まだまだ元気。かなり良い感じ。

半島を先端まで走って、伊王島へ渡る大橋の手前のエイド。

橘湾岸スーパーマラニック。伊王島大橋。道路公園エイド。

ゼリーとフルーツと。元気が出る。

橘湾岸スーパーマラニック。伊王島大橋

伊王島大橋を渡り、、

伊王島の先端の灯台

橘湾岸スーパーマラニック。伊王島灯台

ここの少し手前にある上り階段が、辛かった。息が切れて切れて。なんだか一気に体力を奪われた感じで、その後、一気に疲労感がでて、ちょっとペースダウン。

なんとか島を一周して戻って来て、再度大橋を渡って戻ってくる。

伊王島大橋エイド。ここは行きのときと復路のときは食べられるものが変えてある。こんかいは肉うどん!エネルギー注入!元気回復!

橘湾岸スーパーマラニック。伊王島大橋エイド、復路の肉うどん!

色んな出会いをしながら、恐竜博物館へ。

80km当たりで、かなり速いペースのランナーが後ろから追いついて来た。抜かれる時に、ナイスラン!と声をかけたら、なんと、H氏。仕事での知り合い!こんなところで会うとは。

7時出発とのこと。今回、自分も結構良いペースと思っていたけど、それより2時間も速いペース。凄!

橘湾岸スーパーマラニック。

で、「絶対、諦めちゃだめですからね」と言われた。前回、最後、諦めたのをブログに書いていたので、それを見たのかな。でも、、最終的には、この時の言葉が、心の支えになった。

この辺のコース、昨年はこの近くに住んでいる妹家族の応援を受けながら、妹の旦那と甥っ子と一緒に走った。今回は、自分が昨年より2時間も早いので、妹家族は間に合わず、並走はなし。家の前も通り過ぎて、、、、その先のエイドのところに車で来て応援に来てくれた。こんな応援が、長ーい時間を淡々と走る超ウルトラには、本当に本当にありがたい。

橘湾岸スーパーマラニック。応援の力

 

ここを過ぎて、この辺で何度か抜きつ抜かれつの年配のランナーに声をかけた。

橘湾岸スーパーマラニック。71歳のスーパーランナー


そしたら、なんと71歳!そして、このE部門も2回完走していると。すご、、。(後で調べたら、昨年のハイパーダブル320kmも完走していた!!)自分が59歳、と言ったら、これからだね、と言われて、はい、参りました、、と言う感じ。凄い人がいるもんだ、、。

少しづつ暗くなり、ライトを準備。

小さな港町にでて、新設のパンチのところ、今度はしっかり見逃さないよう。

左折して山道に入り、、

100kmは18時45分、つまり13時間45分。お、かなり早い!(5年前は15時間、昨年は16時間)。2時間以上昨年より早い。しかも元気。良い感じ。

橘湾岸スーパーマラニック。100km通過

この辺で、少し小雨がときどきパラつく時が。天気予報では、翌日に少し降るかも、、ぐらいだったので、あれ?と、少し思いながら、、。でも、あとから考えたら、これが今回の難関の兆候だった。

やがて国道に出て、あとはたんたんと海岸線を走る。軍艦島のころは真っ暗で見えず。

そして、、

恐竜博物館、109km。20時12分。予想よりかなり早い。

橘湾岸スーパーマラニック。恐竜博物館

ちょうど中間点。

嫁さん、スタート地点の受付でボランティアして、終わってここに来ていて、応援を受ける。ほっと、一息。エイドの食事をしながら、気持ちを落ち着かせながら、少し長めに休憩。

橘湾岸スーパーマラニック。恐竜博物館エイド

 

ここは預けた荷物を受け取れるところ。でも、まあ特に何も補充はしなくても良いかな、、と、荷物はそのままゴール地点配送のところへ。

が、、、後で後悔。雨具の上下を受け取っておくべきだった、、、。

 

が、、、まあここまでは、順調すぎるぐらい順調!

さあ、後半戦へ、、。