コルドリーブスで大分、紅葉の週末旅行。たまには親孝行しながら、牧ノ戸峠などなど

この週末は、コルドリーブスに両親を乗せて大分ドライブ。紅葉はまだとは思いつつ耶馬渓近くの岳切渓谷が主な目的でスタートが、二日目は牧ノ戸峠は紅葉が始まっているとの情報を得て南へ。大満足の思い出深い親孝行の旅となりました。

 

コルドリーブスで牧ノ戸峠

まずは、山国経由で岳切渓谷

初日。昼前に福岡で両親をピックアップし出発。山国へ。お気に入りの食堂が残念ながらしまっていて、道の駅へ。

 

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この山国の道の駅には、隣接する別棟に自由につかえるテーブル席がある(以前、深夜まで地元の高校生がここで受験勉強していた、、)。なので、レストランに入らず、売っている弁当をゲット。でここで食べることに。

鮎飯!!。これが、すごーく、美味しかった。名物唐揚げなどとともに、みんな満喫。 

そこから、岳切渓谷へ。一枚岩の不思議な渓谷。

コルドリーブスで岳切渓谷

ここは一見の価値あり。水深10-20cmぐらいの、浅ーい沢で、沢の幅は広いのに、左右均等に浅い。これが延々と何キロも続いている。左右のどちらかに深いところができそうなものだけど、なぜかどこも均等に、浅い。不思議だなあ。小さなこどもでも安心して遊べる。

そして、自然の真っ只中、マイナスイオンたっぷり。両親は足腰も弱く、あまり奥まではいけなかったが、それでも、インスタ映えしそうな綺麗な渓谷を満喫。

 

夜は玖珠へ。夕飯は、カタリヨ。

夕ご飯はいつものカタリヨ。イタリアンだけど、味付けがお酒に合うように全体的に濃い。口に合うか心配したが、実は名古屋出身の父は味が濃いのが好きで、相当気に入ってくれた。ピザ、パスタも。

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夜は、両親は温泉宿へ。

自分たちは、もちろん玖珠の道の駅、、いつものところでゆっくり、リラックス。

 

二日目、紅葉を満喫

ワラーチで朝ラン。まずは玖珠川まで出て、河川敷を走りながら街中まで。

 

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そこから山の方向に戻って森町の城下町まで。1時間ほど。それにしても寒かった、、。ちょうどこの週末、冷え込んで、しかも玖珠なので。足は半ズボン、がちょっと寒かった。手も手袋が必要だった。前半は袖に手を入れて走っていた感じ。でも、この一つ一つの旅ランが、忘れられない思い出。

 

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朝風呂は、これもいつもの源泉掛け流し。ゆったりと。

 

9時半ごろ、両親を旅館に迎えにいって。出発。

牧ノ戸峠あたりが紅葉が始まっている、と旅館の人が教えてくれて、行くことに。途中、吊り橋を駐車場から見ながら(父は高所恐怖症なので、見るだけ、で出発)。

徐々に山の上に紅葉が。そして、長者原、紅葉がすごい!!!。

親も思い出のある牧ノ戸で、コーヒーとか、甘酒、ソフトクリーム。

紅葉の真っ只中で、本当にベストタイミング。もう最高だった!。

 

 

午後は、豊後高田の昭和の町へ

あとは、当初予定していた、、豊後高田の「昭和の町」。牧ノ戸峠からは少し遠いので迷ったが、やっぱり行ってみることに。

カーナビで街並みに入っては見たが、最初はなんだか、、案内も良く分からないし、、さびれた商店街しかない、、ちょっと失敗かな、、父も少し不機嫌。

だったけど、ようやく見つけた博物館的な一画で車を止めて、少し情報収拾。この辺は賑やかで良さそう。しかーし、14時を過ぎていてレストランがすでにclose。他に食べるところは、、と聞いても、分からず。もらったパンフレットには、食事処が書いていない、、。困った、、、。

仕方ないので、車で移動しながら(両親はとても長い距離は歩けない)、ようやく喫茶店を見つけて入った。

そしたら、、、何だかすごくいい感じ。一気に父も機嫌回復。大満足。伯剌西爾珈琲。これで、ブラジルコーヒーと読みます。

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マスターがなかなか面白い。いろんなウンチクを。父も気に入って。ハヤシライスや、焼ハヤシ(焼きカレーはよくあるけど、、)。自分はカレー。なかなかおいしい。巨峰やマスカット系の100パーセント果汁も美味しい。あと、県外の人には、自宅になった大量のカボスを配っているみたいで、袋にいっぱい、、3袋も頂いた。

と、まあ昭和の町。一旦、分かって、入り込むと、興味深いところがたくさん。結構見ごたえがある。いい感じ。でも、案内が、、、、。最初、どこに行ったら情報がもらえるか分からないし、駐車場も探すのに苦労したし、、。どこが昭和の街並みと行っている場所なのかも、分からないし、食べるところも、、情報がない。せっかくとっても良いところなので、もう少し案内が良くなることを期待したい、、、。行く人は、あらかじめネットなどでしっかり情報を集めて行った方が良さそう。

と、まあ週末親孝行旅行、大成功、かな、、

まあ、両親もあまり動けないので、もともと一日2箇所、、の目標で動いていたけど、ちょっと移動距離が長すぎたか、、、。運転手はちょっと疲れたが、まあ両親も満足してくれたので、よしとしよう。自分たちも、それぞれの場所、すごく満喫できたし。

沖縄、阿嘉島の週末旅。出会ったのは、国際的な歌姫、A.T!

