橘湾岸スーパーマラニック213km。4年前のリベンジ、ワラーチ挑戦記。その2

4年前の忘れ物、、E部門、213km。1/3を過ぎて、E部門ならではの伊王島コースへ。

 

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伊王島目指して。

江川交差点を右折して、ひたすら平坦な道を進む。時々歩きは入るが、ほぼ走り続けておられる程度の疲労感。

ここで、ワラーチの紐が鼻緒のところで切れた!

 

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今回履いていたワラーチは、ワラーチの先端、底のビブラムがやや長めに余っているもの。

マンサンダルのように紐を締め付けないユルフワにして、ワラーチの後ろにだんだん着地するようになって先端が余るような感じになったので、少しづつ先端をカットしている。2週間前の富士五湖の時に履いたワラーチは、最近カットしたので、指の前にほとんどビブラムがでていない。しかし、今回のは、もう少し前にカットしたもので、指の前にワラーチの先端部分が少し余っている。

この余ったつま先が、地面の出っ張りにたびたび引っかかっていた。これは、鼻緒が切れるかも、、と思って、ザックに予備に入れていた富士五湖で使ったものに変えようか、と思ってはいたが、エイドでの休憩の時にそれを思い出さないので、変えるタイミングを逸してそのまま走っていた。

それが、ここで地面に引っかかった時に、ついに鼻緒のところの紐が切れた。

と言うことで、ザックをから先が短い方のを出して履き替えた。(あとは全然、地面に引っ掛からなかった。やっぱり早く変えておけば良かった、、。)

 

この辺から、7時スタート、自分の2時間後にスタートした人たちに、どんどん抜かれる。4年前、速いペースでと思っていた自分より、さらに1時間速いペースで追いついて来た人たちなので、当然あっさりと抜かれるのだが、これが次から次へと繰り返されるのは、ちょっと精神的には凹む。と、焦る、、。時間を見ながら大丈夫、、と言い聞かせながら。

 

17時少し前。伊王島に渡る橋の前のエイド到着。

77.3km地点。この7kmを1時間か。やっぱり思ったよりペースが上がってない。何だかおかしいな、、なんて、この頃から思い始めた。

 

ただ、疲労の蓄積は禁物、と座って休憩。ここでもしっかりスパゲッティ・ミートソースを頂いて。今回、胃の調子がいいのがとても助かる。途中でのんだ新三共胃腸薬が効いているのかな。

 

ここで7時スタートで追いついてきたワラーチの人と一緒になった。10mmの1つ分厚い方のワラーチ。それでも、荒い道は痛いですよね、と言っていた。やっぱり厚い方がいいのかな。

 

ただ、自分は走る時、つま先がよく引っかかるので、硬い10mmのだと、その時に転倒するんだよな、、、

 

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伊王島一周へ。

スタートして橋を渡り、いよいよ伊王島へ。荘厳な教会バックに写真をとったりしながら進む。

ここでまた、道を間違えた。

海岸線をしばらく走って、灯台がある尾根の道へ階段で登るのだが、本来のコースより1つ前の湾で登ってしまった。前回と、あれ、違うな、と途中で気が付いたが後の祭り。このまま登って、早めに尾根の道に出ると、本来のコースより少し距離は長くなるし、尾根だと登り降りはあるが、今から引き返してもう一度下って、海岸線の道に戻るよりは良さそう。そのまま尾根の道に登って、灯台を目指すことに。

尾根の道は、灯台からの復路なので、戻ってくる人たちとすれ違う。あれ?という顔をされるので、そのつど「間違えちゃいました、、」と声をかけながら。

 

伊王島灯台。手前の観光客の駐車場で柴犬を散歩している人が居て、その柴犬が自分の方に寄ってくる。人懐っこいんです、、と。実は、前回走った時は、ここに嫁さん応援で待っていて、クリモもいっしょだった。柴犬の頭をなでてあげながら、そんな事を思い出した。

灯台往復、、。この急な傾斜が、けっこう堪える。

橘湾岸スーパーマラニック伊王島灯台

灯台からの戻りは尾根を進み、最後右折しいて南側の海岸線に出て、伊王島をグルリと一周する。

 

思いがけず、応援登場!

