新型コロナでの中止が2年入って今回が3年ぶりの第5回大会。
2016年の第1回から参加していて、毎年恒例の大会。
ただ第4回の2019年は仕事で参加できなかったので、自分としては今回は4年ぶり4回目の出走となる。
どの回も思い出深い!
第1回は、気温が32度の中、暑さに苦しみながら14時間の制限時間ギリギリでゴール。
第2回は、台風が近づいて強風の中、50kmから腸脛靭帯炎で走れなくなり苦しみながら、制限時間さらに本当にギリギリでゴール。
第3回。ワラーチを始めて一年以上たっていたが自信はまだなくシューズで出走。とても調子良く、100kmウルトラで始めての12時間切り。11時間台でゴール!自信になった。そしてワラーチの効果を確認できた大会となった。
そして今回。
壱岐ウルトラとしては、初のワラーチラン。
今となっては、ワラーチのウルトラは何の不安も無くなっているので、そうか、前回走った時は、まだシューズだったのだな、、と、この数年の変化に感慨深いものを感じながら。
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前日に壱岐へ
10月14日金曜、コルドリーブスに荷物を詰め込んで、博多埠頭へ。
20時35分を博多港発のフェリー。
埠頭のファミマで、スパゲティー、ナポリタンの大盛り。出航前にがっつり。
船では2時間ほど、しっかり眠って、22時55分に壱岐に到着。
壱岐ウルトラでは、なんとなんと、着いた埠頭でこのまま受付。
夜の11時と言うのに、、。本当にありがたい!
PCRの陰性証明書を見せて、ゼッケンを頂く。
壱岐の島ホールの駐車場で車中泊。地下駐車場には天井が当たるので入れないが、この辺は山の傾斜なので、駐車場の南側は斜面の下の方で地表になっていて道からそのまま入れる(意味つたわりにくいだろうな、、、)。いつも、ここに駐車することにしている。0時前には就寝。
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ウルトラ当日、朝
15日土曜。いよいよ壱岐ウルトラ当日。
3時20分起床。気分も高まっていて、熟睡とまでは行かなかったが、まずまず眠れた。
おにぎり2つ。
地下から壱岐の島ホールの1階へ上がってトイレと、中間地点に預ける荷物をドロップ。すでに出走者がたくさん集まり始めている。
ゼッケンつけたり準備して4時30分ごろ、1階スタート地点へ。
すでに皆さん準備万端。友人とも会えて、共に健闘を誓いながら。
最初はボチボチ
5時スタート。
まだ周りは真っ暗。自分はヘッドライト。ただ、この壱岐ウルトラは手持ちライトを無料で貸し出してくれる(途中のエイドで回収)ので、皆さんそれで問題はなく走れる。
最初からかなりの上り下りが連続する。
今回の作戦1。前半無理せずキロ6分半から7分で。
と言うのは少し前に新型コロナに感染。ある程度日数はたっているのだが、どこかまだ体力が完全には回復してないような感じがあって、不安を感じながらの出走だった。
作戦2。水分を10分おきに摂る。
予報では少し暑くなりそうなので、3-4km毎のエイドの度に、いつもの焼酎カップにポカリを満たしてもらって、それで頻回接種。
涼しいうちは、途中250ml。エイド150mlほど。
暑くなれば、途中350ml(カップ一杯)エイド150mlほど。と言う感じで、水分接種しながら、あとは尿量チェックで調整しながら。
5kmぐらいで、ちょっとアクシデント。歩道の段差に突っかかって、右足の親指を強打。見ると出血している。海岸に出て宇土のエイド。8.5km。で座って絆創膏を。まあ大したことなさそうで安心。
色んな景色とたくさんの出会い
10kmでワラーチの女性発見。ご挨拶。
そのほか、地元のラン友にも数人。声を掛け合いながらボチボチ進む。
18kmの猿岩エイド。壱岐の有名観光スポット。みんな、ここで記念撮影。
まだまだ元気。
30kmほどで勝本港の街並みへ。ここの雰囲気がとても良いところ。街の皆さんが軒先に出てきてくれて、応援してくれる。
少し疲れが出てきた、、。前回、12時間切りのときは、ここはまだ全然楽だったのだが。こんなにペースを落としているのに、、と少し心配に。
その先で、いるかパークの方へ往復の道。
ここは前後15分ぐらいの人と応援し合いながら走れるので、元気がでるところ。この辺でランニングのリズムを調整していたら、少しづついい感じにになって、疲れ、腰の張りが落ち着いてきた。
この辺から40kmを通過して50kmの芦辺まで、が前半の山場。
海岸線の復路が終わると、左折してしばらく急な登り坂。まだまだ元気があるのでこの影響はさほどないのだが、そのあと延々となだらかな降り坂が10km近く続く。
すごくいい雰囲気の田んぼの中だし、ゆるーい降りなので、ついついスピードが上がり気味に。キロ6分を切ってくる。日差しが強いが、ときどき雲で陰って風もあって、ついついペースが上がる。あれだけ前半、抑えてと決めていたのに、、、。
そして、これが延々続くと、だんだんきつさが出てき始める。やばい、と思い始めた頃はすでにボディーブローのように、、、。
芦辺の港にでるところで、私設エイド!。壱岐水産の方々。で、見ると、「うにぎり」
ウニでおにぎり!!!
思わずパクリ。うまい!やっぱり壱岐は「うに」でしょ。
中間地点へ
50km芦辺へ。壱岐島開発総合センター。また、あの元気な女性アナウンサーの声が聞こえてくる。
10時50分。まあ休みを入れて、ちょうどキロ7分ペース。結果的に完全に予定通りのペースではある。
こちらのゼッケンをあらかじめ到着前の道でチェックして無線で連絡をしてくれていて、エイドに着いたらすぐに預けていたバッグを中学生が持ってきてくれる。何と言うおもてなし、、、。
少し先行していた友人とテーブルで、カレーを食べて。
少し疲れているような、まだまだ走れそうな、、
ウルトラ独特の感覚。でも行くしか無い。
さあ、後半戦へ