GoToで週末弾丸ツアー。いつもの阿嘉島へ。那覇ラソン以来の久々沖縄。

 

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朝いちの飛行機で那覇に飛んで、泊港からフェリー座間味で1時間半。昼前には、慶良間の阿嘉島、楽園に到着!ゆっくりエネルギー注入、が出来たらとの思いだけだったのだが、やっぱり旅は、思いがけない出会いが付いてくる!濃厚な週末になった。

 

民宿Kawai Diving

ここのテラスからの眺めが最高!目の前がビーチ。これを見に、毎年、、、10年以上。

阿嘉島、前浜ビーチ

夜は、このテラスから見える星空も最高!泡盛片手に流れ星を眺めて。

食事も最高。新鮮なお魚と島の野菜。を、高級レストランのようなディナー。モーニングも手製のふっくらパン。

 

海!も出会いがいっぱい

土曜の到着後は、港近くで、昼飯「カジキの漬け丼」たっぷり食べたあとは、早速にヒズシビーチでシュノーケリング。まだまだ沖縄の海は暖かい。気温より水温の方が高い!。

水深1.5m程度の浅瀬で60cmはある馬鹿でかい魚に遭遇。サンゴをバキバキ割ってかじっていて、近寄っていっても、逃げない。なので潜って底の石にしがみついて観察。石づたいに這って少しづつ近づく。でも動じない。なので1mぐらいに近づいて、もう手が届きそう。目をギョロギョロ、クルクル、動かしていて、時々こちらを確認しているみたい。やがて、向きを少し変えてこちらを正面に見て、ジッとにらめっこ状態。でっかいガチガチの歯が見える。ちょっと怖い、、これってヤバイ?、、。息をこらえてジッと、、(まあ、水の中なので、もともと息はこらえているのだが、、、)。10秒ぐらいしたら、また餌を探しながらウロウロし始めた。かなり興味深い体験だった。

後で民宿の人に話してみたら、それって、ゴマモンガラかも、、と。ダイバーがサメよりも恐れる、危険なお魚。ネットで写真、確認したら、確かにゴマモンガラ。攻撃されたら、カジられて指一本持って行かれた人もいるらしい、、。危なかった、、、。

grapee.jp

二日目、午前中は、阿嘉島ベストビーチの北浜(ニシバマと読みます)へ。相変わらず芸術的な美しいビーチ。ただこの日は波が強すぎてとてもシュノーケルはできなかった。

ので「カメカメ」と言うビーチへ。ウミガメさんがたくさんいるビーチ。今回も亀さんと水深2mぐらいをしばらくランデブー。これこれ!

 

民宿での出会い

今までも、思い出深い数々の方達と遭遇したこの民宿。今回も、、、、すごい人と。

まずは、民宿にすでに何泊かしている人。ビーチで宇宙人の写真を撮っている、、と。たくさんいるよ、、と。ん?なんだかヤバイ人?写真を見せてもらった。確かに、、、、居た!元イラストレータ。今、ブロガー。これで生活している人、初めて実際にお会いした。

そして、今回の阿嘉島での出会いエピソードナンバー1は、彼女。高橋あず美さん。フェリーで島に付いて民宿のお迎えの車で一緒になって、自己紹介。小柄な女性の一人旅風。

午後のヒズシビーチでは、ビキニでシュノーケル。長めの白いきれいなフィンをつけて、人魚のように優雅に泳いでいて、、、すごいなあ、、と。ビーチに戻って嫁さんと自撮りをしていたら、、撮りましょうか、、と来てくれて。なんだか角度やら気にして撮っているなあ、と思ったら、嫁さんとのツーショット、すごく芸術的な写真を撮ってくれた。

阿嘉島 ヒズシビーチ。photo by 高橋あず美

夕食、同じテーブルになって、色々話をしていたら、歌を歌ってます、、と。ドリカムのバックコーラスしてた、と。へえーーー。

 

高橋あず美さん、、、

身長151cmの嫁さんよりさらにちっちゃい女性なのに、何だかすごい、、なあ、と思いつつ、おしゃべりを小1時間。ツアーで色んなところに行って、台湾も楽しかった、、とか。

 

media.muevo.jp

夕食が一通り終わったとところで、民宿の奥さんが話に加わり、テラスでみんなでおしゃべり。このおしゃべりタイムがとっても楽しい民宿。

その奥さんが動画は無いの、、と、彼女に聞いている。有りますよ、、と、で、見せてもらったら、、、、え?ニューヨークのアポロシアターで歌っている。で、、、去年2019年、優勝しました、、と。

え?え?え?

超、すごい歌姫さんだった。

www.youtube.com

二日目のお昼は、民宿のテラスから、Webで生ライブ配信中。横から、生の歌声を聴くことができた!すご。

 

沖縄、阿嘉島の海を満喫。いつもの民宿満喫。そして、出会い。

今回も、、超、超、満足の週末沖縄の旅となりました。

あ、それと、朝は、家内と裸足散歩、、しながら裸足LSD、、これも気持ちいい、、、。

腸脛靭帯炎を再発させないために。原因を知ってランニングフォームを直す。

腸脛靭帯炎をストレッチなどで治して走れるようになったとしても、原因を知らないままでランニングフォームを治さないと、結局いつかは再発する。

そこで、ちょっと、腸脛靭帯炎の論文読んでみた。何百とある世界中の研究で分かっていることとは?

