キャンピングカーがバースト!恐怖の体験

キャンピングカー。バーストが怖い、と言う話はたびたび聞こえてくる。

なんとかそんな目に合いたくない、と、定期点検は欠かさず、タイヤは大丈夫か、いつも相談し、長距離旅の前には空気圧もチェック。

だが、、、ついに経験してしまった。

恐怖の瞬間。

キャンピングカーのバースト

 

恐怖の体験の一部始終

1日休みが取れて、ちょっと阿蘇まで1時間半ぐらい。

気楽な気持ちで、さあ出発。

朝の9時過ぎに家を出て10分ほどで高速へ。

5分ほど走ったところで、嫁さんに運転を交代。

自分はオンライン講習を受けるためZoomの準備。

パーキングエリアをスタートして2-3分ほどして、嫁さんが

「ハンドルの振動がいつもより強いような気がするのだけど、、」と。

え?

が、そう言われてみると、そのような気もするし、そうでもない気もする。

遅い車を抜こうと追い越し車線に出ていたときだったので、スピードが90キロ以上出ていた。

「少しスピード落としたら?」

左の車線に戻ってもらう。

「道路の凹凸があるのかも」

などと言いながら、

が、よく見るとカップホルダーが、いつになくガタガタと震えているかも。

あれ?いつもこんなに揺れてたかな、、これって、やばい兆候か、、などと思いながらも、1分ほど、その振動も強くなるわけでもなく、やっぱり気のせいかな、、と思った瞬間、

 

バンッ!!!

(ガツン!、と言うか、ガンッと言う感じかも)

 

その一瞬で、来た!と認識。その瞬間、車がひっくり返る、、と体を固めたような気がする。

が、次の一瞬で、いやひっくり返っていない!と。

これからが大切、、と頭の中を、思考が超高速で駆け巡る。

嫁さんが、「何、何、」と引きつっている。

まず、

「ブレーキを踏まないで、、」と、ハッキリと伝えて、(焦らせないように、できるだけ落ち着いた声で、なんて、考えてたような気もする、、、)

「ブレーキ踏んじゃダメだよ、、」

ともう一度伝えて、

「ハンドルをできるだけ真っ直ぐ、、ハンドルは切っちゃダメだよ」

と、自分の手をハンドルに伸ばしながら、ハンドルが取られそうなら補助しようと、、。

が、、なんとかうまい具合に、真っ直ぐ進んで、徐々に減速している。

「どうすれば良い?」

「このまま、このまま、、

スピードが落ちて来たら、少しづつ、ゆっくり左の路肩に行くからね、、」

(ハザードを付ける余裕が無かったのは、反省点)

なんとか完全に路肩に入るまで左に寄せられて、停車。

 

すぐに、2人とも、左から降りて、車の後方へ。

左後輪がバーストしていた。

(前輪でなくて、良かった、、、)

 

少し先に、ガードレールの下の隙間が広いところがあったので、そこから外へ。

ここで、ようやく命が助かった、、と、張っていた気が、少し緩んだ。

 

その後の対処

どこに連絡しよう、、

嫁さんの財布にJAFのカードが有ったので、JAFヘ連絡。

こちらで大丈夫です、各方面連絡します、、と。

で、丁寧に色々アドバイスを頂いて。

車の重量が3,000kgまでかそれ以上で、救助の車が変わる、とのこと。

怖いが一旦車に戻って、車検証を取って来て、、。なんとか3,000kg未満を確認。

 

20分ほどで、NEXCO(西日本の高速道路の警備の方)が来てくれて、コーンなどを立ててくれた。

45分ほどで、JAFが到着。

一旦、車を後ろに積んで、2kmほど先のインターから降りて、その先の道の駅の駐車場へ。

キャンピングカーのバースト。JAFの救援

炎天下のなか、スペアタイヤに変えて頂けた。

JAF、、、神様。

いつもJAFに助けていただく時にはそう思うが、今回は、特に特に、、そう強く思った。

 

あとはノロノロ普通道を通って、ディーラーへ。

 

イヤー、やばかった。

まさに、死が頭をよぎった。

 

反省点

1。点検の頻度

バーストは気にかけていたが、、3月に前回、点検をしてから、かなり遠出を2回。それ以外にも頻繁にそこそこの中距離を旅していた。やはり遠出の後はチェックをした方がよいのかも、、。

 

2。出発前の点検

どうせ素人の自分が見ても分からんだろう、、と、出発前にタイヤを目視でチェックはしていなかった。

が、、今回を経験して、もしかしたら何かの兆候を掴めていたかも、、とも思うと、今度からは、できる範囲でしようと決心した。

 

3。運転中の振動

振動を最初に認知してから、おそらく1分か2分ほど時間があった。

あとで見ると、その間に高速バスのバス停を通過していたのではないかと思う。

こんなところで停車は、本来はいけないのだろうが、命には変えられない。

今度からは、勇気を出して、止まってタイヤをチェックしようと思った。

こんな所が無いとき、路肩に停めるのは、さすがに難しい、、。どうしよう。

ハザードを点けながらノロノロ運転かなあ、、、。

 

4。止まった後の三角停止表示板

今回、止まったあと、車の中をゴソゴソ探すのが怖くて、表示できなかった。

後ろから開く扉があるので、そこからすぐに取れるところに置いておこう。

 

5。タイヤの交換

今、4年目で、来年交換しましょう、と言われていた。

が、HPによっては、3年ごとに変えた方がよい、と書いてあるのもある。

今度から、3年ごとにしようかなあ、、。

 

それにしても、本当にやばい経験をした。

命があることに感謝。

 

橘湾岸スーパーマラニックE部門217km。ワラーチで挑戦。その3。ゴールを目指して。

橘湾岸スーパーマラニックのE部門。3度目の挑戦。過去2回のDNFのリベンジなるか、、。

中盤、かなりペースも落ちて、関門通過が難しくなってきた。

が、なんとかゴールを目指して、、

 

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唐比温泉センターまで3時間。もう、走ってみるしかない!

飯盛とんの山エイド、182km地点。

11時35分出発

橘湾岸スーパーマラニック。飯盛とんの山エイド



E部門で一番厳しい関門が、次の「唐比温泉センター」200kmの14時30分。

と言うことは、

あと18kmを3時間弱、、。つまり1時間を6km以上のペースが必要。

しかも、途中、150mと120mの山を越えなければならない。今までの限界ペースが1時間6kmに届かないので、もう完全にアウト。

 

だが、

エイドで、応援と、おはぎ、で元気を充電できた。

5分仮眠で回復しているはず。

そしてH氏の「あきらめちゃだめ」の言葉を胸に、

まあ、走ってみるしかない、とスタート。

 

後先考えずに、もうどうにでもなれ、、

で、下りを使って、一気にペースアップ。

ん?思いのほか走れる。そのまま平坦な道、ここも、とにかくペースアップ。お、意外と走れる。なんと、キロ7分を切ってる!

じゃがいも畑への登りへ。おお、ここも、思いのほか走って登れる!

6年前にも、173kmの時に走ったコースだが、その時は、この区間は炎天下で相当辛かった。が、今年は逆に小雨。これが助かった。

こんなペースで走ったりして大丈夫か、、どこまで持つのか、、。もちろん3時間は到底続かないだろうが、もうそんなことは言っておられない。

 

じゃがいも農道超えて、飯盛経塚エイド189km地点に到着。

12時32分。

この150mの登り区間7kmを1時間弱!。

あと11kmを2時間弱で行けば良い。

お!!もしかしたら、行けるか?

