苦しみながらも、なんとか最後は少し回復してゴール。
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ゴール地点には、いっしょに抜きつ抜かれつしたランナーたちが何人も座っていて。お互いにたたえながら。こう言う時間も、また楽しい。みんな一様に、充実感に溢れた、ほっとした表情。
だが、ゆっくりしてはおられない。帰路に着く前に、温泉で汗を流したい。
会場横、前日も使った温泉、遊湯ランドは、20時半が最終受付。(まあ、それもあって、なんとか20時までにはゴールしたい、と走ったのもあった)
ゴール地点を早々に後に。
が、風呂で問題発生。
浴槽で温まって、上がって立つと、立ちくらみ。
温泉の熱さで血管が開いて、一気に虚脱して血圧が下がる。
しまった。ゴール後の水分摂取が足りなかった、、。
自分はゴール後に、500ml以上、、1Lぐらいは飲んでおかないと、、たびたびこんな具合になったりする。
今回、ゴールしたあと、会場には、水分はポリタンクの水しか準備されてなくて(他の飲み物は、前にゴールした人で無くなってしまった後だったのかな?)、その時は、カップ1杯ぐらいしか飲んでなかった。その後、近くに自販機も見当たらず、そのままになってしまっていた。
これも、気が緩んでいた、、という表れの1つ。
風呂を上がって、温泉の自販機でジュース買って、ようやくゴクゴク、、、。遅すぎた。
風呂を出て車に戻っていると、ゴール地点では、9時の制限時間間近でゴールするランナーを応援するアナウンスが聞こえる。自分も行って応援したかったが、虚脱してフラフラ。吐き気も出始めて、それどころじゃない、、。残念。
コルドリーブスの後ろ座席で横になる。完全にダウン。
嫁さんに運転をお願いして、そのまま、帰路へ。
高速に乗るところまで1時間以上、暗い山道などを一人で運転してもらった。申し訳ない。
高速に入る前でようやく起き上がって、助手席に座れるように。
高速に入って、1つ目のパーキングで車中泊。
途中のコンビニで嫁さんに買ってきてもらった冷やしうどんを食べて、ビールも飲んで、、。
11時前に就寝、、、。
朝5時に起床。爽やかな朝。
もう身体も元気。高速道路を3時間、二人で交代しながら帰宅。
月曜、仕事は午後からにしていたので、余裕を持って帰ることができたが、翌朝から仕事の人たち、大変だろうなあ。
今回を振り返り、反省。
何度も書いているように、全体的に、完全に甘く見ていた、、。
100km走るなら、しっかり準備を
まず、距離。100kmを甘く見ていた。
やっぱり100kmは長い!キツイ、、特に暑い日は。
直近の2回は、100kmは単なる通過点。そして、
118kmの富士五湖でも100km通過は12時間10分だったし、、とか
橘湾岸でも、幾つもの山を超えて余裕を持って走って、100kmの通過が16時間だったし、とか、考えてしまっていて、
なので、今回は100kmでゴールだし、比較的平坦が多いし、のんびり走れば大丈夫だろう、と完全に甘く見ていた。
だが、マラニックとは言え100kmは100km。今の自分には、のんびりでも70kmぐらいまでが限界。しっかり準備が必要だった。
装備はしっかり考えて準備を
ポーチの選択も失敗。
水分は、エイドの間隔が10kmで長いところがあるな、、途中ペットボトル買うかも、と思いながらも、ウエストポーチはボトル入れが無いものを選んでしまっていた。富士五湖のときみたいに、焼酎カップにエイドでポカリを補充して、ポケットに入れれば、なんとかなるかな、、、と思ってしまった。が、なんともならなかった。
その他、、気の緩みは禁物
胃薬も飲んでなかった。からなのか、最後、吐き気で食事が入らなくなった。
最初のペースを上げ過ぎた。
ゴールしても、水分しっかり取ってなかった。
まあ、一番は、気合が足りてなかった。
情報収集も足りなかった。
会場までの車での所用時間や、食事をするところ、温泉など、まあなんとかなるだろう、、と、ちらっとネットで見ただけだった。が、食事は道の駅周辺には無く、近所の人に聞いて探したり、温泉もネットで一箇所だけしか確認しておらず、行ってみたら、日帰り入浴は昼のみで夕方は入れなくて、探して、スタート地点横にたまたま見つけて、8時半ギリギリでなんとか入れたり。
コース地図も漠然と確認しただけだし、関門時間も確認していなかった。
第1回目開催のウルトラマラニック。想定外は想定しておかないと、、
そして思ったのが、この大会は、第1回目の開催。
何度も開催されて修正を重ねたようなウルトラの大会と違って、あれ?と言うことも色々あるだろうから、しっかり準備しておかないといけなかった。
エイドの栄養補給が足りない時のために、ジェルなどをしっかり持っていかないといけなかった。(今回、1つも用意してなかった。)
エイドの間隔も、、暑くてきつくなるところで10kmなど長いのは、、、もちろん、予め対策を考えとかないといけなかった。
もうすぐエイド、、でも安心できない。80kmの鬼のような坂の上のエイドがあったり、エイドの距離表示がkm単位なので、思ったよりまだまだ900mぐらい先、、など、。前情報がない第1回なので、覚悟しとかないといけなかった。
ゴール後に、ポカリなどの水分が置いてない、、自販機も近くにない、、。と言うのも、キャンピングカーを持っているのなら予め想定して、飲み物ぐらい買っておいて冷蔵庫に入れとけ、、と、自分でダメ出し。
本当に、準備が足りなかった。
周防大島マラニック、すばらしい大会だった。
色々書いてきたが、最終的に言いたいことは、
これを満喫できたのは、とっても大きな収穫だった。
スタッフの方々、最高だった!
スタッフの人数はあまり多くはないみたいで、エイドでも一箇所終わったら、その先のエイドに移動して、、と、何度も見かける方もいらっしゃった。でもそのおかげで何度も出会って、顔も覚えて、その度に声をかけてもらいながらとっても明るく応援してくれて、元気をたくさんもらった。
コースは、海沿いが多くて、景色は最高に綺麗!。
海沿いと言っても単調ではなくって、場所場所で色んな景色があって、満喫できるコース。自分は、山道も嫌いではないが、どちらかと言えば、海が大好き派。走って良かった。これは、本当に大収穫!
暑さは少し辛かったが、本当にマラニック向けのとっても良いコース。最高。
これで、回を重ねるごとに熟成されてくると、さらにマラニックの魅力度がアップしてくるのだろうな!
参加して、本当に良かった!!!
と、今回も充実感たっぷりの、旅ランとなりました。