 

その前に、腸脛靭帯炎をネットで調べてみた。けど、、、

先日、自分のブログで腸脛靭帯炎について書いてみた。

 

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腸脛靭帯炎を起こさないために

 

その機会に、他のブログやネット情報を見てみたが、ちょっと違和感。

整形外科医のページ、、、。病気の説明が書いてあったり、治療法が書いてあったり。でも肝心な、再発をしない走り方が書いてない。まあ、整形外科のお医者さん、ほとんどはマラソンなんて走ったことないだろうから、当たり前か。

それから一番多いのが「整体」関係のもの。筋肉が硬くなる、や、アラインメントが悪い、、って、。確かにそれで痛みは改善するだろう。でもそれを治しても、、結局、どうやって走ったら良いのか。それが書いてない。まあ、これも、マラソン走ったことがない人がほとんどなので、仕方ないか。

ランニングコーチのもチラホラ。でも、筋トレやストレッチや、あれやこれや。とても一般ランナーは、そんなの全部やっておられない。それにやってなくても、腸脛靭帯炎起こさない人、周りにたくさん居るし、、。ほんとにやらないと治らないの?

どうも、どれもしっくりこない。

 

今、分かっている原因は、

世界中でアスリートが、たくさんの市民ランナーが、腸脛靭帯炎に苦しんでいる。トレーナー、スポーツドクターたちは、この難問を解決しようと長年、取り組んでいる。

なので、スポーツの論文、医学論文では、何百もの研究結果が発表されている。研究の中には、地域の何百人ものランナーをすべて調べたりする膨大な研究もあったりする。

一つの研究で、これが原因、と発表されれば、次の研究で厳重に調べたら、やっぱり違った、の繰り返し。みんな血眼。

一つ二つの整体院で何十人かを経験したのとは桁が違う。ランニングコーチの限られた経験とは、信憑性も全く違う。本当に治ったか、なんて、軽々しくは言えない。できるだけ全員を何年も経過をみて、ようやく判断できて結論が出て論文になる。

それらの最近の論文、いくつか読んでみた。

中でも、特にこのような、何百もの論文をチェックしてまとめてくれるようなsystematic reviewという論文は、参考にしやすい。

専門家では無いので、完全には理解できないところもあるが、どうも、結局今、分かっていることは、たくさんの要因が複雑に重なっていて、単純な物ではない、と言うこと。人によって差もあり。これをやれば必ず治りますよ、というのは、今のところ、まだない、ということ。

そして、その中でも、原因として、少なくともこれはからんでいる、と現時点ではっきり証明されているのは、、、、

 

股関節の内転・内旋と、膝関節の内旋は、悪い。(男女で悪い動きに差がありそう)

 

たったこれだけ。みたい。

(ちなみに、これは、膝の内旋)

その他にも、候補はいくつかあるが、、まだ証明されてない。

最近、その他、新たな手法の研究で筋肉が収縮するスピード、とか神経と筋肉の反応などなんだか複雑なものが、原因となっていそうな論文も出始めているけど、これらもまだ完全に証明はされていない。

 そして、原因の要因ではない、と否定されていたものもある。

例えば、外転筋群(中臀筋など)の筋力が弱いと起こすので、外転筋群の筋トレをしよう。とよく言われる。確かに、そのような研究が発表されたことがある。しかし、それを確認しようとして何百人かのランナーを調べた研究では、腸脛靭帯炎になった人とならなかった人、外転筋群の筋力には差は無かったのだそうな。つまり、どうも関係は無いみたい、と言うのが、この論文の見解。

足関節などの角度、、これも時々書いてあるが、これも以前、そうだという研究があったけど、最終的には関係ないみたい、となっていた。

 

今できること

もし、今痛くて困っている人が居れば、まずは安静。そしてストレッチやマッサージ、整体などでの治療、頑張ってください。

そして、痛みが和らいで、また走り始めたら、、

とにかく今できることは、

1。股関節の内転・内旋をしない、

2。膝関節の内旋をしない

の二つに気をつけて、走るということ。

今できること、分かっていることは、これだけ

(もちろん、専門のコーチにフォームを直してもらう、と言うのが一番だろうけど、なかなかそんな機会を作れる人も少ないだろうし)

 

 

ネットには、たくさん情報がありすぎ、、。

ネットで色んな記事を読んで、色んなことが書いてあって。

なので、色々試して、、で、悩んで。そうこうしているうちに、またうずき始めて、休まないと、ストレッチしないと、を繰り返して。。。たくさん情報がありすぎ。

決して、色んなネット情報を否定しているわけではない。読むと、なるほど、と思う。でも結局は、この股関節と膝関節の動きに集約されていそう。

例えば、このページ、、(決してディスっているわけではありません。その通りだと思うのです。そして、、痛み改善前と後のがあまりにも分かりやすくて、参考にさせてください)

kishiropt.com

これに、筋膜を解した前と後、痛みがある時と改善した後の写真が載っていた。(すいません、写真、お借りしました)

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左が、痛い時。そして、右が、痛みが改善したあと。筋膜をほぐした後。として紹介されていた。

が、これって、、

左の痛い時、この曲げ方が、まさに、股関節の内旋、と膝関節の内旋、の典型的な悪い曲げ方。

そして右が、股関節と膝関節が、まっすぐ、の曲げ方。理想的な曲げ方。

つまり、筋膜をほぐして改善した、と紹介されていだが、論文から解釈すると、たぶん、この関節の動きがまっすぐできるようになった、ので、痛みが改善した、と言うことなのだろう。これが、まさに示されている写真だった。

ちなみに、腸脛靭帯炎になったことがある人は分かると思うが、完全に痛めて痛い時はこの右の良い曲げ方、姿勢ができない、、。腸脛靭帯周囲の筋肉はガチガチでスジのようになっている。筋膜を解してもらったり、アラインメント、と言うようなものを整えてもらったりして、この姿勢ができるようにしてくれる整体、は、自分もとても重要だと思っている。自分も良く利用して助けてもらっている。本当にいつも感謝です。