 

有喜老人ホームのエイド、193km地点、到着が13時13分。

あれ、がんばったつもりなのに、4kmを40分?どうか、、。

アイスを頂いて元気出して。

ただ、だんだんペースが続かなくなってきた。

 

この辺から、周囲のランナー、3-4人と声をかけて皆んなで励まし合いながら!。行ける行ける、と。

 

この先、国道に出たのが197km地点。ここからの高さ120mを目指す上りが辛い、、。間に合うはず、と信じて、少しでも走りを長く入れながら。

国道を右折。あと2km。まだ20分ある。あとは下り!

しかし、なかなかエイドがない。

 

ようやく遠ーくにエイドが見えてきた!

少し手前の角で、これまでエイドで何度も応援してくれた、元気なボラの兄ちゃんが、「あと5分!がんばれ!」

最後の角で、嫁さんが待っていてくれて、「あと3分!」。

いっしょに走って、、、

唐比温泉センター、200km。14時28分!

関門の2分前!。(距離に換算すると300mほど、、グランド一周もない、)

やった、間に合った!

ギリギリ!。途中、少しでも気を抜いていたら、危なかった!!

 

あとは、最後のチェックポイント、千々石海水浴場へ、、が、、

そして、ここ唐比温泉センターさえ通過できれば、ほぼ完走が見えてくる!

 

というのは、次の関門の千々石海水浴場まではマップを見ると5kmしかなく、70分で行けば良い!余裕ある設定。

そして、そして、

この橘湾岸スーパーマラニック。その千々石海水浴場の関門に間に合えば、ゴールが認められる。

 

やった、完走が現実のものになりつつある!

顔が一気にニコニコ!

 

エイドでは、お素麺をつるりっと頂いて、早々にスタート。

 

千々石海岸の区間。ここはひたすら平坦な道。6年前は、炎天下で辛い区間だったが、今回は暑くない。しっかり進めば、歩きでも、まず大丈夫なハズ。

でも、まあ、もしものため、できるだけ早く到着しておきたい。と、スピードはもう全然残っていないが、できるだけ走りを入れる。

 

が、、あれ?もらった地図で、関門のチェックポイントと書いてあるところに、何もない。

 

後ろから追いついてきた常連ランナーさんに聞いたら、関門は、あの先の堤防のところ、と。

あれ?地図と違う、、。

まだ1km以上は有りそう。

なるほど、6.5kmあったので70分だったんだ。

 

やばい。ここまで来て関門に掛かったら洒落にならん、と、また、一気に走り出す。

きついなんて行っておられない。最後の最後、の力を振り絞って。

 

千々石公民館、15時35分、関門の5分前に到着!!

 

「やったーーー!!」

の連呼!

最終関門、通過決定!。もう、嬉しくて、嬉しくて。

 

エイドの皆さんと喜びを分かち合いながら、、

あとは、ゆっくりでも良いので、とにかくゴールに辿り着きさえすれば、、。

橘湾岸スーパーマラニック。千々石公民館チェックポイント。

 

が、、試練は続く、、

5分ほど休憩し、

さあ、ゴールに向かって出発!

 

ただ、ここから最後の試練が。

これまで海岸線を走っていて、ワラーチと足裏の間に細かい砂が入った。マメができた足裏に塩を塗られたような痛み。

平坦ならまだ良かったが、ここからは、名物の、嘘のようなあり得ない超、激、急坂。踏ん張って、ワラーチと足裏の間に力がかかるので、足裏の皮が一気に剥がれそう。とてもこのままでは登れない。

激坂の前に来たところで、ワラーチの真田紐を調整。足裏にフィットさせてできるだけ滑らないように。

調整していると、なんと、またまた土砂降りになってきた。再度、ザックから雨具を出して、着て。

 

いざ超、激急坂の登り。やっぱり足裏が滑る。痛い!!。やばい。登れん。たった一歩が辛い。もう苦行だ、、。ただ、ここまできて棄権なんて嫌だ。

なんとか苦痛を乗り越え、もう足裏どうなっても良いや、、と、登り切り、

ようやく平坦区間

 

ホッとするが、、もう、走れん!。

もう、周囲にランナーは誰もいない。自分が最終ランナー。

一人トボトボと、歩き始める。

が、、なんとここに来て、土砂降りのうえ、さらに海からの強風が吹き始めてきた!

もろに体に吹き付けて、寒い!!これって低体温で動けなくなる?ここで棄権?いやだ、、ここまで来て。

しかたない、あと1時間半なんだから、、と言い聞かせて、体を動かそうと、歩幅は限りいなく小さいが、走る!

 

30分ほどで、なんとか風雨が少しおさまってきた。よかった。

やがて、下り坂へ。

国道に出た!あと3km。

ここからは、最後の意地!走るぞ!!

が、一生懸命走っているハズなのに、ペースはキロ10分以上。歩くより遅い。

少し自分でも笑ってしまうが、まあこれが限界。何とか走り続けながら。

 

小浜の街に入って行く。

もう、こころは完走の喜びで、顔も心もニコニコ。

沿道では、途中から何度もエイドで応援してくれたボラの方々が、拍手!。

目に涙が、、、。

ゴールに近づくと、嫁さんも手を振ってくれている。(後で聞いたら、走る格好してるのに、全然近づいてこないので、足踏みしているのかと思った、、と、、)

 

ゴール!!

やった!!信じられん。まさか本当にE部門、ゴールできるなんて、、。

橘湾岸スーパーマラニック。小浜で、E部門ゴール!



36時間48分

リベンジ達成!!

結果的には、過酷な天候もあって、完走率は29%。なんと、、。

まあ、よく頑張りました。

 

ゴール後の楽しみ、温泉と食事!

ゴール後は、温泉、すぐ横の望洋荘。

ほっと汗を流して、冷えた体を温めて。

 

夕食は、多乃吉(たのきち)。

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橘湾岸スーパーマラニック、小浜の食事どころ多乃吉

小浜ではいつもここ。海の幸など、本当に美味しい。ビールが沁みる!

が、、最初は調子は良かったのに、暖房の風が直接あたる席にいたのがいけなかったのか、暑くて虚脱状態。きつくて座っておれない。

残った食事を、お持ち帰りに包んでもらって、帰ることに。

 

車中泊は、石合公園駐車場

コルドリーブスに戻って、車中泊は、、、

以前は、街中の足湯があるところの駐車場で車中泊したので、今回も、と思ったら、なんと車中泊禁止、の表示が。なにかあったのかな?

仕方ない、どこか探そう、と、国道を西方向へ走り出したら、すぐに、公衆トイレとパーキングがあるところ発見。石合公園というところ。

周囲に家もあって、比較的明るいし。安心感ある。と言うことで、ここに決定。

心地よい疲労感に包まれ、一気に爆睡!!!

 

5日。翌朝、、

この石合公園。朝、起きて見てみると、駐車場の端にランナーの像がある。

なんだろう、思ったら、

「ランニングの聖地。雲仙小浜マラソンのスタートゴール地点」と書いてある。

高校駅伝の代々優勝校も書いてあった。

思いがけず、今回217km完走後、には、、正に、ふさわしい場所だった!

