ウザウザのクリモ(シェルティー )紹介
すでに何度も登場している、家のクリモ、シェットランド・シープドック(通称シェルティー)。そろそろ紹介しないと。
今年4月で9歳になりました。女の子。
この子、すごく良い子なんです(親バカ)。
シェルティー
クリモってシェルティーの典型的な性格で、ウザウザ。どうしてそうなるの?と言う感じ。まあ、シェルティーと住んだことがある人なら、そうそう、と肯くところだと思いますが。でもクリモは、さらに、なんです。
自分は、子供の頃に2匹、犬(雑種)を飼っていて、その後は、結婚後子供が小学生になってから、クリモの前にも1匹雑種を飼っていました。と言うことで、まあ犬自体が好きと言うことで、自分のとこの犬や他で見かける犬の相手をしたりして、まあ犬ってこんな感じかな、と言うイメージを持っていた。それを、クリモは、まあことごとく打ち砕いてくれた。
かわいい子犬屋さん
クリモとの出会いは、千葉のシェルティー ブリーダーさん、「かわいい子犬屋さん」のホームページ。少し大きくなり始めていた子(後のクリモ)のつぶらな瞳。愛嬌のある動き。それに、そこのブログで紹介されていた優しい性格。を発見。
前の犬(ピック)が突然天に召されて数ヶ月。どこか寂しい風が吹いている自分の心を癒したくて見ていたホームページでクリモを見かけて、、、もう一目惚れ。毎日の様にホームページを開いて、抑えきれずに嫁さんに相談を開始。そして、ついに連絡を入れて、家の子になってもらうことに。
福岡空港の貨物のところにお迎えに行って、ついに家の子として生活を始めました。
クリモってこんな性格
シェルティーのウザウザ。かわいい仔犬屋さんが、ブログでよく使う言葉、ウザウザ。まあ、こんな感じかな、と想像はしていたけど、まあ、ほんと、まさにウザウザ。
なんとも正確には表現しにくいのだけど、かまって、ちゃん。好奇心、満載ちゃん。やさしく、ソフト。で、ちょっと怖がり。人間が大好き。他の犬の事も好きだけど、、たぶん、人の方が好きじゃないかな。クリモは、まさに超ウザウザ。
怖がり屋さん
中でもクリモは、本当に怖がり。あと、攻撃と言う言葉を知らない。自分に口や牙、という武器がある事実を知らない。本当にまれに、突然の出来事で驚いたり痛かったりのときなど、一瞬「ガウッ」と吠えてしまうこともある。けど、1秒後には吠えた自分の声に驚いた様に、そして申し訳なさそうに、スゴスゴと逃げて隠れようとする。
何か次の別のことがしたい、、
これを好奇心と呼んでいいのか、、何か、別のことができると喜ぶ。
朝になると、外に出たがって、開けると喜んで出て行くのに、庭でひと遊びするとつまらなそうな顔をして、早く家に入れて、、となる。家には喜んで入ってくるのに、しばらくすると、またつまらなさそうに、自分の小屋でゴロリ。
庭に、扉のある自分の小屋があって、ここに入るとしばらくは出してもらえない、と知っているのに、ハウス、と言うと、喜んで走って行って早く扉を開けろ、、とせがむ。扉を開けると、嬉しそうに入って行く。そして、後で小屋から出しに行くと、早く外に出たい、と喜んで、扉が開くのを待ちきれない。そして飛んで出てくる。
散歩に行く用意をし始めると、早く庭から出して!!と急かす。なのに、しばらく歩いていると、早く帰りたい、、となってダラダラ後ろを歩き始める。疲れたのかな、、と思っていたら、家に着いて庭に入ると大喜びしてはしゃぎ回る。
どうも、庭が好き、とか、小屋が好き、とか散歩が好き、とかではなくって、単調なことがつまらないみたいで、何か他のこと次のことがしたいみたい。
誰かに構ってもらいたい。人か犬か、、
散歩に行くと、道ゆく人の顔を見る。視線が合って興味を持ってくれそうな人がいると、よろこんでスリスリしに行く。
他の犬を見つけると興味津々。でも怖がりでなかなか近づけない。相手の犬さんが、同じ体格か大きいと、あちらの犬がクリモを見ていると、促すと恐る恐る近づくこともあるが、すぐに自分の足下の後ろに隠れる。あちらの犬がクリモに興味がなくなって別の方を向いていると、ようやくお尻の匂いを嗅ぎに行く。か、あちらの飼い主さんにスリスリしに行く。