でも、、、やっぱり情報過多。最低限まず忘れてはいけない上の二つ、股関節と膝関節の内転内旋。確かに、ほとんどのに書いてはあるのに、埋もれてしまっている。

 

ウルトラマラソンで腸脛靭帯炎になって気づいたこと

自分は、これまで何度も腸脛靭帯炎を繰り返してきた。その度に色々調べて、色々試して、今度こそは治ったかな、と思って、でも再発を繰り返してきた。結局、何が一番重要なのかが分からなかった。

ランナーなら、おそらく分かると思うが、常に、より良いフォームを追求する。現状維持で、ではなく、もっと速く、もっと長い距離を、などの気持ちがあり、そのためにフォームを改良する。楽に走れるフォーム、速く走れるフォーム、を発見。と思っていたら、また腸脛靭帯炎。2年ぐらい再発しなくて、もう大丈夫かな、と思っていても、そのフォームを変えたことがきっかけで、再発。となる。

でも、最近、最終的に完全に克服した、と思っている。 

kimamanitabishitetanoshikurun.hatenablog.com

 

その自分が気づいたポイント。なんと今回まさに論文に挙げてあった二つ、股関節の内転、内旋と膝関節の内旋をしない。と完全に一致した。やっぱり。(なぜ気づいたか、なぜこの二つをしないと痛くならないのか、が説明してあるので、是非、前のブログも読んでください。)

実際に、100km以上の超ウルトラでも、途中でうずき出しても、これさえ気をつければ、その先は大丈夫。

 

原因を知ってしまうと「すごく気が楽」。これがとても重要

原因を理解してしまうと、さらに大きなメリットが。

これまで何度も腸脛靭帯炎を繰り返してきたが、治ったと思っても、いつも常に心の中で怖かった。またいつ再発するか。ウルトラを走っていても、またいつ痛み始めるんだろう、、と、不安をどこかに持っていた。

それは、原因を知らなかったから。

でも、今は原因を知ってしまったので、すごく気が楽。超ウルトラを走っていても、うずき出したら、こうすれば良い、と分かってしまったから。そして、この「気が楽」と言うこと。それがとても重要!

途中で何が起きるか分からない超ウルトラ。不安が一つ減る、と言うことがどれだけ大きな助けになるか。

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人によっての違いがあることは、忘れずに

自分は、今のところこの股関節と膝関節の内転、内旋にだけ気をつけていれば(あとはワラーチ、練習は裸足ラン)、腸脛靭帯炎を克服できていそう。

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でも、研究論文にあるように、本当に人によって色んな原因が複雑にからみあっているみたい。なかなか難しい問題みたい。

なので、これだけで皆さん治るとは到底思わないけど、少なくとも、この二つだけはまずは注意するのは忘れずにおいたほうが良さそうです。

ご参考になれば。

福岡のカナダキッチン、こんなところに、、

今朝は、裸足ランで1日をスタート。

10kmだけど、最近、走る度に、少しずつさらに良い感じになってきている感じ。なので、裸足で走るのがさらに楽しみ。

河川敷のサイクリングロードは、台風で増水の後に泥で埋まっていた。それが綺麗に整備されていて、小石はかえって減ってくれていて、走り易い!本当に有難い。

最初は、まあキロ5分ぐらいまでボチボチ上げようか、、ぐらいに思って走っていたら、20-30m先をランナーが。追いつかないかな、、と思ってスピードを上げ始めてしまって、、、。そしたらその人、思いの外早い。結局キロ4分30秒まで上げて、3kmぐらい走ることに、、。まあ、良い練習になった。

裸足は10kmなら足裏も大丈夫だけど、少しヒリヒリし始めるので、まあ、頑張っても20kmが今は限界かな。まだまだソフトな接地を追求しないとなあ。

 

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 田んぼの中に、カナダキッチン

先日行った、カナダキッチン、の紹介。

福津市のカナダキッチン

以前、3年ほどカナダに家族で住んでいたことがあった。カナダつながりの友人から、カナダキッチンというのがあるよ、という話を聞いて、嫁さんと、行こう!となった。

tabelog.com

福岡の福津市。結構、街外れのひろーい田んぼの向こう。一画が住宅街。こんなところに本当にあるのかな、、と不安になりながら進むと、突然、あ、あった。

日曜、と言うこともあって、結構お客さんがたくさん。友人が行ったときは、少し英語でおしゃべりができて、と言うことだったので、自分もちょっとおしゃべりを楽しみたかったけど、、、、結構忙しそう。

キッチンカーの中で、見るからに陽気そうなカナダ人のおじさん、と日本人の女性が二人、忙しそう。中では、英語が飛び交っている。

おじさん、注文を聞いてきた時は、上手な日本語で聞いてきたけど、、ちょっと勇気を出して英語で注文!すぐに英語での会話が始まり、、、ほんの二言三言、だったけど、、楽しく!

あ、この味!!っのバナナマフィン。懐かしかった!!