 

余韻に浸りながら、1日のんびり

朝食は、昨日走った「千々石海岸」へ。

途中のコンビニで飲み物などを購入して、千々石海岸の海岸線沿いにある駐車場に駐車。前日、多乃吉で包んで貰ったものを電子レンジで温め直して。

おかげで、すごいご馳走の朝ごはんになった。これも、キャンピングカーならでは。

コルドリーブスで、千々石海岸で朝食。

あとは、午前中は、ごろごろしたり、海岸を歩いたり、しばらくのんびり、、、。

 

昼ごはんは、小浜に戻って入潮へ。

前回見つけた、超絶においしい小浜ちゃんぽん

r.gnavi.co.jp

橘湾岸スーパーマラニック。小浜ちゃんぽんは、入潮

が、、

着くと、あ、閉まっている。看板があって、立て替え中。

残念、、

と思ったら、少し小浜方向に戻ったところに仮店舗があってテイクアウトできる、との表示。良かった、、

行ってみたら、店の前の外にテーブルがあって、そこで食べれるようになっていた。ちゃんぽん。やっぱり美味しかった!。疲れた腹に染み入った。

小浜ちゃんぽん。入潮



あとは、のんびりドライブ、途中、休憩しながら帰宅。

 

と言うことで、まさかまさかのE部門を完走!

せめて、Lダッシュでも良いか、と思っていたのに。

途中、あ、これはもう無理だ、、と思ったりしたのに、、。

まあ、しばらくは、感動に浸ろう。自分でも良くやった、、と、思う。

そして、改めて、こんな大会を本当に献身的に作ってくれている、ボランティアのスタッフにすごく、感謝!!。

嫁さんにも感謝!!!。

こんな体に産んでくれた両親にも感謝!!

橘湾岸スーパーマラニックE部門217km。ワラーチで挑戦。その2、夜間走区間へ

橘湾岸スーパーマラニックのE部門、217km。3度目の挑戦。

過去2回のDNFのリベンジ。

調子良く前半を走れ、中盤、夜間走に入っていく。

 

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長崎半島の南端、二つの岬をめぐる

20時30分、恐竜博物館出発。

橘湾岸スーパーマラニック。恐竜博物館

ここで、今回の一番の失敗。

翌日、雨が少し降るかもという予報だったので、恐竜博物館に預ける荷物に雨具を入れていた。が、これを受け取るのを忘れた。

ザックには袖のない簡易のビニール袋の(北九州マラソンで配られていたもの)のみで、あとはスタートの時に来ていた撥水性の上着だけ。

このあと、まさかあんなに土砂降りになるとは、、、。

西側の岬、権現山へ。ここは急坂。まあ歩くしかない。

チェックポイント21時20分。113.6km。意外と早くついた。

一気に降って、樺島の方向へ。途中に私設エイド。温かーい、ぜんざい(だったかな、、)。暗い寂しい道のりに、輝くオアシスだった。

そして樺島への三叉路へ。118.4km地点。

22時13分。

スタート前に予想していたより、かなり早くついた。

 

ここで改めてしっかり計算。

E部門は、ここを右折して樺島へ。往復12km。

左折してこの12kmをショートカットすると、205km になる。それでもLダッシュ部門扱いになるが、完走として認められる。(昨年、左折しておけばよかったのに、と後悔したところ。)

すでに、体力はかなり消耗している。

が、昨年よりは余裕はある。うーん、どうすべきか。

 

この先の後半の厳しい関門設定を考えると、E部門は、関門ギリギリの厳しい戦いになるかもしれない。。が、、

ええい、、挑戦あるのみ!

同じ後悔なら、やってみて後悔しないと。

 

と言うことで、E部門挑戦へ。右折して樺島へ向かう。

 

樺島への上り口の公民館まで3km。登りは少なく、それ以外は結構走ったが、30分かかる。ランニングのスピードが思いのほか上がらなくなっていることに気付く。

 

公民館ではカレー!旨い!!

ただあまり量が入らない。受け付けない。疲労感が溜まっているなあ。

橘湾岸スーパーマラニック。樺島公民館でカレー。

そして、いざ、樺島の灯台へ

ここは急坂のあと、上の方はフラットのところも多くて、ある程度走りを入れられる。

で、がんばって灯台に着いて、灯台の周りをグルグル巡ってパンチの場所を探すが、、、ない。

後から歩いて登ってきた人を待って、ついて行ったら、灯台のさらに先に展望台があって、そこの2階に登ったところだった。こんなん、分からん、、。ちょっと残念なタイムロス。

 

帰りの公民館は、休まずにパス。

そして三叉路に戻ってきた。0時48分。

往復12kmを2時間半ほど。

なんとか予想の範囲内。

ただし、公民館から三叉路に戻るまで、やっぱり3kmを30分以上。

1時間6kmペースがやっとになってきた。やばい。

 

最難関区間、川原老人の家エイドを目指す

そして、いよいよこの橘湾岸スーパーマラニックの最難関区間へ。真っ暗な中、250mほどの急坂を一気に登る山道区間へ。

この区間は登りは走れない。とにかく歩け歩け。

が、なんと、ここで、追い討ちのように雨がついに土砂降りに!!

気分が精一杯、萎える。

この辺は他のランナーにも、ほとんど合わないので精神的にも辛い。

だんだん歩き続けるのも辛くなってくる。

雨具は、完全防水では無いので、腕は濡れ、寒い。。。なんとか歩き続けて体温を保つ。(この寒さで、リタイア者が相次いだらしい、、)

 

さらに、睡魔が、、。とにかく眠い。

フラフラと歩く。

やがて幻視のような感じ。建物がある、と思って近づいてよく見ると、周りの木々しか無い。を繰り返す。自分でも苦笑い。でも、分かっていても、また眠気で、幻視と言うか夢の中の様な、を繰り返す。やばい。



もう一つ問題が。

雨が降ると足裏とワラーチのゴム底の間の摩擦が強くなって、足裏にマメができやすくなる。ただのランニングなら足裏と底がズレないような走りを習得してきたのだが、歩きで登るとなるとどうしてもズレる。足裏にマメができるような感覚、、。やばい、、。

 

なんとか港町に降りてきて、川原老人の家エイド(143km)!

ボランティアの皆さんが暖かく迎えてくれる。

ホッと、、。

この安堵感たるや、もう表現の仕様がない。

 



3時20分。

三叉路から12.5kmを2時間半。意外と早かった。

 

びちゃびちゃの雨具をなんとか脱いで家の中へ。

暖かい食事が至福のひととき。

そして5分ほど仮眠。

制限時間との勝負だが、こう眠気が強いと走れない、、と仮眠を選択。

3時45分、

制限の1時間45分前に再スタート。

大丈夫か、、、。

 

昨年のDNF地点、茂木ぶらぶらを目指す

エイドを出発してすぐの漁港の駐車場。応援の嫁さんが雨の中、外で待ってくれていた。

キャンピングカーに上がって座り、少し会話。短時間だが、できるだけパワー充電。

 

この先も、やはり真っ暗な、のぼり下りを繰り返す辛い区間

しかも、土砂降り。

やがて午前5時。走り始めて24時間!およそ148km地点。まあよく頑張っている。

 

この辺から走り続けられる時間がだんだん短くなる。

150kmを超えたところで、これ以上ペースが落ちるとやばい、と、ついにロキソニン投入。

まあ、ここまでロキソニンなしでこのペースで走れたので、上出来だろう。

そして空もだんだん明るくなり、、、。

茂木ぶらぶらエイド到着。159km。

 

tabihack.jp

 

 

6時50分

16kmを3時間とちょっと。山間区間をまずまずのペースで行けている、、。

 

ここは前回、DNFを決断したところ。

 

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昨年を思い出すと、今年の方が、まだまだ元気かな。

暖かい食事(何だったっけ?)を頂いて、

15分ほど休憩して、7時出発!

