キャンピングカーで車中泊、マラソン大会をさらに楽しく。車中泊の場所選び編。

さて、どこで車中泊しようか。マラソン走っている間は、どこに駐めておこうか。

キャンピングカーで車中泊しながらマラソン大会に行くようになって、かれこれ4年。車を駐めるところ、失敗した、と思ったり、お、これは良いなあと実感したり。

ラソン大会出場をより楽しめるよう、自分なりにいくつかのポイントができてきた。

これは、キャンピングカーに限らず、車中泊でマラソン大会を楽しもう、と言う方にも参考になるかも。

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と言うことで、持ち物編に続いて第2段。車中泊の場所選び編

kimamanitabishitetanoshikurun.hatenablog.com

 

まずは、基本の必要条件、2つ。

自分のコルドリーブス。トイレが付いていない。なのでトイレが近くにあることが必須。

そして、安全。ある程度の人の目がありそうなところ。いろんな面で、怖いことにはなりたくない。少し明るいところ。他に何台か車中泊のお友達が居るところ。

ということで、トイレを探す。

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年齢、50代も半ばを過ぎれば、夜に1-2回はトイレに。なので、駐車場からできるだけ近いところにトイレがある、ことが必須。そして、駐車場の、ある程度トイレに近いところに駐めるように。

そして、洋式トイレ(ウォシュレットだと、さらにありがたい)かどうかを必ず確認。マラソン走る前に用を足すのはとても大きなポイントで、かつ、それを和式トイレにしばらくしゃがんで、と言うのは出来る限り避けたい。今時、意外と見つかる。

選択肢、候補
  • 道の駅やパーキングエリア
  • 車中泊マップ、情報
  • 公衆トイレ情報
  • コンビニ

場所の候補は、第一が、もちろん道の駅。トイレのクオリティーも高い。高速のパーキングエリアも高水準。でも普通のマラソン大会は、なかなかこの二つは近くにない。探すには、、、

車中泊マップ」が便利

https://syachuhaku.fxtec.info

「公衆トイレ情報」で直接トイレの場所を探せるのもすごく便利

 NAVITIME

https://www.navitime.co.jp/category/0515002/

Googleのトイレマップも、とっても探しやすい。

大切なのは、出発前にできるだけネットで予め情報収集。

そして、コンビニも。これも地図アプリで確認できる。トイレを使わせてもらう時は、もちろん必ずお買い物。どうせ飲み物、食べ物、買わないといけないものはたくさんあるし。

 

安全は?

特に少し人里離れていそうなところは、予めチェックしておきたい。前出の、車中泊マップが参考になる。道の駅がいいかな、と思っていても、場所によっては夜に暴走族さん方々のたまり場、というところも。ネットには、いきなり、女性が「襲われているので助けて!!」と言ってきて、あわてて扉を開けようとしたけど、ふと不審に思って車を動かしたら、死角にヤンキーたちが、、なんて経験談も。これは避けたい。

初めて行くところは、候補は一つにしぼらず、いくつか。評価を書いた人の意見もあるので、完全にはあてはまらないところも。静かで、と高評価が書いてあったので行ってみたら、自然の真っ只中。嫁さんと顔を見合わせて、「怖い、、、」。

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ラソン大会により違ってくる車中泊場所の選択

 マラソン大会の規模や体制などにより、車中泊や駐車場の選択が変わってくる。

  パターン1。マラソン大会の駐車場に前日から駐められる、つまり車中泊できる。

    例:指宿マラソン、安芸太田しわいウルトラマラソン壱岐ウルトラマラソン

  パターン2。マラソン大会の駐車場はあるが、夜は空いていない

    例:さが桜マラソン

  パターン3。マラソン大会に駐車場がない、、、

    例:鹿児島マラソン。北九州マラソン

  パターン4。小規模マラソン大会

    例:ジョグトリップ。豊後大野おがた五千石マラソン

と言うように、4つのパターンで考えると、少し考えやすい。
これは、次回に詳細を説明。

kimamanitabishitetanoshikurun.hatenablog.com

 

 

ラソン中の駐車は、スタート地点?ゴール地点?

大きなマラソン大会で良くあるのは、スタート地点とゴール地点が、500mとか、1-2kmぐらい微妙に離れていること。(指宿マラソン、鹿児島マラソン、北九州マラソンなどなど)。この場合、駐車場を探す時、車を駐める所は、スタート地点とゴール地点、どっちを優先して選ぶ?

これは断然、ゴール地点。これは、この4年ぐらいの経験で身に染みて感じたこと。

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スタートをできるだけ良いコンディションで迎えたい、と考えて、最初のころはスタート地点近くを選んでいた。特に指宿マラソンなんかは、スタートのすぐ横、、。しかーし、、今は、絶対ゴール地点!