カナダキッチン、バナナマフィン

また、ゆっくりした平日にでも行ってみたいなあ。

 

 

熊本城に行ってきました。

平日に入ったお休みの日。熊本城に行ってきました。

所ジョージの番組、所JAPANで、地震の修理中の熊本城が紹介されていて、それならば行ってみようか、、と急遽、行ってみることに。

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前日は、鹿児島

もちろん、コルドリーブスで前日入り。

のはずが、なぜか熊本を遥かに通り越して、延々、鹿児島まで足を伸ばして一泊。仕事が終わって出発なので着いたのは10時すぎ。

知人の焼き鳥屋で、なんだか色んなお酒を酌み交わし、、。

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熊本城

翌朝はゆったり起きて、鹿児島市内の公園をブラブラ、クリモのお散歩。

高速を2時間かけて戻って熊本城へ。途中昼ご飯は、もちろん熊本ラーメン

 

熊本城は、平日で見学者は少なかったけれど、それでも普段の平日より、かなり多かったみたい。案内の人もテレビで紹介されたから増えたね、、と言っている。見学者も、ほぼ皆さん、あそこが番組で言っていた、、などと、いかにもテレビを見て来ることにした、というのがすぐ分かる会話をしている。やっぱりテレビの影響力は大きいなあ。

修理中の見学のために作られた、空中回廊を歩きながら見れるのは、今ならでは。防衛のための升形を高い位置から見下ろすことができたり、とか。

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天守閣の屋根は、綺麗な漆喰の白がまだ見える状態。きれいだった。

4年も経っているのに、石垣は、まだ相当な範囲で壊れたままだし、建物もあちこち壁にヒビが入っていて漆喰が剥がれたまま。修復には、まだ相当な時間がかかるのだろうな、と実感させられる。

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熊本、がんばれ!

コルドリーブスで、玖珠から小鹿田焼窯巡り、週末の一泊旅

玖珠のカタリヨへ

土曜は仕事を終えて夕方から大分の玖珠へ。いつものカタリヨ。

retty.me

ここに来ると、なんだかホッとする。生ビールの後は、ワイン。赤と白と。

大将考案の玖珠名物、竹炭で作った「機関車石炭唐揚げ」。

玖珠のカタリヨ。機関車石炭唐揚げ

inkusu.com

これが旨い!

グリーンカレーで作ったピザも。鶏皮餃子も、、、。どれもオリジナルでとっても美味しい!最高。

夜は、玖珠の道の駅で。ここはよく使うせてもらうので、勝手知ったると言う感じ。

コルドリーブスで玖珠の道の駅

 

10月4日日曜

ゆっくり起きて、のんびりと。

国道をブラブラと日田まで戻って。

途中、慈恩の滝道の駅で、大分ならではの、むぎ焼酎をゲット。

玖珠、慈恩の滝

小鹿田(おんだ)焼の街へ

今回のメインの目的地は、小鹿田焼

小石原にはしょっちゅう行くのに、小鹿田焼は初めての訪問。

この二つの街は地図上では近くの集落で、山をひとつ二つ越えたところなのだけど、その山を直接超えるのは、ちょっと道が険しい。なので、車で行き来は難しい。

両方を車で行き来するには、一度、日田まで出ないといけない。そうするとかなり遠い。

この二つの焼き物は、飛びカンナなどの模様はとてもとてもよく似ている。差がよく分からない、、。ので、それぞれを訪問して色んなものを見てみたい。

日田から耶馬溪の方に北上して、途中を左折。一気に山の中へ。ほどなく、ほぼ突き当たるように小鹿田焼の小さな集落。皿山。

その集落、、。歩くと、色んなところから、ギーッコ、ギーッコ、、、ガッコ、ガッコ、、と唐臼の音が。たくさんの、そして色んな音色の唐臼の音が響いている。なんとも言えない、風情のある集落。

登り窯も沢山あって、その一つはちょうど火を入れていて煙突から煙がモクモク。

小鹿田焼の街、皿山

小石原とも、またかなり違う雰囲気。来た甲斐があった!!

 

まずは、昼ごはん

集落に溶け込んだ、「山のそば茶屋」さん。

しっとりとした、お蕎麦、美味い!!!

小鹿田焼、山のそば屋さん

お蕎麦を満喫、満腹、、で、いよいよ集落、散策へ。

今回もコーヒーカップをメインに探しながら、窯をめぐる。10軒以上はあるのか、、。狭い範囲にたくさんあり、一気に見て回れる。

小鹿田焼独特の柄や雰囲気は、飛びカンナや櫛での波、そして色など、どこも統一された伝統のもの。でもやっぱり窯ごとに、特徴がしっかり出ている。それと、安い、、、。見た感じで予想した金額の半額近い。ここの特徴、相場、なのかな、、。

コーヒーカップは、飛びカンナのもの。とっても良いのに巡り合った。

飛びカンナの模様は、一個一個、個性があって、その中から自分好みのを選ぶのが楽しい!その中の一個。

同じパターンの色、柄のカップがたくさん並んでいて、色はシンプル。普通かな、、と見ていると、この一個だけ、なぜか自分の気持ちにピッタリ。目を奪われた。別の窯を巡って戻ってきても、どうしてもこの一個だけに、目が止まる。

と言うことで、これに決定。

小鹿田焼、カンナ模様のコーヒーカップ

 

実は、良いなあ、と思う候補のが、別の窯にもう一つあって、、。そちらは、飛びカンナではなくて、小鹿田焼の特徴的な青と黄色の色が入って、櫛の模様、、、、。良かったなあ。やっぱり欲しかったなあ。次の機会に、、、。

 

帰りは、途中のカフェでのんびりコーヒー。

 

スケジュールでは日曜の一日のみの休み。でも、気張らずにゆったり準備して、前日入りできて、のんびり山村を回れる、、、。

キャンピングカーならではの贅沢に感謝、、、。

腸脛靭帯炎をおこさない走り方?

腸脛靭帯炎を克服できた。

完全に克服したのでは、と自分では思っている。(勝手に?)

なので、なかなか治らない、とか、繰り返す、など、自分と同じように悩まされている(いた)ランナーの方に、参考になるのかも、と思い、書いてみた。

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なぜ、克服できた、と思っているのか、、。

走って鍛えたから?