関門時間との差は、まだ1時間半の猶予。

ただし、予定ではここをこの時間だと、後が本当にギリギリになる。とにかく走り続けないと、、。

 

ついに関門時間との睨めっこが始まった、、。

この先も100m程度の山を次々に上り下り、、。ロキソニン効果で、ある程度走り続けられるようになったものの、1時間に6kmに届かない。このペースが限界か、、。

やがて雨もほぼ上がってきて、気分は少しは保ちながら、、

 

日見公園エイド。173km。9時30分

スタートして28時間30分経過。

173kmといえば、L部門の距離とちょうど同じ。6年前、L部門を走った時は30時間以上かかったことを考えると、まあ、がんばってるなあ。

橘湾岸スーパーマラニック、日見公園エイド

 

ただ、、、関門時間との差は、、やばい、、1時間となってきた!

少し休みたかったけど、そんな時間ない、、。食事を流し込んで、5分ほどの休憩でスタート!

 

今回、E部門で一番厳しいと考えていた関門が、次の唐比温泉センター200km。ここの制限時刻が、14時30分。

この先、27kmの区間に3つの山超え、飯盛とんの山150mとじゃがいも農道150m、その後120mがある。そこまで、あと5時間弱。

ほぼ1時間6kmのペースを維持しなくてはならない。ここまでのペースを考えると、かなり厳しい。ちょっと難しいか。

ただ、諦められない!!この辺から、H氏に抜かれる時に言われた、「あきらめちゃだめですよ」の言葉が頭の中をめぐり始める。

 

日見公園からは、M部門やS部門のコースと合流する。この部門のランナーの方々、おそらく、キロ7-8分ぐらいで走っているのだろうが、どんどん抜かれて行く。もう全く着いていけない。

4-5kmして、小道の街並みに入ったところで、、

遂に力尽きてきた。

もう走り続けられない、、。

道端にちょうど座れるところがあったので、そこで座りこむ。少し頭を下げて伏せていたら、ちょっと眠ったみたい。はっ、と目覚める。

ん?少し元気になったかな。

走ってみると、走り続けられるようになった。お、良いかも。

が、ほどなく、飯盛とんの山を150m登る激坂へ。

延々と歩くが、、途中から本当に進まない、、、。眠気もまた始まって、ふらふらし始める。気持ちはもう嫌だーー。。諦めちゃだめですよ、、と言われても、ほぼと言うか完全に諦めの境地に、、、。これは、もう制限時間、間に合わん。

 

飯盛とんの山エイドで回復をはかる。

なんとか登り切って、182km。とんの山エイド到着

11時22分。この9kmを1時間45分、、、うーん。もう完全に1時間5kmペース。



ここで、おはぎ!これは元気が出る。

あまりにも嬉しくなって写真を撮ったが、あとで見返したら、樺島のカレーからここまで写真を1枚も撮ってなかった。なんと、、、

 

橘湾岸スーパーマラニック。飯盛とんの山エイドで、おはぎ

 

ただ、さすがに疲労感と眠気が強い。さっき少し眠ったら少し元気出たので、5分ほど眠ることに。

と言うことで、11時35分スタート。

ここから18kmを3時間弱、、。1時間を6km以上必要。しかもまだ150mと120mの山を越えなければならない。今の限界のペースで走り続けたとしても、もう完全にアウトだ、、。

 

エイドのボランティアの人に、ちょっともう難しいです、、と言うと、

明るい明るい元気な応援!「いやいや大丈夫ですよ!行けますよ!」と。

「次は自分は千々石のエイドに行くので、そこで待ってますから!」と。

そしたら、またまたH氏の「諦めちゃダメですよ」と言われたシーンが頭の中で、よみがえり、、。

 

よし、まあ後先のことは考えずに、今できる範囲で、できるだけスピード上げてみて、とにかく走ろう!

まあ、成るように成れ!

とりあえず、3時間で18kmを目指して、行けるところまでで良いので、トライしてみよう!

 

後半戦、スタート!

橘湾岸スーパーマラニックE部門217km。ワラーチで挑戦。その1、前半戦。

橘湾岸スーパーマラニックのE部門。217km。

今回は3度目の挑戦。

5年前は110kmほどで、動けなくなり、昨年は、途中で関門にかかり、DNF。

なんとか、リベンジを、、。

ただ、かなり関門はきびしく、持久力だけでなく、ある程度のスピードも必要。

 

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今回は、この1ヶ月で、130kmの大村湾一周と100kmの周防大島を走り、ウルトラの準備をしっかりできた。

 

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ワラーチは昨年6mm底でかなり苦労したので、今回は10mm底。

と、まあ準備は色々して来たので、頑張ってみよう。

橘湾岸217km。10mm底ワラーチで挑戦。



5月2日、前日に長崎入り

仕事を終わらせ、夕方コルドリーブスで出発。

長崎には8時過ぎに到着。
いつもの駐車場、受付やスタート地点になる江戸町公園の前、に駐車。
夕食は、近くの夕飯は、近くの中華料理へ。ちゃんぽん食べてしっかり栄養補給。
10時就寝、、、。
 

3日、いよいよスタート

3時45分起床。おにぎり食べて、順調にトイレも済ませ。受付。

リーブスに戻って準備して、、

4時半に、いよいよ、スタート地点へ。

出島公園の前のスタート地点。何人か知り合いに会って、がんばりましょうね、、と、健闘を誓いながら。

主催者、阿部さんの説明があり、、、、

橘湾岸E部門。217km。スタート

そして、5時、スタート!

さあ、どうなるか。まだ暗い中、ライトを付けてまずは出島をぐるっと回る。
スタート地点近くに戻ってきたところで嫁さんの応援を再度受けて、さあ、出発だ!!!
 