自分より体格が小さい時は、恐る恐る近づいて、ごあいさつ。ご挨拶できたら、あとは遊ぼう遊ぼう、と跳ね回る。ご挨拶に失敗して吠えられると、すごすごと逃げてくる。
自分の実力を知らない
庭に小さな柵をしておけば、そこから出ない。ちょっとジャンプすればすぐ越えられるでしょう、というような低い柵なのに、これをされたらそこを出ちゃいけないものだ、と思っているのか、超えられないと思っているのか、飛び越えて来ない。喜んでジャンプしている時は、遥かに高く飛び上がっているのに、何と思っているのだろう。でもこちらとしては便利なので、くれぐれも柵を飛び越えるような遊びは教えないようにして、自分のジャンプ力を気付かせないようにしている。
家の中ではさらに便利で、ある部分から先に行くとダメ、と最初のころに教えていたら、その先には行かない。LDKの途中なので、特にドアや柵などの境は無いのに、その先には行かない。様子を見ていると、がまんして行かない、と言うより、行けないものだ、と思っているみたい。
それに、前にも書いたが、自分の口に牙、という武器がある事実を知らない。牙は、武器ではなくて甘噛みをする遊びのための道具、と思っているみたい。こちらが手や足を素早く出して遊ぶと、よろこんで牙をむいて甘噛みをしてくる。が、誰かに嫌なことをされても、逃げるだけで、口を出すとか噛もうとする、とかの仕草をしたことがない。ウウウ、と牙をむいて唸ることなんてしたことがない。普通のワンちゃんなら当然怒るであろう、ご飯の最中にそのお皿を引っ張られて横取りされても、、悲しそうな顔をしてこちらを見つめてくるだけ。よっぽど知らない怪しげ人が来たときには、庭でワンワン吠えたことも稀にあるが、噛みつこうという様子は全くない。
ちょっと困ること、、
若干、トイレには苦労させられる。クリモは、大も小も、外でしかしない。家の中のトイレシートでできる様にあれこれ工夫したけど、どうしてもダメ。外に出てする。まあ、逆に、どこに行っても建物の中ではしないので安心して色んなところに連れて行けるというのはあるが。
でも、外でしかしないので、台風の時など大変。なんとか裏の雨風が少しでも少ないところに出して、ビチョビチョになりながら。
その上で困るのは、外ならどこででもする。決まったところがない。大も小も、庭のアチコチどこででも。普通、犬ちゃんならどこかに決めそうなものだけど、庭全体がトイレと思っているみたい。庭で遊んでいると突然止まって始める。散歩中でも、突然止まって。道の真ん中でも、他のオタクの玄関の目の前でも。しぐさで前に分かる時が多いが、本当に突然!の時も結構多い。
と言う具合なので、外に出られると自分が思った時点で、さあオシッコをしよう、となるみたい。なので、その時点で外に出られないと、家の中で漏らしてしまう。例えば、一度キャンピングカーで、早朝まだ少し薄暗い開け始めの時間帯に家内と2人で外に出て、戻ってみたら中で漏らしていた。どうも、朝だし自分も出してもらえると勘違いしてたみたい。
あと、建物の中でも、汚れた絨毯の部屋に入るとか、広―い空間に出る、などしたら外と間違えることも。でも、まあこちらも、こう言う時は勘違いするな、とパターンを学習してきたので、、今では、ほとんど失敗することは無いが。
まあ、こんな性格で、超ウザウザを楽しみながら、キャンピングカーで連れ回しています。2ー3時間も、揺れる車に詰め込まれて無理やり色んなところに連れて行かれるのを、喜んでいるのか、迷惑がっているのか。
でも、クリモが居てくれたから、マラソンに出るためにキャンピングカーを買おう、と勇気ある一歩を踏み出せた。そして、予想以上の楽しい旅の生活、思い出ができるようになった。ので、その意味でも、本当に、感謝感謝。
まだまだ色んなところに一緒に行こうね。
そして、マラソンでヘロヘロになっている自分を、その笑顔とペロペロで癒してちょうだい!