天草にしばらく行っていないなあ、と思っていたら、苓北夕やけマラソン、オンライン開催の案内発見。現地のコースを走る選択もある。これは行かねば。
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11日の建国記念日、天草へ出発
仕事が上手く進まず帰宅は朝6時。なんとか10時ごろに起きて、連休の楽しみへ向けて天草へ出発。ある意味、こんな無理な旅もできてしまうのがキャンピングカーの強みなんだろうなあ。
運転は嫁さんにお願いして、途中、高速のPAで昼飯。
松橋(まつばせ)の萩見窯へ
松橋で高速を降り、このコースなら、やっぱり萩見窯への立ち寄り。
一年半ぶり。
コーヒーカップ、前回は一個しか残ってなくて、少し傷があって諦めた。今回は同じデザインをたくさん出してきてくれた。それぞれ全然違う味があって、相当悩む。触った感じ、肌触りが全然違う。取手の持つ感じも、やっぱりそれぞれ全然違う。3つぐらい最終候補になって。小ぶりの丸っこいのもいい感じ、なんて考えながら。手に取って、握って、包んで、触りまくって、散々悩んでようやく決定。やっぱり自分の手に馴染むものが最高。
かなり満足のいくものを購入できた。
嫁さんは、醤油さし購入。最初に来た時に購入したのがかなり気に入っていたのだけど割れてしまって、今回、購入できて大満足。
あとは、茶碗を見たりしながら。抹茶を飲むようなの。すっごく良い感じの色、渋い緑っぽいの。色々工夫して色を出しているとのこと。欲しいなあ。。。ちょっと高額になるけど(一桁上がる)
キャンピンングカーのことなどで話も盛り上がる。でも聞いてみると、窯元もコロナの影響がかなりあるらしい。大変だなあ。
道の駅松橋に寄って、買い出し、、。買い込んで。
半島の南を進んで、、橋を渡って、一路、天草へ。
道の駅有明で車中泊
6時ぐらいに到着。苓北まではまだ結構距離はあるけど、。天草、実は結構遠い。
この道の駅は以前も泊まったところなので安心。そしてお風呂もあるしすごく便利。
夕ご飯は、車で10分ちょっと先まで行って、前回も行った、「寿し竜」へ。
にぎりを注文。、、旨い!!白もの、新鮮で凄く美味しい。プリップリのシャキシャキ。
r.gnavi.co.jpそしたら、前で小さなお魚をたくさん捌いている。
見た感じ、コノシロかな?でも、普段見るのより、かなり大きい。
聞いてみると、正解。
話を聞くと、コノシロって、砂浜で餌を取るらしくて、お店の目の前の湾でたくさん取れるらしい。
東京などで見る小さいのは、天草からだと輸送などのコストがかかるのでここではあまり取らなくて、網の目を大きくして、重さで収入になる大きい目のだけ取るらしい。
そこで、コノシロ、握ってもらったら、、すっごく美味しい!大当たり。
でも実は、3-4月と8月ぐらいの夏、が美味しくて、3-4月は産卵の頃で。で、卵がまた美味しい、と。次はこの頃に来て食べてみたい!
蔓延防止、で、お酒が出ないのが、相当残念がだ、、大満足。
道の駅に戻って、お風呂。ゆっくりと疲れを癒して。
ここの道の駅。車中泊にとても良いところ。トイレもかなり綺麗だし。キャンピングカーなど、車中泊が他に6-7台ぐらい、、。
12日土曜、苓北へ
朝、少し早めに起きて、、、、パソコンで、ひと仕事。こんな実情も少し悲しい気もするが、でも、普段よりずっとスムースに進む。やっぱり環境を変えると能率いいなあ。
8時ごろには出発して、ランニングのコース、苓北へ。途中、以前も行った干物などを売っているっところに立ち寄って、少し買い込んだりしながら。
今回のメインエベント。苓北夕やけマラソン。
1時間以上かかって、ようやく苓北、到着。
島々を渡って、、、なんだかんだ行って、天草全体は、かなり距離がある。
苓北夕やけマラソン。ハーフ。スタート地点、苓北町町民総合センター。
駐車場に停めて、ささっとランニングの準備。嫁さんのベネリ電動自転車も下ろして、いざ出発。
空はどんより、気温は5度ぐらいで少し肌寒いが、走るのにはいい感じ。もちろん、足はワラーチ。靴下なしの裸足ワラーチでも全然問題なし。
富岡城跡へ
コースは、まずは街の方に向かって走る。途中の畑には黄色い風船みたいなものがある。なんだろう。
レタスが一面に。ちょうどシーズンなのか、あちこちで総出で収穫している。たくさんのレタスの段ボールを積んだ軽トラもたくさん行き来している。
そんな中を走りながら、、富岡の方へ。細い洲の先にお城の島があると言う感じ。
洲にある街を抜けて東の海岸線を走りながら富岡城跡へ。石垣が残っていて、城は山の上にある。
裏手の方に、アダム荒川殉教公園、との案内があったので、そちらに行ってみようと、コースを外れて裏手へ。その裏手からお城の方へ登って。