まずは稲佐山

稲佐山への登り道。過去の出走時は地図通りに普通の車道を走った。
しかし、ここはショートカットが許されているところ。今回は周りのランナーに着いて行って、登り始めてすぐに右折。ショートカットのコースへ。
ところが、半端ない急坂!急過ぎて、とにかく歩き、で、ふくらはぎも張ってくる。息もあがる。これはこれで結構きつい。これ、メリットあるのかな?と考えながら、疲れないように慎重に進む。

ただ、やっぱり時間的にはかなり短縮できて、6時前には頂上、最初のチェックポイントに到着。

橘湾岸、第1チェックポイント、稲佐山

ちょうど朝日が登ったところで、綺麗な市内を一望に眺めて、心も清々しく。

そして、ここから苦手な長ーい急な下り坂。ただ、今回かなり克服してきていて、そこそこ良いペースで進む。

その先で長崎の街に戻って来て大きな通りに出る。

あれ?大通りに出る前に、今年から新設のチェックポイント、パンチを開けるところがあったはず、、、。少し前を走って信号にかかっている他のランナーに聞いたら、少し手前に有ったよ、と。

やば、、見落とした。

でもまあ100-200mぐらい引き返すだけですんだ。良かった。結構見つけにくいところにあった。

(気づかずに通り過ぎて、あとで数キロ引き返しているランナーも居た、、かわいそう、、)

 

最初の難関、あぐりの丘へ

長崎を北上し、時津で大村湾にでて、ジョグトリップで走ったルートをしばらく逆行。エイドで元気を補充しながら進み、やがて左折して山へ!!最初の難関、山を登ったり港町へ降りたりを繰り返す。前回はここで体力温存し過ぎた感があったので、今回はできるだけ走りを入れる。

山の中のエイドの手前、、チェーンでコースが遮られているが、、昨年も通って知っているので自信を持ってチェーンを跨いで進み、エイドへ。最初の大きなエイドで、ちょっとひと安心。スープとパンで栄養補給。

 

橘湾岸スーパーマラニック。鳴見ダムエイド。

3つ目の峠を登ったところで、名物、うさぎの橋(高所恐怖症の自分は、いつも怖い、、)を渡って、、

橘湾岸スーパーマラニック。あぐりの丘

あぐりの丘。前回より1時間以上早い。元気もある。やっぱり自分は登りもある程度走った方が、リズムがとれて良い感じ。あぐりの丘では、豚汁!腹に染み渡る!

橘湾岸スーパーマラニック。あぐりの丘エイド。

ワラーチの紐の調整しながら、女神大橋へ、、

昨年はこの先、下りで道に迷ったので、今度は間違えないように。

下りの走りが今回、調子が良い。速い人にはやはり着いていけないが、まあ平均的な人には着いて行ける。いい感じ。

が、、この下の途中、ワラーチの先が突っかかった!なんとかコケはしなかったけど、親指の前をケガ。やはり10mm底のワラーチは、先が道路に当たって突っかかる。

ここで、今回の学び。真田紐の調整!!。その時の状況などで、紐を縛り直す。に気付いた。ここがその第1回目。1-2分時間は要したが、踵の後ろの紐を少し短くして、ワラーチの少し前の方に足が着地するように調整してみた。ワラーチの先がつま先からあまり出ないように。いい感じになって、あとはつっかからなかった。この先、雨などで閉まり具合が変わった時に、その都度紐を微調整して、、それが、思いのほか重要なことが、今回すごく実感できた。

その先もそこそこの上り下りを繰り返して、いつもの港町。氷を配ってくれる家族の応援!毎年、これが本当にありがたい!。

橘湾岸スーパーマラニック。大浜で氷を頂く!

昼になって、かなり暑さがで始める。ただ、、、これまでの2回に比べると、全然。風もほどほどあり、氷も頂いて、完全に許容範囲内。

65kmの女神大橋のエイド。13時30分ほど。良いペース。しかも元気!

橘湾岸スーパーマラニック。女神大橋。

少し座って、おうどんを頂きながら、初めてのちょっとした休憩。5分ほど。さあ、再出発。

橘湾岸スーパーマラニック。女神大橋エイド。

伊王島へ!

伊王島へ右に曲がる江川交差点。70km。

14時20分。かなり早い。

5年前は15時通過だったが、かなり疲労感が強かった。昨年は余裕持って走ったら、16時通過。遅過ぎた。今回は、まだまだ元気。かなり良い感じ。

半島を先端まで走って、伊王島へ渡る大橋の手前のエイド。

橘湾岸スーパーマラニック。伊王島大橋。道路公園エイド。

ゼリーとフルーツと。元気が出る。

橘湾岸スーパーマラニック。伊王島大橋

伊王島大橋を渡り、、

伊王島の先端の灯台

橘湾岸スーパーマラニック。伊王島灯台

ここの少し手前にある上り階段が、辛かった。息が切れて切れて。なんだか一気に体力を奪われた感じで、その後、一気に疲労感がでて、ちょっとペースダウン。

なんとか島を一周して戻って来て、再度大橋を渡って戻ってくる。

伊王島大橋エイド。ここは行きのときと復路のときは食べられるものが変えてある。こんかいは肉うどん!エネルギー注入!元気回復!

橘湾岸スーパーマラニック。伊王島大橋エイド、復路の肉うどん!

色んな出会いをしながら、恐竜博物館へ。

80km当たりで、かなり速いペースのランナーが後ろから追いついて来た。抜かれる時に、ナイスラン!と声をかけたら、なんと、H氏。仕事での知り合い!こんなところで会うとは。

7時出発とのこと。今回、自分も結構良いペースと思っていたけど、それより2時間も速いペース。凄!

橘湾岸スーパーマラニック。

で、「絶対、諦めちゃだめですからね」と言われた。前回、最後、諦めたのをブログに書いていたので、それを見たのかな。でも、、最終的には、この時の言葉が、心の支えになった。

この辺のコース、昨年はこの近くに住んでいる妹家族の応援を受けながら、妹の旦那と甥っ子と一緒に走った。今回は、自分が昨年より2時間も早いので、妹家族は間に合わず、並走はなし。家の前も通り過ぎて、、、、その先のエイドのところに車で来て応援に来てくれた。こんな応援が、長ーい時間を淡々と走る超ウルトラには、本当に本当にありがたい。

橘湾岸スーパーマラニック。応援の力

 

ここを過ぎて、この辺で何度か抜きつ抜かれつの年配のランナーに声をかけた。

橘湾岸スーパーマラニック。71歳のスーパーランナー


そしたら、なんと71歳!そして、このE部門も2回完走していると。すご、、。(後で調べたら、昨年のハイパーダブル320kmも完走していた!!)自分が59歳、と言ったら、これからだね、と言われて、はい、参りました、、と言う感じ。凄い人がいるもんだ、、。

少しづつ暗くなり、ライトを準備。

小さな港町にでて、新設のパンチのところ、今度はしっかり見逃さないよう。

左折して山道に入り、、

100kmは18時45分、つまり13時間45分。お、かなり早い!(5年前は15時間、昨年は16時間)。2時間以上昨年より早い。しかも元気。良い感じ。

橘湾岸スーパーマラニック。100km通過

この辺で、少し小雨がときどきパラつく時が。天気予報では、翌日に少し降るかも、、ぐらいだったので、あれ?と、少し思いながら、、。でも、あとから考えたら、これが今回の難関の兆候だった。

やがて国道に出て、あとはたんたんと海岸線を走る。軍艦島のころは真っ暗で見えず。

そして、、

恐竜博物館、109km。20時12分。予想よりかなり早い。

橘湾岸スーパーマラニック。恐竜博物館

ちょうど中間点。

嫁さん、スタート地点の受付でボランティアして、終わってここに来ていて、応援を受ける。ほっと、一息。エイドの食事をしながら、気持ちを落ち着かせながら、少し長めに休憩。

橘湾岸スーパーマラニック。恐竜博物館エイド

 

ここは預けた荷物を受け取れるところ。でも、まあ特に何も補充はしなくても良いかな、、と、荷物はそのままゴール地点配送のところへ。

が、、、後で後悔。雨具の上下を受け取っておくべきだった、、、。

 

が、、、まあここまでは、順調すぎるぐらい順調!