いや、以前より練習のランニング距離自体は少ない。でも、超ウルトラを走っても大丈夫になった。

今でも、ウルトラなどを走っていると、フォームが乱れてきたり、特にその時に下り坂だったりすると、少しうずき始める時がある。良く書いてあるような「オーバーユース」だけが痛みの本体なら、もうそれでおしまいだろう。あとは痛くなるだけ。

ところが、それからフォームを整えると、あとは大丈夫。その先、何十キロでも平気で走れる。まったく痛くない。なぜ痛めるか、フォームのどこを整えるか、が分かってしまったので、それ以上は痛めない。

と言う状況なので、完全に克服できたのでは?と思っているわけです。

そして、誰でも簡単に克服できるのでは?とも思ってます。

 

ちなみに、

ストレッチ?してません。

特別な筋トレ?中臀筋(外転筋群)を鍛える?してません。

ローラーでマッサージ?してません。

ソール?使ってません(ワラーチなので、クッションなしのフラットソール)

ワラーチだから?ワラーチでも、やっぱり痛めて、その後、克服した。

サポーター?使わなくて良くなりました。

整形外科?行ってません(ちょっと話をしたら、休め、と言われました)

整体?行ってません。

 

そんな、その場しのぎの対症療法ではありません。

痛める動き自体を痛めない様な動きに修正する。つまりフォームを意識的に修正できるようにする、と言うこと。

 

そのやり方に気が付いたら、というか理解したら、あまりにも、当たり前。簡単。

たぶん、みんな賛成するだろう。それはそうだろう、、と。当たり前じゃない?、と。

今まで、なんで、この説明がなかったのか不思議。他の人には当てはまらないのかなあ?

まあ簡単なことなので、やって損はないと思うので、試してみてください。

 

それと、ちなみに、自分は整形外科医や整体療法士ではないが、この辺のことは素人ではないので、まあ、ある程度は信じながら読んでもらえば、と。

(加筆)この記事の後、論文を読んでみたら、どうも当たっているみたい。そちらも読んでみて。

 

kimamanitabishitetanoshikurun.hatenablog.com

 

 

まず、なぜ痛いのか、痛めるのか。

ネットで調べれば、色んなところに普通に書いてあるので、これは明確。

膝を曲げると、大腿骨の外側上顆の上を腸脛靭帯が通り、摩擦を起こす。

 

yamate.jcho.go.jp

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上のイラストは、上のホームページに書いてあるもの。

ここまで書いてあるのに、どの説明も、ストレッチなどの治療法は書いてあるのに、起こさない走り方、、が書いてない、、。なぜ?

 

腸脛靭帯炎を起こさないようにする方法

と言うことで、この摩擦を起こさないようにするために、自分がしていることとは、、

要するに、

「膝の曲げ伸ばしで、腸脛靭帯が大腿骨の外側上顆の上を通り、摩擦を起こす。ので痛める。」

なので、

「膝の曲げ伸ばしでも、腸脛靭帯が大腿骨の外側上顆の上を通らないようにする。摩擦が起きない。ので、痛めない。」

これだけ。

 

え?膝を曲げると、腸脛靭帯は、必ず大腿骨の外側上顆の上を通って後ろに行くものじゃないの?

そうなんです、走る時に着地するときの45度程度の軽い膝の曲げ方なら、上手く曲げると通らないんです。腸脛靭帯は、膝を曲げても、外側上顆の前に残っているんです。

つまり、こんな感じ。

 この青い線のように、膝を曲げても、腸脛靭帯が外側上顆の前に残るんです。なので、曲げ伸ばしをしても摩擦が起きない。

腸脛靭帯が外側上顆の前に残るようにするには、、

よく書いてあるのが、

股関節の内転内旋、膝関節の内旋が悪い。O脚が悪い。

rikujo.taiiku.tsukuba.ac.jp

股関節の内旋・内転、膝関節の内旋

 

だけど、なぜ、それが悪いのかが書いてない、、、。なんで??

そして、逆に、股関節の内転・内旋や膝関節の内旋をしない人は、なんで腸脛靭帯炎を起こしにくいのか。なぜ、それを説明してくれないの?

(時々書いてる理論が、、膝の内旋で、足の外側の筋肉に負担がかかる。なので腸脛靭帯に負担がかかって腸脛靭帯炎を起こす、、、。え?さっきまでの摩擦、、の話はどこに行ったの?

太ももの外側の筋肉が緊張すると、腸脛靭帯が引っ張られて摩擦の圧が増える?いやいや、ランニングで着地した時点で、相当な緊張がこの靭帯にはかかっているんだけど?)

 

自分が気付いたのは、、、

股関節を内転・内旋したり膝関節を内旋する走り方をすると、

少し膝を曲げただけで、腸脛靭帯が大腿骨の外側上顆の上を通り後ろに行く、ので、摩擦を起こす。だから腸脛靭帯炎を起こしやすい。

 

そして、股関節の内転・内旋、膝関節の内旋をしない人、つまり、まっすぐ腰や膝を曲げる人は、

30度程度の膝の曲げ方なら、腸脛靭帯は、大腿骨の外側上顆の前に残る。摩擦を起こさない。だから、腸脛靭帯炎を起こしにくい。

あまりにも、当たり前じゃない?

そう言ってくれれば良いのに。 

 

なので、

それぞれの人が自分の感覚で、大腿骨の外側上顆の上を腸脛靭帯が通らないような、まっすぐ腰や膝を曲げるやり方を覚えてしまえば、それですべて解決するのでは、、。

 

うーん、当たり前過ぎて、、。ほんと?