お城の歴史とか、島原の乱のこと、その後の統治のことが書いてあって、、。当時の人たちの一人一人の苦悩、努力、生き様を知ることができた。自分なんて、この当時の人達に比べると、全然楽しているのに、、。頑張らねば。
富岡城では、そのまま表の方に抜けたかったが、道は階段しかなく自転車では行けない。仕方ないので、またお城の裏手を降ってぐるりと回って正面へ。そこでコースに戻る。
街の方への復路。今度は洲の西側海沿いを走る。洲は本当に狭い。少し道が開けると、東側の方の海も見える、と言う感じ。
苓北の街に戻ったところで、10kmぐらい。
サンセットロードを南下、都呂々の街へ
そこからサンセットロードを南下。九電の火力発電所を海側に見ながら進む。
都呂々の小さな街へ。そこで折り返し。
都呂々中学校がある。学校の前に記念碑があるな、と思ったら、なんとハンドボール全国大会優勝!。本当に小さな小さな集落なのに。すごいなあ。
内田皿山焼へ。
折り返して戻ってきて、苓北の街に少し入って来たところで、内田皿山焼の案内表示。コースを外れて右折。国道から外れて200-300mぐらい、近かった。
入ってみると、磁器と陶器と。かなりたくさん展示してある。お店の人に声をかけたら色々と説明してくれた。
磁器は、もちろん天草の土。ここのは厚手でいい感じ。真っ白なコーヒーカップ、模様が入っているのがすごくいい感じ!買いたかったなあ。
陶器の粘土はここの田んぼの泥から作っているとのこと。色や作品など、天草を題材にして。青い渋い色のは本当に良かった。欲しい、、。グッと我慢。というか走っている最中なので買えない。
窯を後にして、残り少しでゴール。
観光混ぜながら、楽しい21km、、いや寄り道したから23kmほど、、でした。
着いてみたら、なんとキャンピングカーが一台停まっている。前日、道の駅有明に停まっていたやつだ。この近所には他に観光の場所など何も無いので、苓北マラソン、同じコースを走りに来たに違いない。でも出会わなかったなあ。残念。
すぐ目の前の丘の上に温泉との表示があったので行ってみたら、、なんとコロナで閉まっていた。がっかり。
なので、諦めて昼ごはんへ。
昼ごはんは、サン・ミカド。大当たり!
カーナビで食事のところを探したら、苓北の街中に、サン・ミカド、と言うところが案内される。行ってみることに。
r.gnavi.co.jp郵便局の裏に完全に隠れていて、見つけにくかったが、、着いて見ると、、え?外観から、一眼で、なんだかいい感じ。
で実際、大当たり!とっても落ち着いた雰囲気のアットホームなレストラン。
色んなランチの定食があって。値段は少しするけど、十分価値はある。
自分は、ヒレカツ定食。豚の生姜焼き定食が一番人気みたい。嫁さんはカツカレー。このカツも良かった。
大満足。
お客さんも地元の人とか、福岡から常連さんとかが次から次に来店してくる。確かにここはまた来たくなるよなあ。
高浜の天草創磁、久窯へ
昼飯のあとは、海岸線を南下して、高浜へ。
以前も何度か訪れたことがある久窯。
車を駐車場にとめてしばらく歩いて行くと、窯の前、途中の小さな用水路に小さな小さなオタマジャクシがびっしり!!春の兆しかな。
久窯では陶芸家さん、いつものごとく、色んな話で盛り上がる。たっぷりと話が尽きない。話題が本当に豊富だな。こんな離れた街なのに、新しい情報も本当に詳しい。
今回、焼酎用の少し大きめの湯呑みを、と考えていて、とてもいい感じのが見つかった。
(自分の手が大きいからか、なんだか小さく見えるが、そこそこ大きい、、普通の湯呑みより、結構大きい。焼酎お湯わり、でも、ロック、、でも、ちょうど良い)
他のも見ていると、縦に細かい模様があるお皿が。聞いてみたら、なんと磁器に「飛びかんな」で作っているらしい。ここの陶芸家さんは、以前小石原焼でしばらく修行していて、その技術を使っている、と。すっごくいい感じ。ただ、一日に買うのは一個、と決めているのでぐっと我慢、、。次回か。
それにしても、こんな磁器で、値段は2,300円。安い!!。磁器でこんなに綺麗なのに、こんなに安くていいのかな、、。有田などに行ったら、いくらするんだろう、、、。
あとは帰路へ。
三角から北側を戻って。高速へは、松橋ICに行くか御船ICに行くか、で迷ったけど、御船に行ってみることに。しかし、カーナビの到着時間が12分ほど遅くなって。しかも走っていると川沿いなどで、結構遠い。やっぱりいつも通り松橋の方が楽かな。
と言うことで、今回も充実の旅ラン!
日曜も使って2泊3日だったならもっとゆっくり楽しめたのだけど、日曜は仕事が入ったので仕方たない、、。それでも、相当気分転換、今後の仕事の充電には申し分ない、旅ランとなりました。
やっぱり、キャンピングカー、最強!