さあ、後半戦へ、、。

 

 

 

ジョグトリップ大村湾一周130km、ワラーチで走ってきました。

ジョグトリップ大村湾一周130km。

2年ぶり、3回目の参加。

 

kimamanitabishitetanoshikurun.hatenablog.com

 

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前の2回は雨の中のランニングだったが、今回は予報は晴れ!しかも気温は上がらない絶好のランニング日和。(最低気温が低い予報は気になるが、、)

どんなランになるか楽しみ。気持ちを躍らせながら。

ワラーチは、ちょっと厚底。ビブラム10mm。

以前、飛騨高山ウルトラの時に、この10mmでつま先が引っかかって転倒。以後はウルトラでも6mm底しか履かなくなっていた。

が、昨年の橘湾岸で、荒い路面の超ロングランは6mm底ではかなり辛くて、10mm底の必要性を感じた。つま先を少し足指が出るぐらい短くして、できるだけ路面に引っかからないように改良。このところつまづかない様になってきたので、この厚底ワラーチで130kmにチャレンジしてみることにした。

 

大村湾一周130km

大村湾長崎県にある、地図では湖の様なところ。西海橋(九州では有名な観光どころ)が架かっているわずかな幅の水路(渦潮で有名)で海に繋がっているので、海。つまり湾。

長崎県、大村湾

時計で2時ぐらいの位置の東彼杵をスタートして反時計回りに一周する。

北端ぐらいにハウステンボス

南下を始めてすぐ、11時ぐらいのところが西海橋

南端、7時ぐらいの位置、時津あたりが中間点。

5時ぐらいのところ諫早、4時から3時ぐらいが一番大きな街、大村市(空港もある)。で、東彼杵のゴールに戻ってくる。

前回は19時間20分ほど。さあ、今回は。

ジョグトリップ大村湾一周130km地図

寄り道しながらコルドリーブスで東彼杵へ。

スタート地点の東彼杵に向けて、昼前に自宅を出発。

途中、佐賀から三瀬の方に登り、昼飯は、そば処「遊山」。

自然の真っ只中でとっても落ち着く。窓の外をアナグマがウロウロ歩いてた。

そば処、遊山

www.tripadvisor.jp

お腹を満たしたら、佐賀大和インターに向かう途中で、ここもお気に入りの手すき和紙工房へ。

naowashi.com

コースターや飾りの和紙を購入し、大和インターから高速で長崎方面へ。

高速を東彼杵で降りてすぐに道の駅があるので、ここで、仮眠。

この2年で改装されていて、かなり綺麗になっていた。

satomono.jp

 

大村湾一周、いよいよスタート

4時ごろ、スタート地点そのぎシーサイド公園へ。陸上競技場のようなところ。

受付して、あみりんやその他の人たちと少し話をしていたが、今回は一斉スタートはしない、どうぞ、自由にスタートして、、と。え?

と言うことで、今回は4時45分に出発。

ジョブトリップ大村湾130km、スタート地点

やや風が強いが、気温は高くなくて晴れているので、気分良く走り、快調に最初のオアシス12km地点。

昨年はここで車の事故があって、警察が来るまで交通整理をしたんですよね、と、昨年のブログなどに載っていたエピソードを、一緒になったランナーさんから伺いながら。

大好きなカッパ巻き。とっても食べやすい。

やがてハウステンボスへ。

大村湾一周ジョグトリップ。ハウステンボス

ハウステンボスを過ぎると、少しづつ日が暮れて、ライトを装着。

22kmオアシス。

ちょうど、あみりんが居て少しお話ししたり。

百枝プリン、そろそろ疲れた体に甘さが染み渡る。

真っ暗な中、登り基調で、

やがて西海橋

大村湾一周ジョグトリップ、西海橋

少しづつ寒さが気になり始める。上を一枚着たが、結構寒い。

予報では、朝までに5度ぐらいまで下がるらしい。ちょっと怖い。

西海橋を渡って、コルドリーブス発見。嫁さんの応援を受けて、まだまだ快調に走る。

 

程なく、27kmオアシス。

ここは間が短くて、元気に到着。

いちご大福。この微妙ないちごの酸味が食べやすい。

さあ、次のオアシスまで11km。

 

私設オアシスが最高!

今回の大村湾一周では、私設オアシスが3ヶ所。

最初が38kmのゴロさんオアシス。

寒さが応えて来たところで、この豚汁は最高だった!!

おにぎりと、どら焼きも頂いて。

ゴロさんオアシス、豚汁

つぎのオアシスまでは10kmあるので、どら焼きはザックに入れて、中間地点での栄養補給に。

そろそろ疲れも出始めて、歩きが定期的に入り出す。まあ無理せずボチボチ。

48kmオアシス

コーヒー大福。柔らかーい。甘さが染みる!

だんだん、オアシス間の10kmが辛くなってきた。10kmって、こんなに長かったっけ、、。

58kmオアシス。

カンショの団子。ん?何?熊本名物のいきなり団子みたいな。さつまいも入りの団子。

がっつり栄養補給。

やがて時津の街へ入っていく。

これまでの2回、ここのファミリーマートで休憩、仮眠したが今回はまだまだ元気なので通過。

ただ、次のコーセーさんオアシスまでは14km。長い、、。

時津を過ぎたところのコンビニで、コルドリーブス発見。ここで小休止。

この先はアップダウンが連続する田舎道に入っていく。

まずは一気に登り、、なんとか72kmコーセーさんオアシス到着。

コーセーオアシス。味噌にゅうめん

味噌にゅうめんが、体に染みる、、、。出汁がすっごく効いていて、旨い!!。しじみの出汁!疲れには最高。おにぎりも有難い。

寒さとの闘い

それにしても、ここは寒い!!。到着したときはまだ体も暖かかったが、すぐに冷え切ってしまう。コーセーさん、ここでオアシスで数時間、皆さんをこれからも待つのだろうけど、、大変だな、、これは。有難いやら、申し訳ないやら、、。

さすがに、短パンで足を出しては辛くなってきたので、ふくらはぎのサポーターをここで付けて、スタート。

が、この辺からが疲れが一気に出て、歩きが一気に増えてきた。

なんとか80kmのオアシスに。

塩豆だいふく、この塩気が助かる、、。ただし、、、冷たい、、。しかたないのだが、、。

空元気を出しながら進むが、、前回同様、この辺で限界に。

ついにロキソニン投入。

そして、やっぱりこの寒さが体を蝕んでいるのだろう、、と、雨具の上下を取り出して、がっつり着込む。あ、かなり楽。

が、ここで眠気が一気に、、。

桜トンネル(すでにほぼ散っているが)と通り過ぎたところで、屋根のあるバス停発見。ここのベンチで仮眠。

10分ほど眠ったか。

起きたら、、お、全然元気。

ちょうど後ろからランナーさんが来たので、お話ししながら一緒に自販機でコーヒー購入して、さあ朝に向けて。

次第に日が明けてくる。元気がさらに出てくる。

90kmオアシス到着

毎回、このいなり寿司が待ち遠しい。ついに来たか!。元気をさらに投入して、西諫早の街に入っていく。

わざわざぐるっと山手の方を回って街を抜けて、海岸線へ。

前回、海からの風雨にさらされて身の危険を感じた区間だが、今回は朝日で暖かさも少しづつ出始め、海を見ながらリラックスラン。

100km。キタさんオアシス!

このうどん、最高!!