でも、少なくとも、自分はこれで克服できました。

 

腸脛靭帯の動きの確認方法

次は、どうやって、大腿骨の外側上顆の上を腸脛靭帯が通って後ろに行くか行かないか、を確認するか、です。

これが簡単

 

立って、膝の外側、大腿骨の外側上顆を確認。

外側上顆は、大腿骨の一番下、膝の外にある、グリグリと少し出っ張っているところ(赤丸)。上と下の二箇所ある、と言う人は、上の方が正解。下はおそらく、腓骨、、膝より下の骨の一番上。

膝を伸ばした時の、腸頸靭帯と外側上課の位置

そして、まず、膝が伸びた状態で、その外側上顆を人差し指と中指で軽く触ってみる。そして軽―く抑える。

次に、そこから踏み込んで、軽く膝を曲げていく。

そうすると、人差し指や中指が、ゴリゴリっと外側上顆を外れて、後ろの方に移動して行くのでは?特に、今これを読んでいる人は、腸脛靭帯炎を起こす人だと思うので、ゴリゴリっと後ろに行くと思う。靭帯と一緒に、表面の皮膚も外側上課を超えて後ろに行くのが分かる。

腸頸靭帯が外側上課を通り摩擦


これが、あの「腸脛靭帯が大腿骨の外側上顆の上を通って後ろに行く、そして摩擦が起きる」ということ。この摩擦を何回も繰り返していると痛くなる。

自分が腸脛靭帯炎になって、痛みのあるここを触っていた時に、最初にこれに気づいた時には、ちょっと絶望した。膝を曲げ伸ばしする度に、これだけゴリゴリと靭帯がこの出っ張りの上を通るのに、この摩擦に靭帯が耐えられるようになる、なんてことがあるのだろうか?と疑問に思っていた。

でも、そうなんです。曲げ伸ばしの度に、靭帯がこの外側上顆の上を毎回ゴリゴリと通るかぎり、靭帯は耐えられない、、。

 

膝の曲げ方の修正方法

修正するのは、膝を内旋しないように真っ直ぐに曲げる。こと。

上からみて修正してみる。

膝を曲げて踏み込む時に、内旋しない様に気をつけて、まっすぐ踏み込んで膝を曲げてみる。上から見ると、膝で爪先が隠れる様に、真っ直ぐと。

今まで内旋気味だったと思うので、普通に曲げると、膝は爪先より内側に行くのでは?

以前の自分が、これ。

なので、それが内側に行かないように真っ直ぐ。最初は、むしろ膝が少し爪先より外側ぎみになるように曲げても良いかもしれない。

この真っ直ぐ膝を曲げるときに、最初と同じ様に、伸ばしたところで外側上顆のあたりを人差し指と中指で軽く触りながら、膝を曲げてみる。
膝が上手くまっすぐ曲がると、今度は、人差し指や中指が、そのまま外側上顆の上に残っているのでは?

腸頸靭帯炎を起こさない膝の曲げ方

これが、「腸脛靭帯が外側上顆の上を通らない」膝の曲げ方。

 

腸頸靭帯炎を起こさない靭帯と外側上課の位置

確認するために、わざと膝を爪先より内側に入れて曲げて内旋させて、指が外側上顆の上をゴリゴリっと乗り越えて後ろに行くようにしたり、真っ直ぐに踏み込んで、外側上顆の上にそのまま残るようにしたり、を繰り返して、その膝の曲がり方の差を確認してみると、分かるのかも。

 

自分は、腸脛靭帯炎を起こすのは右だけで、左は起こさないので、右と左の差で確認できる。

左は膝を曲げてもそのまま指が外側上顆の所に残るが、右は、ゴリゴリっと乗り越えて後ろにいく。

これを確認しながら、自分なりに、真っ直ぐに曲げる方法、感覚を探してみる。

この時の参考ポイント、2点ほど

 

参考ポイントその1。膝だけでなく、股関節の内転・内旋にも注意。

股関節の内転・内旋と膝関節の内旋は、ほぼ同じ動きで起きるので、ペア、の様な感じ。

股関節が真っ直ぐに曲がらないで内転・内旋すると、膝の内旋は治らない。

そしてさらに悪いことに、股関節が内転・内旋すると、膝と同じ様に、この腰のところでも、腸脛靭帯の上の方で炎症を起こすことがある。

大腿骨大転子部滑液包炎というもの。腸脛靭帯の上につながっている大腿筋膜張筋に炎症を起こす。

kannakyoto.blog106.fc2.com

上のホームページの解説がわかりやすい。そのイラストを使わせてもらうと、この赤丸のところが大転子で、靭帯の上の方が、ここのすぐ前に通っているのが分かる。

自分は、フォームがみだれて膝の腸脛靭帯炎を起こしそうにうずき出す時には、大体、この上の方の腰のところ大腿骨大転子部滑液包炎も、うずき始める。

腸脛靭帯は、太腿の上の方、外側に伸びている。

股関節が伸びている時には、腸脛靭帯の上端の大腿筋膜張筋は、大転子(大腿骨の上の外側の出っ張り)の前にある。股関節を真っ直ぐ曲げると、腸脛靭帯が大転子の前に残るので大丈夫。しかし、股関節を曲げるときに、内転・内旋すると、この靭帯が大転子の上を乗り越えて、後ろに行く。ここで摩擦が起きる。

確認方法は、膝の時と同じ。

腰の外のグリグリ(大転子)の上を指で触って、足を踏み込んで股関節を曲げる。股関節が内転する人(以前の自分)は、前にある靭帯がゴリゴリっと大転子の後ろに移動するのが分かる。

