雨の中を朝ラン。計算通りに行くのか、ウエアの濡れ方を検証。

少し前のブログで雨の時にランニングした時の濡れ方と、汗の量を比較。

その時の計算結果では、降水量2mm程度の雨、普段なら傘は必要という程度の小雨までなら、ランニングの時に雨具は不要。を今回検証。

雨の中をランニング。濡れる量は、汗と比べて少ない?

 

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朝ラン、傘は無くてもいけるぐらいの小雨のなかをスタート

1時間半の、ゆっくりペースでのランニング。小雨がパラついている。この時点では傘もいらない程度なので、降水量1mm程度の雨か。この前の検証にちょうど良さそう、と考えながら出発。

朝ランで気温が12-13度程度ということもあり、Tシャツの上のウエアは最初必要。なので、撥水性の雨具を着てスタート。雨が強まる可能性もあるので、念のため。

顔や頭は濡れると気分的につらいので、普段は被らないキャップをかぶって。足は、ワラーチなので、雨は全然関係ない、、爽快そのもの。

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20分ほどで暑くなり、雨具は脱いで腰に巻く。雨具をつけてると、中はかえって蒸し暑くて汗は増えてしまいそう。まだ小雨。

 

次第に雨が強まる

雨音が次第に強くなる。まあ普通なら傘は必要、というぐらいに。つまり降水量2mmは超えているかな、と。気分的には雨具をまた着ようかな、となってきたが、以前の計算を信じて、検証してみようと雨具なしで走り続けた。

ちょっとした峠走り。息はさほど上がらない程度で、楽に走る。上りはキロ6分30秒から7分ぐらい。下りはキロ5分30-50秒ぐらい。峠が終わって、ほぼ1時間。

結構濡れてるかな、、と、Tシャツを触ってみると、、確かに、普段の汗の濡れ方と全然変わらない。まったく大丈夫そう。

 

そのあと、少しペースアップ

後半30分ほどは、平坦な道を、キロ5分30秒程度で少しだけスピードアップ。といっても息は、まったく上がらない程度を目安にキープ。フルマラソンより遅いスピードの、楽なペース走程度。この気温で、いつもなら、汗で考えると1時間400-600mlぐらいかな、、ぐらいのペース。

雨は、時々さらに強まったり、弱まったり。全体的に先ほどの2mmかな、の時よりは強そう。

前回の計算なら、降水量2mmが1時間に濡れる量が400mlだったので、それよりは少し濡れるかな、。つまり、この少しペースアップ程度、では、ちょうど発汗量と同じぐらいかな、なんて予想しながら。

帰宅して、Tシャツを触ると、、全然、普通。やっぱり普段のランニングの時と全く変わらない。湿っている程度。やっぱり計算通りで、雨具なしでちょうどいい、大丈夫だった。

濡れているのは、腰に巻いていた雨具の外側。ここはビチョビチョ。

ただし、気付いたのは、お腹や胸の皮膚を触ってみると、かなり冷えている。これは普段のランニングの時より冷たいか。体温に関係なく、気化熱は奪われるので皮膚は冷えすぎることもある、ということなのか。

 

と言う事で結論

やはり、普段なら傘をさしたくなる、と言う程度の小雨、降水量2mm程度なら、雨具は不要。ランニングの風で無理なく乾いてくる程度の濡れ方。つまりゆっくりペース走の汗、程度。雨具をつけると、中のウエアは、汗が風で乾かないので、かえって濡れるのかも。

ただ、今回実証してみて改めて気付けた副産物は、体の前面の冷えには要注意。雨具はなくてもいいけど、2時間を超えるようなランニングの時には、お腹の保温には気をつけたほうが良さそう。特にウルトラでは、お腹が冷えて胃が食べ物を受け付けられなくなると、即リタイアに繋がるので、特に気をつけないと、、。

 

ひとつ失敗

後で考えたら、これだけ雨で濡れて体温が自動的に下がったので、自分の体からの発汗は減ったのかな、、と。前後で体重を測ってみればよかった。今度、試してみよう。