ここで妹から電話が入った。「今、どこ?」と。

妹家族の家は曲がって来た江川の交差点の近くで、今回はその時間は用事があるとのことで応援に来られなかった。そしたら、用事が終わったので応援に来た、と。

「今、こいのぼり前に見えるところ」、、と。あれ?自分の前にも、こいのぼりがある。

で、見ると、50mほど前に車、発見。

と言う事で、妹の旦那さん(大学でアメフト、花形QB)と甥っ子(サッカー選手)が、いっしょに走ってくれることに。

ペースはかなり遅いので、彼らには物足りないだろうけど、おしゃべりしながら、ボチボチ。いい気分転換。

伊王島ラン

19時ちょうど。伊王島一周終えて、橋を渡って、エイドに戻って来た。

88.9km。2時間弱で一周、12km弱。うーん、やっぱりペースが上がらないなあ。なぜだろう。

パスタをしっかり食べて、にんじんの微塵切りを頂いて、しっかり栄養補給。さらに、胃薬飲んで。

それと、夜用のライトをつけて、10分ほどでスタート。

 

その後3kmほど、妹家族の家の近くまで、伴走を続けてくれた。

この辺で日が暮れて、寒くなってきて、スタート時のパーカーを着た。

妹たちに、ボチボチがんばってくる、と別れをつげて、、ここから寂しい山の中に登っていく。

 

100km過ぎの国道目指して、さらに登り降り。

登りは歩き。そして、またまた港町の海岸沿いまで下る。こんなのばっかり。

小さな港町、98km地点で、コルドリーブス発見。嫁さんが、ここで待っていた。

嫁さん、スタート地点のボランティアで受付を担当したら、なんと、朝の5時から、翌日スタートの前日受付までして、夕方6時まで、13時間。ある意味、ウルトラだ、、。なんともご苦労様、、。

 

5分ほど、一休み。ロキソニン、2錠目、投入。

ここから、さらに寂しい山道へ登っていく。畑を抜けて、、、

国道に出る少し前で、100km地点通過。

21:03。16時間かあ。

前回、15時間で、ここを通過。1時間遅れなので、まあ予定通りと言えば予定通り。まあ、許容範囲、、と言い聞かせながら。

 

中間地点エイド。恐竜博物館目指す。

100.8km。国道に出た。

あとは、109km地点の、恐竜館めざして、長崎半島をひたすら南下。

途中、エイドで食事を頂いたり、コンビニで補給したり、、。

だが、ペースは上がらず、、。

 

109km。恐竜博物館。エイド到着。

橘湾岸スーパーマラニック。E部門中間点。恐竜博物館

ここはE部門の中間点。着替えなどのバッグが来ているところ。

時間は、22時45分。なんと、この8kmほどを1時間30分以上かかっている。

今回、気になるのは走っているつもりでも、全然ペースが上がらない。なぜだろう、、。

そして、体力温存でペースを落としていた割には、疲れがある。なぜ、、。

 

前回、この先で動けなくなったので、今回は、ここでしっかり休む予定にしていた。

ここの関門としての制限時間は、24時までにスタート。しかし、後の関門時間を考えると、23時ごろには出発したい、と思っていた。ここまで18時間、後半19時間、の計算。

それが、22時45分着。やばい。

本当なら22時ぐらい、遅くとも22時30分には着いてしっかり休みたかったのだが、、。

 

でもしかたない。エイドの温かい食事を素早くたべて、

配達された着替え袋から寒さ対策用に、上下の雨具を出して、ザックに入れて。

で、ロビーのソファーにゴロリ。

スマホの目覚ましかけて、15分睡眠。

 

 

後半へ向けて、かなり不安を覚えながら、、。