コルドリーブスで呼子、唐津焼、窯巡り(その2)

呼子への一泊ドライブ。メインテーマは、唐津焼の窯巡り。二日目へ。

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5日日曜

6時過ぎから、ワラーチで朝ラン。やっぱり海沿いは良い!

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呼子朝市の準備がボチボチはじまった通りなどを走って。古い歴史を感じる家が立ち並んで良い雰囲気の中を、楽しく旅ラン。

呼子朝市の通りを朝ラン

朝のコーヒーでゆっくりして、出発。朝市へ

結構お魚関係のおばちゃんの押しが強い。干物はどれも美味しそう!!

サザエを1kgで700円をゲット。13個も入ってた。安!

ひなた窯、、日本ミツバチで盛り上がる。

通りに、唐津焼を発見。陽向窯(ひなたかま)さん。あれ?炎向窯だったか、、

karatsuyaki.info

昨日の王天家窯とは全くちがう雰囲気で、これも、すっごくいい感じ。鱗のようなのも。半分、斜めにこの鱗を染めているのが、いい感じ。紺色に薄い青の小さな丸、が並んでいるのもとても良い感じ。ちょうど良いコーヒーカップもある!どれも、本当に欲しくなる。値段は、昨日の王天家窯より、少しお手頃。でも、今日1日、いろんな窯を回ると思うと、ぐっと我慢。それぞれの焼き方などの丁寧に説明してくれて、本当に興味深い。

そして、日本ミツバチの蜜を試食させてくれた。3年前ぐらいに、YouTubeでもあっている「週末養蜂」のスターターキットの巣箱で始めたら、すぐに入って、その後、かなり増えたと。自分も、1ヶ月前ぐらいに、このYouTubeみて興味持って調べたりしたところだったので、話で盛り上がって。自分も、やってみたいなあ。

 隆太窯、、豪華、目の保養、、。

後は、南下、、。昨日手に入れたマップを頼りに、唐津焼の窯を目指して。

隆太窯。大きな道から山の中へ入っていく。雰囲気満点。窯の前にバスの停留所「隆太窯前」。

3代でやっていて、すごーくいい感じ。いかにも茶器、というのも多い。粘土の種類も色々。すごくいい感じ!でも、やっぱり少し高い。中里さん。後でネットで見たら、国宝の中里さんの息子さん。唐津焼の中でも、有名所だった。どうりで。。。。まあ、残念ながら見るだけ。かなり目の保養になった。

www.ryutagama.com

櫨ノ谷窯(ハゼのたにかま)、里山カフェへ。竹を割って、流しそうめん

そこから、以前、クラウドファンディングで見つけていた、櫨ノ谷窯へ。里山カフェがあるとのことだったので、昼の軽食でも食べれたら、とも思って。

www.tuti-utuwa.com

着いたら、ちょうど田植えで親戚などが集まったらしくて、子供達がたくさん。茅葺の家の前で、竹を割ってみんなで流しそうめんをしていた。いい雰囲気。

カフェは落ち着いた良い雰囲気。古い建物を改装したみたいで、大きな梁が立派。食事はなくって、残念ながらケーキで少し腹ごしらえ。

コーヒー、とっても美味しい。とてもいい感じの斑唐津カップで頂いて、ほっこりしたところで、茅葺の展示場へ。いい感じ!!。先代のが特にすごい。他のもいい感じ、、なのだけど、、目的のコーヒーカップが、その、ごっつい感じのがない。でも、また、来てみたいなあ。

昼ご飯は、伊万里の道の駅で。

岸岳窯三帰庵(きしだけがま、さんきあん)、、建物が潰れている??

そこから、北へ抜けて、岸岳窯三帰庵。

www.karatsu-kankou.jp

車を止めたところから、小道を登っていくと、

なんと、真ん中の建物が潰れている!!。雨で潰れたのか、、と思ったら、古いのを立て直そうとして、ちょうど前日に潰していたところ。なので展示場がなくって、工房の方に、しまう感じでカゴにしまってあったのを出してもらいながら見せてもらう感じに。そしたら、コーヒーカップ。いい感じのがいくつか。朝鮮唐津、みたいな感じのが良いかな、、と見ていると、横に絵唐津のが。それまで、色んな窯では、絵唐津はあまり興味をソソられなかったのだけど。それが、これは、シンプルなんだけど、なんだかいい感じだなあと。3つほどあったので、手にとって見比べていたら、奥からたくさん持ってきてくれて、色々と見せてくれる。その中から選んで。全体的に、押しが強すぎず、落ち着いてコーヒー飲めそう。で、それを選んで。値段聞いたら、なんと1500円!。安い。で、それに決定。

あとで、良く見てみると、表面の透明な釉薬に小さな割れ目がたくさんあって、ここに少しづつ模様がはいってくると、どんどん渋くなってきそう。さらに楽しみになって来た。


駐車場で、キャンピングカーの中で30分ぐらいお昼寝、、仮眠。これができるのもキャンピングカーの大きなメリット。

五反林窯。ガタイが良い、気さくなアメリカ人

後は、国道に出て南下、、。最後、多久に外人さんがやっているところがあったので、行ってみることに。

五反林窯。遠くから見ても、アメリカの片田舎風の大きな家が何棟か建っていて、すぐに、あ、ここかな、と分かる感じ。

www.karatsupots.com

気さくにお迎えしてくれて、展示と工房がある建物へ。雨で水害で水が入ってくるから、と言うことでガス窯の周囲を自分で修理していて、展示があまりできていなくて、ごめんなさい、、と。

でもその辺のや、2階、屋根裏みたいな展示室も見せてもらって。東京で展示会があって、そこから戻ってきたものも。結構たくさん。

話を聞いていると、アメリカのニューメキシコ出身。日本に来てから20年。唐津窯で修行していたので、あちこちの窯をよく知っていた。

外国にも結構、売っていて、アメリカより最近はヨーロッパが多い。と。ヨーロッパでは朝鮮唐津が人気で、釉薬が垂れているやつ。これは、ガス釜の方がある程度一定したのが作れるので良いと。斑唐津とかは、のぼり窯の方が色々できていい、と。

あちこち見てみると、コーヒーカップがある程度数はあるのだけど、これは、と言うのが、もう一歩見つからない感じ、、。そしたら、少し独特な磁器があって。良い感じの湯飲み、というかカップ。東京の展示から戻ってきたもの。結構魅力的。欲しいなあ。

そしたらふと見ると、焼酎にちょうど良さそうなのが。斑唐津で、少し朝鮮唐津っぽく垂れているの。少し形が違うのが2種類あって、どちらも最高に良い!。これだ!!と。一つを選んで!!。色々我慢して、良かった!!。写真では分かりにくいけど、綺麗な円ではなくって、ほどよく楕円というか、三角形に楕円。両手や片手の掌にすっぽりと入る感じ。湯呑みより大きくて茶碗より小さくて深い。砲台のところは少し濃ゆい赤茶色で、しかも荒い粘度が露出していて、それも見た目に渋いし、手触りに重厚さが加わってくる。


で、値段を聞いたら、2,500円。え?そんなに高くない、、。ありがたい。ちなみに、もう一つの候補だった磁器のは7000円か8000円ぐらいだった。

と、大満足しながら多久から高速に乗って帰宅。

 

と言うことで、色々と唐津焼をみて、コーヒーカップと焼酎用のカップ、大満足!。だけど、まだまだ奥が深そう、、。まだまだ、他の窯のをたくさん見てみたい!やっぱり焼き物は良いなあ。