11月の3連休。もう3週間前になってしまった、、。
この連休の真っ最中に出張で京都へ。まあ会議の予定を組む人にも色々な考えがあるのでしょう。と言うことで、新幹線で京都へ。
開花堂で真鍮の茶筒を購入
到着したら、仕事の前に、まずは茶筒屋さんへ。「開化堂」
最近、コーヒー豆を買って自分で入れ始めたので、豆を入れる良い茶筒をこのところ旅の度に探していた。今回、旅情報でここを見つけて、行く事にした。
五条から歩いて向かっていると、途中、小さな路地に年季の入った和菓子屋さんを発見。
小ぢんまりとしたところだったけど、一つお饅頭を買って食べた。やっぱり京都!すごくおいしい!いや、半端ない。京都で生き残っているのには理由がある。
少しウロウロして、開化堂、路地に発見。危うく見落とすところだった。
金属の茶筒。蓋の寸法が下とぴったりで、開け閉めするときの吸い付くような滑らかな感覚も、とても良い感じ。そして、一番の売りが、年を経ると次第に色に年季が入って変わっていく事。
- 銅のは数年で渋い色(古い10円玉のような)に。
- 真鍮のは金色から20年ぐらいで渋い赤銅色に。
- 錻(ブリキ)は30-50年ぐらいで渋い黒鉄色に。
まあ、自分の寿命を考えると30-50年は無理、、と真鍮のを購入。今はピカピカだけど、これからが本当に楽しみ。満遍なく、たくさん触ると、早く、綺麗に変色するらしい。
もう一つ、長男が結婚するので、結婚記念に錻のも購入。今はピカピカの二人だけど、長い年月をかけて、味のある良い色が出る夫婦になってもらえたらな、と。。
翌朝、鴨川沿いを旅ラン
出張の朝の楽しみは、何と言っても旅ラン。もちろんワラーチで。
kimamanitabishitetanoshikurun.hatenablog.com
ホテルから2kmほどで鴨川に出て、河川敷を爽快に朝ラン。
途中、砂のところがあって、思わず裸足に。
気分良く走れたのだけど、砂の粒が小石程度で少し大きく、ちょっと痛い。なので、1kmも行かずに、またワラーチ。まあ旅ランは、足元を見るよりも、景色を楽しみたいのもあるし。
kimamanitabishitetanoshikurun.hatenablog.com
五条まで南下して、橋を渡って反対側の河川敷を四条まで北上。あとは、西へ戻る。
このとき気付いたのが、川まで出た時は大通りを走ったのだが、そしたら信号だらけ。少し走っては止まって、の連続だった。帰るときは、一つ裏道、商店街を走ってみた。そしたらほとんど信号は無いし、走りやすくて良かった!
あちこち止まって写真撮りながらの、のんびり爽快朝ランを満喫。
伏見へ観光
せっかくの京都なので、仕事の合間に観光も。と言う事で伏見へ。
坂本龍馬ゆかりの寺田屋
駅からまずは寺田屋へ。坂本龍馬が襲撃されたところ。ただ建物が残っているだけだろう、ぐらいの気楽な気持ちで行ったら、実は、すごく良かった。感動した。
寺田屋を外から見ていたら、入館料を払えば中にも入れる、と。
まあ入ってみようか、と軽い気持ちで。と2階に上がった。あちこちに歴史をたくさん説明してある。ここに坂本龍馬と薩摩の若者達が居たのか、とヒシヒシと伝わってきた。強い志にあふれ薩摩藩士の若人達が、ここに居た。そして散った。今まさに、その場所に自分が居る。坂本龍馬が寝泊まりした部屋。そこに一人ポツンと佇む。寺田屋を出る頃には、命ある今を大切に生きなければ、と熱い気持ちが心に宿っている。ただの古い旅館だけど、入ってみて、本当に良かった。
酒造巡り、山本本家で「神聖」と「丹波焼」
あとは、酒蔵巡り。地ビールの工房。日本酒の酒造は、有名どころ黄桜や月桂冠。
黄桜から月桂冠のところに行く途中で、もう一つ大きな酒蔵が。なにげに通り過ぎて歩いていたら、酒造の角に小さな建物があり、中で陶器の展示が。これは入ってみなければ。
「丹波焼」すっごく良い感じ。少し感動的。説明を伺いながら、作者によって違う、それぞれ個性のある色んな作品を堪能できた。機会があったら、丹波焼の窯巡り、是非行ってみたい。
そして、お酒も良いですよ、、の言葉に乗せられて、少し戻って酒蔵へ。
山本本家。
ちょうど、メインブランドの「神聖」が、しぼりたて、のが。試飲したら、中々美味しい。と言う事で、2本ほど、送ってもらうことに。良いところを見つけた。
少し慌しい、京都出張。3連休で人も多くてコロナの不安もあって思う存分満喫、とは行かなかったが、さすが京都。十分堪能できた。