スタート前に1km歩くことなんかは、まったく苦にならない。気分も高揚しているし、おしゃべりしながら、、。ウォームアップ替りに軽く体を動かしながら。

ところが、ゴール後の1kmは、場合によっては地獄の行軍。寒い、つらい、足が痛い。ゴールの時点で自分がどうなっているのか、天候がどうなっているのか、予測がつかない。調子良く元気にゴールして、天気も良く暖かければ、1kmぐらい楽しくなんでもない。しかーし残念ながら7-8割の時は、寒い!!!マラソンは主に冬だし、ウルトラはゴール時間も遅い。思いがけず雨が降っていたり、風が強くなっていることも。疲れた体に、寒さはむちゃくちゃ堪える。そうなると、そのワズカな距離が辛くて辛くて、、。まるで死の行軍。足の豆が潰れていたりすると、最悪、、。

更衣室は使わないの?

そう言えば、キャンピングカーで車中泊をするようになって、更衣室を使わなくなった。(もちろん、沖縄や飛騨高山などのキャンピングカーで行けない時には使う)

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前述のゴール後寒い!!ということを避けるために、更衣室に服をおけば、スタート地点に車を駐められるのでは?という考えは、ありえない。スタート地点に車を駐めているのに、スタート前にわざわざゴール地点まで往復して更衣室に荷物を置きに行く?

ゴール地点近くに車を置いていたとしたら、更衣室より車の方が断然暖かい。マイホーム。安心感は全然違う。服も色々状況に合わせて選べる。暖かい飲み物もすぐに。

(でも、ゴール地点に、嫁さんに上に羽織るものぐらいは持ってきてもらっているので、、。これがなければ、更衣室使うかも、、。)

Googleマップストリートビューは、フル活用

車中泊、駐車場の場所の確認で地図はもちろん使うが、ストリートビューはフル活用。コンビニ、地図情報に載っていないときもあって、意外と近くにあったり。それと、コインパーキングを利用するときなどは、入り口の方向や、特にキャンピングカーは高さの問題があるので、必ず見て、駐められそうか確認。

そして、さらに重要なのが街中だと、周囲のお店の状況などで治安状況もチェック。風俗店街の真っ只中などはちょっと遠慮したい。駐車場が多いと思ったら、夜の街、、。

余談その1。コインパーキング

自分のコルドリーブスは、長さがギリギリ5m以内。普通のコインパーキングなら入る。なので選択肢に入ってくる。

コインパーキングをさがす時には、Googleマップストリートビューで必ず確認。ゲートを通って入るタイプは、キャンピングカーは入れても、なんと、出られない。ゴキブリホイホイ状態。

入るところは発券機の上の軒が短いので普通に入れる。しかし入ったが最後、出られない。出るところの料金支払い機の上は、なぜか軒が長い。キャンピングカーでは、軒に当たるので、支払機に近づけない。なので、支払い受付の開始状態にならないのでチケットを受け付けてくれず、支払いができない。出られない。

下からロック板方式のコインパーキングでないと駐められない。必ず確認しておく。

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ところで、コインパーキングでの注意点。車中泊が禁止事項になっていないかの確認を。ネットでも利用規約が確認できる。もし、禁止になっていなくても、仮眠程度にしたいところ。夜半に到着して、大会の駐車場が開くまで、とか。

余談その2。コンビニ駐車場で車中泊

地方の方で、どうしても車中泊に良い場所が見つからない時は、最終手段として、コンビニの駐車場に駐めさせてもらったことも何度か。事情を説明してお願いしたら、やさしく承諾していただけた。もちろん、お客さんが来始める朝の前には動かす、と言うことで。というか、どちらにしろ、マラソン目的の前泊なので、夜半について早朝には出発する「仮眠」をさせて頂く、の範囲に限られるが。朝に出発する時には、マラソン頑張って、、と応援のお言葉も頂いたことも。ありがたい。

一度、これはがっつり車中泊に使わせていただいた経験。壱岐ウルトラの後、台風でフェリー欠航で帰れなくなった時。マラソン開催の体育館駐車場はもう使えないし、宿舎も、帰れなくなった出場者で一杯、泊まるところもない。なのでコンビニにお願いして、建物の影で強風を避けさせてもらいながら2晩泊まらせて頂いた。本当にありがたかった、、。

最後に、、

以上、個人的にマラソン大会を一層楽しむために、車中泊場所や駐車場を決める時に、自分が考えている項目を書き出してみました。

ただし、、基本的なこととして、道の駅その他駐車場は、車移動中の休憩やそれに伴う仮眠などに使うべきところで、公に「車中泊OKデス」としているところはほとんどない。車中泊と言ってしまうと、椅子やテーブル出したり、くつろいで、宿泊。を認めることになるからかな。なので、他の乗用車と同じレベルで、あくまでも休憩に使わせてもらっている、と、言う謙虚な気持ちで。他の車に迷惑をかけないよう、マナーに気をつけて、が重要と思ってます。明確に車中泊禁止、と表示されているところは、潔く諦めましょう。

以上、気にかけながら、お楽しみください。