福岡マラソン、11月12日、走ってきた。
自分が育った故郷のマラソン。ずっと走りたかったが落選し続けていた。そして今年、初めて当選!
橘湾岸で239km(DNF)から1週間しか経っていない。ちょっと無謀だが、せっかく当選したので、なんとか走りたい。
足裏にできた大きなマメも完治とは行かずとも少し落ち着いて、ようやく走れる状況にはなってきたので、ファンラン程度で走ればいいか、と参加することにした。
ワラーチは、足裏はまだ絆創膏だらけなのでまだ無理。今年の指宿マラソンで使った、安物ゼロシューズで走ることにした。
いざ、スタートへ
スタートは福岡のど真ん中。天神。地下街があるので、直前まで暖を取ることができる。地下街では高校の同級生とばったり出会ったり。さすが故郷。
天神のど真ん中にならんで、スタート。
ここに、罠が。
スタートに並んだブロックがサブ3.5なので、ファンランのつもりだが、周囲に流されてどうしても速くなる。ゆっくり、と思ってもキロ5分15秒。どうしよう、、。これでも周囲からはどんどん抜かれる。
後ろのブロックからスタートした知り合いも、どんどん抜いて行く。
まだお尻やハムストリングは少し痛むが、まあ無理しないように気をつけながら走れば良いかな、、と。あわよくば、サブ4ぐらいはできると良いな、、ぐらい考えながら。
やっぱり無理
20km手前ぐらいで、お尻からハムストリングの筋肉の痛みが徐々に強くなってきた。まあウルトラの気分で、とキロ6分半ぐらいに落としてみたが、全然ダメ。一気に痛みが増強!
ハーフを過ぎてしばらくすると、走ると筋肉がガチガチに固まって、激痛!
走れない。痛くて痛くて、全然無理。もう走るどころではない。
歩いては、少し良くなると、軽ーくジョギングしてみるが、すぐに激痛!で、また歩く。の繰り返し。
名物の糸島半島の海岸線。風光明媚なところだが、トボトボと歩く。
計算すると、5時間にも間に合いそうにない。
あと5kmほどに成って、少し走る時間を増やしてみよう、と走り始めると、少し痛みは良いみたい。スピードを上げてみた。キロ6分半ぐらいなら大丈夫。
走り続けていると、なんだかだんだん調子良くなってきた。キロ6分切っても、逆に痛みが全然無くなってきている。
あと3kmぐらいからは、元気いっぱい。途中歩いていたから疲労感も少ない。!じゃんじゃん走って、ゴボウ抜き状態で気分もいい。
ゴール!4時間40分ほど
人間の身体って、スゴイなあ
やっぱり239kmから1週間でフルマラソンはちょっと無理があった。
が、それでも最後、妙な超回復を体験。
走った後も、全然元気。足の筋肉痛もなし。ゴール地点の出店会場をウロウロしながら、楽しめた。
ちなみに、翌日の足の筋肉痛も、あまりなし。普通に歩ける。普段のフルの後よりもむしろ軽い感じ(まあ途中、走ってないので、それはそうかもしれないが)
まあ、ある意味、身体の限界を超えてみて、そして新たな耐久性を実感できたランとなりました。
それにしても、、やっぱり無理しすぎた、、。