なので、股関節を曲げても、大転子の上を移動しない様に、まっすぐと曲げる様に修正する。

 

上にも書いたように、この股関節の内転・内旋と膝関節の内旋は、ほぼ同じ動きで起きるので、ペア、の様な感じ。そして、この動きをすると、腸脛靭帯は、上の方も大転子の摩擦で痛め、下の方も外側上課の摩擦で痛め、、で、痛くて走れなくなる。

それを、まっすぐ曲げると、上も下も、ゴリゴリっと突起の上を通らなくてすむので、痛めない。

ちなみに、自分は、ウルトラを走っている時にうずき始めると、この腰の大転子のところを走りながら触ってみて、靭帯がここをゴリゴリっと通らない様に確認しながら走るフォームを修正する。膝のほうは、走りながらでは触ることはできないので、腰で確認するようにしている。

 

kimamanitabishitetanoshikurun.hatenablog.com

 

参考ポイントその2。ケンケンで修正。

この股関節と膝関節を真っ直ぐに曲げる、という感覚は、自分はケンケンで軽い登り坂を上ると分かりやすかった。

ケンケンでしっかり踏ん張って登ろうとすると、股関節を内転したり膝関節を内旋したりすると横に倒れてしまうので、必然的に坂の上方向、まっすぐ前に踏み込んで、股関節も膝関節もまっすぐ曲がる。

 

実は、自分がこの膝を曲げても「腸脛靭帯は外側上顆の上を通らない」と言うのに気づいたのは、このケンケンだった。

腸脛靭帯炎を起こして、しばらく走れず、その後、少しづつ走り始めた時だった。

少しうずく感じは残っていたのだが、少し筋肉トレーニングを、と緩い上りの傾斜をケンケンで登ってみた。そうすると、全く痛くない。ランニングではまだ少しうずくのに、ケンケンになると全くうずかない。

なぜだろう、と思い、そのケンケンのときにうずくハズのところ、膝の外側上顆の上を触ってみると、踏み込むために膝を曲げても、今までグリグリっと後ろに移動していた腸脛靭帯が、外側上顆の前に残ったままで、グリグリっと乗り越えていない。のに気付いた。

今までは、膝を曲げると、腸脛靭帯は必ず外側上顆の上を通って後ろに移動するものだ、と思ってた。なのに、このケンケンのときは、膝を曲げても、腸脛靭帯は、外側上顆の前にそのまま残っている。

え?膝を曲げても、必ず後ろに行く、とは限らないの?

まさに晴天の霹靂だった。目から鱗、というか、、。なんで、誰も教えてくれなかったの?なんで、どこにも書いてくれてなかったの??

 

そして膝の曲げ伸ばしを繰り返しながら、なぜ乗り越えないのかを確認していると、膝が内旋せずにまっすぐ曲がると乗り越えないのが分かった。

 

と言うことで、すべての人に当てはまるかどうかは分からないが、腸脛靭帯炎の人は、ちょっとケンケンで、緩い登り坂を登ってみてはどうか。股関節や膝関節をまっすぐ曲げる、という感覚が分かるかもしれない。

 

kimamanitabishitetanoshikurun.hatenablog.com

 

 

サポーターやソールで、効果がある人は?

おそらく、サポーターしたり、ソールを入れたり、などなど色々している人もいると思う。自分も、ザムストのサポーターをして、ある程度効果があった。しかしこの腸脛靭帯の動きを理解してしまった後で考えると、なるほど、そこを修正しようとしているな、と分かる。ただ、上手く修正されていない人は、効果がないだろうな、とも思う。

[rakuten:zamst:10000015:detail]

逆に、そんなものを使わなくても、自分で意識的に、まっすぐ腰や膝を曲げて、靭帯がグリグリを乗り越えない様にするフォームを身につければ、それでOKということ。

 

そもそも、、

そう。そもそも、人は、長い距離を走れる様に進化してきた動物だ。

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なのに、走るたびに、靭帯がグリグリと骨の突起の上を通り、摩擦で炎症を起こして痛めてしまいやすいようような形をしている、って、おかしいでしょ?なんでそんなところに靭帯があるの?なんでそんなところの骨が突出しているの?

そうなんです、きちんと膝と腰を真っ直ぐに曲げれば、長距離ランニング程度の膝の曲げ方では、靭帯はグリグリを通らないように出来ているんです。

むしろこの位置に靭帯と骨の突出があって、このでっぱりが滑車のようになって、膝から下を前に引っ張って伸ばすなど、効率的に動かせる様になっているのかな、とも思い始めた。この位置に靭帯が必要だった、この位置に骨の突出が必要だった、そのように進化した、と言うことなのではないだろうか。

 

痛めた時は、まずは休んで

今まさに完全に炎症を起こしてしまっているのなら、しばらく休むしか無い。まずは炎症を抑えて。が、まずやるべきこと。

でも、炎症が治って痛みが引いても、またそのままのフォームで走ったら、当然、また起きる。(起きていた、、)

なので、少し痛みが引いてきたら、まずは股関節と膝関節。真っ直ぐ曲げる感覚を身につけて見ては?

どうですか?試してみませんか?損は無いかと。。

 

ご意見を聞かせて。

自分はこれで克服できて、超ウルトラも走れるようになった。でも、当然だけど、他の人がこれで治るのかどうかは、分からない。

もし、これを読んで試してみた方がいらっしゃったら、これで治った、とか、やっぱり治らない、とか、ご意見をコメントで聞かせてもらえると、とっても参考になります。

書いてある意味がよく分からん、、などでも良いので、聞かせていただければ有難いです。