キタさんオアシス、おうどん

まだまだ気温は低かったが、一気に胃に朝が訪れる!

 

疲れた体で、いざ大村市

海岸線の区間を超えて、大村市へ入ってくる。

ここで、この大村湾一周の名物、連続上り下り坂。

4回ほど連続して降って登って。しかも直線道路。降る向こうに延々と続く登りが見える。登り切ったと思ったら、その先に、下りと次の登りが、嫌がらせのように目に飛び込んでくる。まあ知ってはいるのだが、苦笑いしながら、進むしかない。

なんとかこの連続坂が終わったところで、110kmオアシス

ジョグトリ名物、みたらし団子!。パワー注入

スタートしてすぐに左手に、開通間もない長崎新幹線の新大村駅が突如現れる。でかい!

大村湾ジョブトリップ、長崎新幹線、新大村駅

大村市内は、少しコースを外れて、知人のお店の前を巡りながら進み、、

街を抜けて、やがて旧長崎街道の街並みに入り、

118kmオアシス。

だんだん疲労感で食べ物を受け付けにくくなってきた胃にも、このゼリーはツルッと入り、有難い。

この街道の観光がてら、嫁さんが待っていたので、ここでしばらくおしゃべり。

最後の休養をとって、さあゴールへスタート。

観光名所、千綿駅を通過し、、

ジョグトリップ大村湾一周、千綿駅

線路越しの海岸線。ここは、大村湾の対岸を眺めながら、よく、これだけ走ってきたものだ、、と、毎回、満足感に浸れるところ。

ジョグトリップ大村湾一周

と言うことで、

12時15分。ゴール!

19時間30分。少しウロウロしてのこの時間なので、かなり良い感じ。

前の2回と違って、晴れた中、しかも気温は低めの絶好のコンディションでのランニング、とっても爽快でした。(夜の寒さは、ちょっと辛かったが)

10mm底のワラーチも、何度か軽くつっかかったが、転倒するほどではない。この厚さだと、今回のコースのところどころにもあった荒い道も平気。良い感じ。

 

ジョグトリップ大村湾一周



ゴール後も、また楽し

前回同様、

波佐見の温泉、湯治楼へ。車で15分ほど。

www.town.hasami.lg.jp

汗を流してリフレッシュ。

そして、昼ごはんは、いつもの味工房「はる」

波佐見、味工房はる

www.tripadvisor.jp

ここの優しい食事は、疲れた体に最高!

 

と言うことで、今回も、大満足の大村湾一周、そしてジョグトリップ。

あみりん、本当にありがとうございます!

そして、いつもこんな勝手なランニングに付き合ってくれる、嫁さん、ありがとう、、。

奄美大島で奄美よーりよーリラン。ワラーチ100km部門、走ってきました(その3)

大好きな奄美大島ウルトラマラソン、しかもワラーチ部門がある、と知って迷わずエントリー。

中盤、難関の山道をクリアし、いよいよ終盤戦へ。

 

kimamanitabishitetanoshikurun.hatenablog.com

 

kimamanitabishitetanoshikurun.hatenablog.com

 

 

夕暮れの奄美大島をぼっち走

とおしめ公園のエイドから国道を東へ。あと17km。

ここでコース変更があって、国道を途中で右折。案内の人が待ってくれていて、誘導してくれる。裏道へ。

ハートロックのあたりへ続く裏道らしい。ここは、すごく走りやすかった。車はほとんど走っておらず、緩やかな坂はあるが、のんびりと。気分的にかなり楽。

前後に全然ランナーは居ないので、コースがやや不安にはなるが、まあ分かり易い道で大丈夫だった。

なんとかキロ6分半から7分ほどの走りと、時々歩きでまだ進める。

ハートロックの先で国道に出て、空港方面へ。

海岸線を走っていると夕陽が沈んでいき、、すごく綺麗!

奄美ヨーリヨーリラン。夕日が沈む海岸線。

そして、だんだん真っ暗に。ヘッドライトを点灯して進む。

最終エイド、味の郷「かさり」。嫁さんがライトを振って迎えてくれた。

そして短時間の休憩でスタート。あと、1時間ぐらいと思うと元気も出て来て、思いのほか走れる。

最後の試練

が、、ここでまたまた試練が、、。

コース、ロスト。

エイドを出発後の最初の信号で、地図からするとそろそろ左折か。と思いながら案内の矢印を探すが、なさそう。もう少し先かな、、と。進む。

久しぶりにランナーさん発見。自販機で飲み物を買っていた。この道で良かったのだな、と少し安心。しばらくおしゃべりしながら並走したランナーさんだったので、挨拶して追い越して進む。

と、あれ?右手に空港。地図では空港より手前を左折するはず。ここでロストが判明。やっぱりさっきのところを左折だった、、。1kmはすでに来ている。往復2kmのロスト。

ちょっとショックは大きいが、比較的元気で走り続けられているのでヨシとしよう。

戻る途中で、先ほど追い越したランナーさんにロストを伝えて、傷口が浅いところでUターンしてもらう。

先ほどの信号に戻って、良く良くみると道の反対側に矢印のコーンが立っている。なんでさっき気づかなかったんだろう、、。

海沿いの道から山方向へ三叉路を曲がって登っていく。島を南から北に抜ける。道は比較的新しく綺麗の舗装だが、街灯はなく真っ暗。ヘッドライトに頼りながら、登って。やがて下りへ、、。

そして、いよいよ赤木名の街に入り、戻って来た!

ゴール!!

奄美ヨーリヨーリラン。まーぐん広場にゴール。

なんとか20時前、14時間以内にはゴール。

まあちょっと時間はかかったけど、最後まである程度しっかり走れて、いい感じのランができたかな。

 

充実ランの後は、島料理を満喫

ゴール後、まーぐん広場では他のランナーさん達は、あまり見かけず、ちょっと静かな感じ。

地ビールが無料で用意されていた!!

美味い!!。最高!!

しばし嫁さんとまったりと余韻に浸りながら、まーぐん広場で休憩。

 

晩御飯は、すぐ並びにある、「ガジュマルの樹の下で」

www.amami-tourism.org

オーダーストップのギリギリで何とか入れた。危なかった。

ここが大正解!

料理が島料理で、おいしかったし、お店の雰囲気もとっても良かった。島の店員さん達がいい雰囲気をかもし出してる!。満喫!。

たくさん黒糖焼酎が並んでいて、お勧めを聞いて頂いた。旨い!

