今朝、小雨の中をランニング。少し濡れはするだろうけど、まあ雨具をつけるほどではないかな、、と、スタート。
帰宅して気がつくと、、、あれ?ウエアの濡れ方、普段、今の夏の季節のランニング後の汗で濡れるのに比べて、全然変わらない?いや、むしろ、雨で体温が少し下がるせいか、汗は少ないし、ウエアは、むしろ普段より濡れてないのでは?
雨の濡れ方って、汗に比べたら少ないのでは?
そこで、ちょっと調べてみた。
雨の中、じっとして立っている。どれぐらい濡れるのだろうか、、、。
ネットで調べてみると、
雨の中で立っている時の、濡れる水の量(上からの体の面積、750cm2 、、50cm(肩幅)x 15cm(胸の厚さ)で計算)が書いてあった。
降水量ごとのぬれる量(まあ、単純に、そのまま掛け算しただけだが)
1mm:傘が欲しいな、まあ無くても我慢できる、ぐらいで。1時間で75ml
2mm:傘がないと厳しい、1時間で150ml
5mm:かなり激しい。傘をさしても足元が濡れるぐらい。1時間で375ml
10mm:会話が通じにくいぐらい。1時間で750ml
あれ、あれ、あれ???
やっぱり、かなり少ない。汗でウエアや手足が濡れる水分量より、全然少ない。
ちなみに、自分の汗の量は、
夏には、
ゆっくり走っても、1時間に800mlぐらい。蒸し暑かったり、しっかり走ると1Lは遥かに超える。
冬でも、1時間ゆっくり走れば、200から400ml。しっかり、マラソンペースで走れば、800ml。
kimamanitabishitetanoshikurun.hatenablog.com
これと比較しても、雨で濡れる水の量って、かなり少ないなあ、、
まあたしかに、蒸し暑い日のランニングで、ウエアや手足、髪の毛、などのずぶ濡れ、びしょびしょの滴れる汗に比べると、そこそこの土砂降りの雨でも、それよりは少ないのかな?
それにしても、冬のマラソンでも、速いペースで走ると、1時間に800mlなのに、それほどウエアも濡れないけど、この汗の量って、会話が通じにくいぐらいの土砂降りの雨、降水量10mlに1時間立っているより多いの?
なんだか、不思議な感じ。
体や気温が高いし、走る風もあって、どんどん蒸発するから、純粋に濡れるのよりは、ずっと少なく感じるのだろうなあ。
走ると、前も濡れるので、立っている時よりは多いはず。
でも、走っていると、もう少し、濡れる量は増えそう。
単にじっと立っている時に、上から体を見たときの面積を750cm2(肩幅50cm x 体の厚み15cm)、ということで計算したのが前出のぬれる量。
走ると、体の前全体が濡れるので、もっと広い面積が濡れる。
それで、どれぐらい増えるのだろう、、。
もう少し、調べてみたら、こんなHPを見つけた。
このシミュレーションでは、
時速4kmの歩く時と時速16kmの走る時を比較している、、。
時速16kmだと、時間あたりでは、前が濡れる量は、上から濡れる量の2.5倍。すご。つまり、走っていると、前と上を合わせると、単に立っている時の濡れ方の3.5倍にもなる。
ちなみに歩行時は、前からは上からの3/4ぐらい。なので合わせて1.75倍。
でも、時速16kmでは自分はとても走り続けられない。キロ6分で軽く走るとして、時速10kmなら、どうなのだろう。。
アバウトで見てみて、時速4kmと16kmの中間なので、ちょうど間をとってみると、
前からは、上からの1.2倍ぐらい?
キロ5分では、時速12kmで、上からの1.6倍ぐらい?
なので、立っているときより、キロ6分なら、2.2倍。キロ5分なら2.6倍ぐらいの雨がかかる。
なんだか、ややこしくなってきた、、、。まあ、ざっと見積もって、普段、自分が走るときは、立っている時の2.5倍、濡れるとしとこう。それでも、やっぱり汗の量を考えると、それほどなさそう。
結局、ざっくりとまとめると。
傘があればさすけど、なくても大丈夫、ぐらいの小雨(降水量1mm/h)の中を走ると、あびる雨の量は、1時間で200mlぐらい。大したことない。冬のゆっくりペースの汗より少ない。
傘が、まあ必要。ないとちょっと困る、しっかりと雨、(降水量2mm/h)のときに走ると、濡れる量は、1時間で400mlぐらい。これでもようやく冬のゆっくりペースの汗の量。
ここまでなら、汗に比べるとずっと少ないので、雨具は必要なさそう。
ある程度、激しい雨、傘さして歩いても足元が濡れるほど(降水量5mm/h)、の中を走ると、あびる雨の量は1時間で1Lぐらい。
まあ、これが、真夏のランニングぐらい。びしょびしょ。夏でなければ、雨具はあったほうがいいかも。
ん?
と言うことは、夏の暑い日なら、雨具の中に同じ量の汗がでるので、雨具を着ても着なくてもウエアの濡れ方はいっしょ、。むしろ風で乾かない分、雨具を着た方がウエアはビショビショ。そうか、夏なら、激しい雨でも雨具は着ない方がウエアは濡れないんだ。
ただし、そう考えると、逆に夏でなければ、やばい。
夏に1時間1L以上の汗をかくような運動量のときと同じ量の水に濡れる、で、その水で体温を下げることになる。雨具なしで走って、ウエアがこの量で濡れると、Maxのスピードで走り続けていても、気温が夏ほど高くないと体温が下がってしまう、と言うことでもあるな。
土砂降りの東京マラソンが、これだったのか、、、。大迫選手、、そら、棄権するだろ、、。
会話ができないぐらいの土砂降り(降水量10mm/h)なら、
1時間で、2L。
たしかに、ぐっちょぐちょ。まあ、こんな時は走らない方がいい。
体温的に考えると、雨具が無しで走ると、夏でなければ命に関わる。
最近、時々天気予報で見る、降水量1時間、30mmとか稀に100mmとか、、、
まあ、避難すべきだろうな。溺れている感じか。
雨具なしでランニング、
ということで、結論
やっぱり、雨で濡れる量は、汗の量に比べるとかなり少ないみたい。
普段の生活なら傘がまあ要るよね、という程度までの普通の雨なら、1時間400ml。冬で軽―いジョギングの時の汗の量と同じぐらいなので、もともと寒く無い季節なら、雨具なしでランニングでも大丈夫かな、、、。
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頭や顔に雨がかかると気分が下がるので、帽子だけは、しっかりカブって。
ただし、雨量が増えると、、。雨具を付けないと、夏でなければ死にそう、、。