奄美大島。夕ご飯はガジュマルの樹の下で

満足したところで、ULUANAにぼちぼち10分ほど歩いて戻って、また昔ながらのお風呂に入って、。

充実の1日でした。

 

旅ラン、翌日は奄美大島を満喫

2月6日 月曜

6時から、スタッフや有志のランナーで集まってのビーチクリーンに参加。

朝は、目覚ましでなんとか起床して、車で集合場所へ。

観光地のハートロック用の駐車場のところ。

みんなで海岸にでて1時間ゴミ拾い。大きいゴミやら小さな発泡スチロールなどプラスチックごみも山ほど。もうキリがないぐらい本当にたくさん!!。みんな、ゴミ袋がパンパン。

奄美ヨーリヨーリラン。翌日はビーチクリーン

地元のサーファーの説明では、このビーチは近くに集落がないので、掃除をする人が居ない。ボランティアに感謝。と。

ただ、今の季節は、風や波の関係で、これでもここのゴミは少ない時期らしい。島の反対側、北西側、東シナ海側が多い時期、と。

確かに昨日そちら側を走っていると、ペットボトルやもっと大きなゴミなども、波打ち際とか河口とかに山のように積もっていた。なるほど、そういうことだったのか。大変だ、、、。

 

奄美大島を観光ドライブ

一旦ULUANAに戻って、で、チェックアウト。で、ドライブ。

一昨日に続いて、名瀬から島の北岸を西方向へ。原生林あたりまで。

マテリヤの滝。駐車場から、歩いてすぐにある、小ぢんまりした滝ではあるが、自然の真っ只中感のなかで、まあノンビリと。

奄美大島、マテリヤの滝

 

昼飯は、ビーランチで。

tabelog.com

不思議な雰囲気のお店。だが、グリーンカレー、辛いが、、しっかり美味しかった。

奄美大島。ビーランチ

 

あとは空港に戻る途中で、La Fonteへ。昨日エイドにジェラードを出してくれていたところ。今日も、またまた美味しいジェラード。

lafonte-amami.com

 

そして、空港の少し手前、田中一村記念美術館へ。

前回奄美大島にきた時に、すっごく感動したので再訪問。

amamipark.com

ただ、この日は、前回の時のあの強烈な絵が少なくて、、残念。どこかの展覧会に行ってしまっているのかな。まあ、逆に、前回、有ってくれて良かった。

 

と、以上、満喫の奄美大島、旅ラン報告でした。

奄美大島、やっぱり良かった。またさらに大好きになった!

奄美大島で奄美ヨーリヨーリラン。ワラーチ100km部門、走って来ました(その2)

以前、一度訪れて大好きになった奄美大島

奄美大島ウルトラマラソン、しかもワラーチ部門もある!と知って、迷わずエントリー!

島の北部をぐるっと回って30km、スタート地点まーぐん広場に戻って来た。さあ中盤戦へ。

 

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奄美の絶景ビーチへ!

まーぐん広場、出発すると、あれ?一気に疲れがではじめる。

4時間過ぎ、、40km前でこんなにきついとこの先思いやられるな、。ロキソニン投入、、。

赤木名を出て、小さな半島をぐるりと回るコースへ。東側を先端へ進んで、途中で半島を横切る感じで西岸にでたら、、

ここが凄かった。

打田原(うったばる)ビーチ。(この先の崎原(さきばる)ビーチも綺麗らしい)

スタート前のブリーフィングで綺麗なビーチと紹介していた。

嫁さんがここで待っていた。ここ、綺麗だよ、と。で、疲れてきた気を取り直してふとビーチを見てみると、、、、、すご!!!

奄美大島よーりよーりラン。美しい打田原ビーチ。

ちょうど晴れ間が出ていて、本当に飛び込みたいぐらい。

少し時間をとって眺めながら話をして。再出発。

そしたら、、、あれ?全然元気になってる。あまりにも劇的な変化で、驚いた。

ちょうどロキソニンが効き始めるころと、少し休憩とおしゃべりの気分転換、のすべてがカチッとハマった感じ。

快調に走る。

 

絶品ジェラードでパワー充電

ほどなく40km、喜瀬漁港のエイドに到着。近所の有名ジェラード屋さんLa Fonteがジェラードを用意してくれていて、4種類から選べる。美味しい!!

奄美ヨーリヨーリラン。LaFonteの絶品ジェラード。

ただ、硬めのジェラードを10分ぐらいかけて食べる、その時間が、、疲れの回復にはいいのだろうけど、今回の自分には、ちょうど走る調子がよくなったところ当たってしまったので、少しもったいなかった。

後から来たランナーさんが、すぐに持って走り始めて、食べながら走っているのをみて、あ、そうすれば良かった、と気付いた。

(ウルトラランナー、ミャコさんも良くやってたし)

 

ここからも快調に走って、少しづつ龍郷町の町へ入っていく。

ちょうど少し疲れて来た頃に、52kmりゅうがく館(とおしめ公園)のエイド。ほぼ6時間。なかなか良いペース。

ここでは、イカスミ汁。温かくて、おいしかった!。

奄美ヨーリヨーリラン。イカスミ汁



いよいよ奄美ヨーリヨーリランの難所へ突入

ここからが、ちょっとした最初の難所。上り下りありながらも、次のエイドまで16kmもある。

でもまあ、まだまだ元気で、奄美の真っ青な海を右手に見ながら進む。

ちょうどここで実業団の女性選手が1人、向こうから伴走の車を後ろに疾走してくる。サングラスではっきりしなかったけど、エディオンの西田美咲選手かな(奄美大島出身)。思わず、「がんばれー」と応援。聞こえたかな。

やがて左折して一旦、半島の山に登って。降る途中は左にソテツ原生林!!!。

奄美ヨーリヨーリラン。ソテツ原生林

半島の反対の海岸まででて、良い雰囲気の海岸線を進む。

龍郷の里。のエイド。

まだなんとか元気は残っている。

 

そして最難関、300mを一気に登る!

さあ、ここからいよいよこのヨーリヨーリラン最難関、山の中へ。

300m以上一気に登る。とにかく延々と続く感じ。登りをボチボチ走ったり歩いたり。なんとかペースを保ちながら。

急坂が終わって、峠の三叉路に到着!満開の桜が元気をくれる!。

奄美ヨーリヨーリラン。緋寒桜

この三叉路、反対側から50kmのランナーが登ってくる。ここで合流し、挨拶して少し言葉を交わしながら、もう一本の尾根沿いの道へいっしょに向かう。ここから、緩い下りと登りを繰り返す。

 

ワラーチには、さらに思わぬ難関が、、

なんと、この尾根の道が大問題!。

体力的にはボチボチ走れそうなのだが、、、足裏、、痛い!!。

とにかく超絶に荒い凸凹アスファルトが延々と続く。6mmのワラーチでは、どうしようもない、、。

足裏が痛すぎて走れない。と言うか、歩くの苦痛。もう、足を地面に着くこと自体が嫌になる感じ。

7-8km。修行のようだった。

苦しみながら、ようやく本茶峠に到着。

桜の名所、急坂を一気に下る。

ここに小さなエイドがあり水分補給。前のエイドから12kmで少し水分も切れていたので、ほっと。

ここから舗装の車道なので、気持ちもほっと。ようやく走れる。

 

ブリーフィングで桜の名所と紹介されていたところ。満開の緋寒桜を見ながら一気に降る。

少し先で嫁さんが待っていてくれて、おしゃべりしながら少し休憩。気分転換。

奄美ヨーリヨーリラン。本茶峠の桜道

元気をもらって走り始めるが、下りが急坂。これが延々と続く。

下りの走りは極めた、、と思っていたけど、やっぱり疲れてくるとイマイチ。女性ランナーが1人トコトコと抜いていくが、全然着いて行けない。あんなふうに楽に下れるようになりたいなあ。もっと極めないと。

 

龍郷にもどり、とおしめ公園エイドに到着。83km。

このころになると、前後にランナーがほとんど居ない。着いたときには誰も居ないし、エイドでイカスミ汁を食べていても、50kmランナーが1人来たぐらい。ちょっと寂しい。

少し暗くなり始めて、ライトを装着。

 

さあ、終盤、あと17km。